2018年11月18日 (日)

儚さゆえ、、

まったくもって便利な時代。

読みたい論文などは、ネットから簡単にアクセスしてプリントが可能。
先日関西の国会図書館を訪問するチャンスがあったけど、多くの資料がそこに保管されていると知っても、ネットの簡単検索は問題外として、個人が時間をかけて練りだして論集とした汗の紙面をこうも簡単にネット上で探し、読める、印刷し得る、、、
これでいいのかな、と思いながらも必要な書類を家の机の上で用意できたということだけで、
不思議な充足感もある。人間て勝手。

でも本当に欲しいものは購入します。
打楽器関連ルーツに関するものは見つければ必ず、そして、リズムの優れた研究本は必ず購入しているので、打楽器専門書ラックは青森と東京に分けて置いています。東京の小さな空間には本の置き場所がなくなっているのですが、青森に置いている古い資料を読みたくなる時は、ちょっと不便。でも仕方ありません。

最近はマリンバとマラカスの歴史を紐解く貴重な文献と出会いました。
フィールドワークはなかなかに資金もかかるため、最近はあまり遠出はできませんが、現地で暮らした研究者の文献は貴重すぎる資料です。
私は基本は全て演奏や創作への起動、という意味でこれらを学びます。学術研究としての余裕があればそれはそれで発表物になる喜びもありますが、どうやらそこまでの忍耐と技術をもっていない、、ならば、やはり創作への伴侶として自分の横に置きたい資料の山。

その一つに、舞台演出の裏側を知る、という関心も大きな位置づけ。
かつてエジンバラで観た日本の演劇に感動し、帰国後はその舞台美術の朝倉摂氏の著書から離れられない時間がありました。実際に朝倉摂氏とあるパーティでご一緒できて、その時の感動を伝えることができました。嬉しいことに、その巨大で大量の襤褸布で作った見事な美術について、ワイングラスを持ちながら私に少し会話を向けてくれました。

70年代にはロックンロール、クイーンが世界を席巻していた頃、私は中高生時代。
吹奏楽の先輩からその存在を知らされていたけど、実際に耳にするチャンス、目にするチャンスなどはずっとあとから。
そして、ここにきて、「ボヘミアンラプソディ」の映画である。
観た人はそれぞれの感想で、きっと蘇った名曲を聴いている、に違いないけど、私自身も高校時代に触れたクイーンのビート、あの声の響き、あ、これのことだったのか、、と好きを認識できるまで随分な時間がたったけど、、、

そして、そのクイーンのことに関する本。読みもって面白くできている。
著者がフレディ マーキュリーのローディ、だから買いました!!
クイーンの研究者ではなく楽器や舞台演出や総じて裏側を全て仕切った肉体労働の音楽プロフェッショナルの買いた本。

ここにはその筆が、おそらく真実と愛憎と「愛」「懐古」で埋められていたとしても、それでも、そこは専門の目線、王冠をかぶったヒーローの音楽制作の心理を肌で感じたプロの秘密の言葉隠されているのでは、、
懐古どころか、舞台の1秒のスリリングなどが記されている本。
美への追求者。
そのたった1行の歌詞が、こちらの心にドンと置かれて消えようとしない、その重みある歌詞が、どうやってその創造者に生まれ降りたのか、、
貪欲に探りたくなる、、

それは敬愛するミュージシャンと共演する時、常に私に降りかかる、、、
その美しい儚い言葉は、、どうしてあなたに降りかかったのか、、
それを探ろうとする私はなんなのか、、、

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2018年11月16日 (金)

秋の花

窓越しに朝の光を浴びて、、

大家さんがくださった菊花展に飾られた花。
ボンボリは子どもの頃、近所あちこちに咲いていたな、、、
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最近、ミュージシャンの訃報も多く、、残念。
もう一度聴きたかったなと思うピアニストの佐山氏、、
学食で一度一緒にご飯を食べたことありました。それからこっそり、ジャズの歴史講座(大学講義)に学生に混じって忍び込み、授業聴講。これはとても面白くって、こんな贅沢な授業を受けているのか、学生は幸せね、、って思ったけど、突っ伏して寝込んでいる学生とか、、
おいおい、、勿体無いじゃないの、、、
私はのめり込んだ授業でしたけど、ジャズが身近に感じるような導きをされていました。
安らかに、、、合掌、、、

2018年11月14日 (水)

river

ジョニ ミッチェルのCDは以前にもブログに書いていますが、今日はとっても聴きたい気分で、特に好きな「River」を何度も、、、

先日はクイーンの映画、ボヘミアンラプソディに酔いましたが、、、
ここからは新谷の感じるまま、、
クイーンの楽曲は短編小説で爽快、しかし寂寥のロック!
そしてジョニ ミッチェルのギターで歌う1曲1曲は完結した野外劇。
絵画というよりは動く芝居のよう、、

長い詩、自然の川の流れのように滞りなく、いつもそこに流れる、、
今日も明日も、、
叙事詩という人もいますが、私は芝居の語り手が、客席を超えて、ずっとはるか向こう、誰かへ、遠くにいる人へ目で追いかけながら、姿は見えない空間へ、呟いているようにも感じます。

あなたの川へ、
私の川は自然に流れる、、、
そんな風に、歌を作っていきたいなあ、、こんなちっぽけな私も、、歌を書いている今日も。
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2018年11月10日 (土)

ナイスっ!

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教え子たちが私のロゴをケーキに🎂
最近はひっそりと迎え受く誕生日も、やはり嬉しいサプライズ、はしゃいでしまいます!
11月10日。
晴れポカポカ☀️

2018年11月 8日 (木)

充実のワークショップ

http://www.meishouhoikuen.jp/blog/blog2-1.html

画廊でのワークショップ。
クラフト、音、絵本のオノマトペ、、
上記、七戸町明照保育園のブログ(2018・11・6)の記録を読んでいただくと、その様子が伝わります。
幼児から大人まで、、これから可能な限り、内容に沿った専門家もお迎えしつつ、人と人のふれあい時間、文化楽しみ時間を広げられたら、、、そんな夢膨らませてくれる一日でした。
こうして明照保育園さんとの繋がりが生まれていること、子どもたちはもう私の名前をよく知ってくれて、玄関に入ると即刻
「あらやしょうこさん、おはようございます」
フルネームで呼びかけてくれます。可愛い、、嬉しい。。
どんどんこちらにも学びの種を巻いてくれる子どもの力は素晴らしい!!!

りんごの唄

出迎えてくれたその施設では、私の尊敬する姉のような薫さんが、施設長として働いていらっしゃる。

お父様は郷土史家、102歳で長身の紳士です。
2年前に我が祖先のことを探りたく、史家のその盛田氏に江戸末期からの新谷家(旧性 岩木屋は酒造業の歴史もあった商人)の歴史などの資料を見せていただき、それを大切にしています。ほとんどが借金や土地の譲渡などに関わる証明文書なのですが、、、

祖先のあゆみ、苦難の時代も発展の軌跡も、全てが絡んでここに線が残されている。
歴史を調べる膨大な作業に感謝を覚えました。

まずは、このご親切な教示にお礼演奏がしたくて、ようやく訪問が叶いました。
45分の予定で組んだ選曲が終わっても、みなさま会場から離れません。
お疲れにならないように配慮しての時間でしたが、気づくと歌を増やして、70分強。
生き生きとした表情に変わっていくみなさまの姿とともに、、、
私も生かされいる。
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2018年11月 6日 (火)

晴天のマリンバシアター!

友人のフェイスブックのプチ文章を紹介します。

楽しみにしていた、新谷祥子さんのマリンバコンサート。
しつらえがいつもすてきで、あしを踏み入れた時から、日常の気忙しさから開放されこころが、安らぎました。
目の前での演奏や歌声に癒されたり、打楽器で参加しながらみんなで歌ったり、楽しい時間を過ごすことができました。終演後、水墨画を見て、美味しいお菓子いただき、心もおなかもみたされた、一日でした。


と、書いてくれたKさんは、高校時代に私が通った書店の娘さんでした。
ここで立ち読む音楽雑誌が唯一、私の最新の音楽情報。高校生にはちょっと高価な音楽専門雑誌。ロックドラムの教本もあったな、、立ち読みしたのはJAZZ LIFE
バンドの名前や東京のライブハウス情報を仕入れ、そのアルバムを買ってみる、、老舗のジャズの店に行ってみる、、
手探り情報、、現実の世界、、歩いて知る、簡単には繋がらないというもがきの時代。
youtubeもネット検索もない若き日を、、ある意味ちょいと誇りに思う。

ギャラリーコンサートのエントランスは、伯母の板墨絵をイーゼルに置いてみました。
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お菓子とお茶の間の準備中の写真です。
実際は、この後、差し入れくださった方々のお菓子ものせて、たっぷりティータイム
この一瞬の時を祝う、、目の前の人と近くなってみる。
その時空間演出が、、きっと伯母も願っていたアートの一つ、、だったと思います。
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「ゴンドラの唄」
髙田雨草水墨画館1階にて
2018年11月3日&4日

2018年10月30日 (火)

開拓

小さな場所でコンサートなのに、まるで開拓精神に通づるか、探し出すもの、発想たるもの、意欲たるもの、心がグングンと新しくなる。

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座布団配色。市松模様ねらい。
江戸末期から新しい時代に移る頃、商売繁盛を願ったか、その傘の大きさに威勢あり。

2018年10月25日 (木)

ピカソと秋の色

帰宅すると玄関のノブに秋の味覚が、、、
きっと大家さんがいつものように届けてくださったに違いないのですが、ちょっと落ち込むことがあった日でしたので、それはそれはほっこりする家路となりました。
ピカソの絵の前に置いてみました。
不揃いの形、色、生命力に満ちて、、、
よかった、、
東京都ではあってもすごく静かな場所に長く住んでいられること、、、
ありがとう、秋の巡り。
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2018年10月21日 (日)

大皿

益子には何度通ったことだろう。

コンサートでも数回、益子焼きの朝市、知り合った陶芸家を訪問、大学の友人を訪問、
今ではもう遠ざかった地ですが、あれほど通った町もないような、、

坂田氏と出会ったのは鎌倉山のレストランでの演奏を聴いていただいたことがご縁。
このたびご依頼ちょうだいし、美術年鑑社から出版された坂田甚内他叙伝の中に私の文章も掲載されました。

何度も演奏を聴いていただいておりますが、随分久しくお目にかかっていない、、
それにしても
スケール感、作品の奇抜さ、、
その陶芸アートは好き嫌いの範疇を超えておりますね。笑

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2018年10月16日 (火)

秋の露

随分久しぶりに、、京都。

水の音、、

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紅葉前の銀閣寺庭園、雨上がりの雫の中で、、

南禅寺の敷地に残されている琵琶湖疏水、インクライン。
西洋風のアーチが日本のお寺の景観に突如現れる斬新さにハッとします
私たちは水で繋がっている、、
文化もこの身体も、、
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ただ風の音、、、
遠り抜けて、
追い越して、、
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2018年10月11日 (木)

時間は同じように過ぎ去らないはずだから

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烟る秋空、これもまた何か秘めた力を感じます。

風にゆるるん、静かな温もりがあれば、口ずさむ歌があれば…
時の裏側に流れている何かを見つける。

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2018年10月 9日 (火)

二十歳。ついに

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二十歳だ、
さあ、羽ばたけ。

とりあえず、君の靴を干してる、晴れたる朝だから。

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秋は旅に出たくなりますね。
快適な外気あらば、手入れバッチリの息子の自転車🚲をこっそり漕ぎたくもなりますが、やめとこう。
今日は稽古日、慎重に。

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2018年10月 4日 (木)

秋のマリンバシアター

新谷祥子マリンバシアター

「ゴンドラの唄」

この秋のホームコンサートは、ギャラリーコンサートとして開催します。

日時 11月3日4日 14時開演
場所 髙田雨草水墨画館(青森県七戸町)
ご予約で各日とも先着30名さまです。
shokoaraya@icloud.com   までお申し込みください。
以前はこのギャラリー2階の展示室でコンサートを行ないましたが、今回は1階の和室を会場とし、また、マリンバは小型を運び、楽器もまたギャラリーの一部となるような演出を考えております。
Photo

2018年9月26日 (水)

ゴンドラの唄

画家髙田雨草の姉、つまり私の母の姉でもあるけど、今年の1月に亡くなった最後の伯母、髙田キクヱは最期の日々を認知症医療の施設で送った。
施設や病院を拒み続けたが、認知症が進み、一人暮らしは到底無理となっていわゆるそういう場所に長くお世話になった。

本人は全く不本意なる事態に、私が月一で見舞うも、なかなか笑顔を見せることもなかった。
少女の頃に片目を失明して、大きな病気を患うも冬の寒い寒い列車に揺られて病院に通った伯母である。生涯独身で生きた。
強かった。

晩年に施設の庭散歩でわずかに見せた柔らかな表情の写真。この写真を見れば、私も気分が少しだけ穏やかになる。
そして、片目を失明した女性の表情とはどことなく似るものだろうか。
俳優樹木希林さんと私の伯母の顔はどことなく似ている。以前、ちょっとそんなことを話したら、不機嫌そうにか、「私はもっと美人よ」と、どこか嬉しそうにか、横を向いて笑ったっけ。

先ほど、NHKスペシャルは樹木希林を生きる、というドキュメンタリー。
最後の出演映画がドイツ映画、、そしてシーンの最後に「ゴンドラの唄」を呟くように歌う樹木希林の演技、なのか実際なのかと見間違う美しいシーン。
私の二人の伯母、そして母が時折口ずさんでいたこの唄。
私は幼い頃に、耳に触れたものを、今、ひどく恋しく感じている。
この感覚が自分に唄を作らせて、歌わせているようにも思う時がある。

瞬間瞬間が全て繋がる。
この上なく、私には優しい伯母だった。
ありがとう。
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2018年9月21日 (金)

五感緩めて、、

瓶入りのコーヒー豆をいただいておりました。

そして、せっかくなので新調したコーヒーミル。
仕事がはかどる、、、
香りのせい、、でしょうか。
飲み過ぎはいけませんが、こんなコーヒーの味は初!!!
柔らかい、、優しい、、穏やか、、そんなコーヒーと出逢っています。

そして、、ここのところ素晴らしいドキュメンタリー映画と出会っています。
スペインの映画、「工事中」
ピアニストの「フジコヘミング」ドキュメンタリー
そして、
アニエス ヴェルダの「顔たち、ところどころ」

勧められたものを観て、歩く。全部は無理だけど、、、
資料として観るも楽し、でも五感を緩めて、新しい世界を受け入れて、、
step step,
そんな秋もいいですね。
Img_6817_2Guatemala の豆が入った瓶。
そして、前から欲しかったcoffee mill! (左)
ちょっとカッコイイのだ!

2018年9月11日 (火)

呼吸と動き。それは音を奏でる上で、永遠のテーマ。

今月初めに出かけたダンス。
毎回、ポスターが楽しみですが、テーマ「幻」という文字造形がそのままポスターの青の身体に反映されています。
大きな会場で味わう身体パフォーマンスもいいのですが、小劇場空間に散りばめられる生息感、、その緊張は、参加者に直接「問いかけ」提示するかのような迫力、いや静謐さにたじろぎさえします。

勅使川原三郎のダンスメソッドに参加したのはつい最近のこと。
終わった後には、これまで経験したことのない身体作用が起こったこと、、
20代に交じって、これは正直同じレベルでの動きはキツイ。でもくじけることなく、、続けられたことに、誰より自分が驚いたこと。

踊る人の身体の作法と、日頃踊らない人の身体の技術差、能力差、はあってもしかし、そこに瞬間、見出す身体反応の鮮度はそれほど変わらないのではないかな、、、

黙って鑑賞するダンスにおいても、踊らなかった身体に新鮮な水が漲っている。

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2018年9月 8日 (土)

灯が戻りますように。

北海道の友人宅は今夜も停電とのこと。

自然災害、人間のなすすべのない天災の前で「生きてく」ことの小さな営み、しかし尊い一歩、やはり今目の前にあることに、誠意尽くして、この歩める足で進む、そう思うばかりです。

秋が巡り、素敵な仕事を授けられております。
朝から音楽を部屋に鳴らして、鳴らして、、
いろんなヒントになる曲を探して探して、、
いい仕事がしたいな、、と思える、挑戦の素晴らしいチャンスをいただいている今の時間を尊いものと感じて。
私にはこれまで経験していなかった新しい分野の仕事ですが、、(今はまだお伝えできずすみません)

久々に
ピンクフロイド、、
レイ チャールズ、
トム ウェイツ、、
聴き流すことなんてできない、しびれる唸り。


ロックが紹介されている一冊、全ての曲に触れたくなる。
その中でもチャボさんと鮎川誠氏の対談が好き。
なんだか一番ロックを感じるページ。
「愛」かな、、
ランダムに色々聴きながら、、
ロックな秋で行きます!
灯せよ、、今を。
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2018年9月 7日 (金)

その椅子を欲すべからず

夏の始まりの出来事。

マリンバを弾く大御所の先生から人を介して私へ、海外のマリンバコンクール審査員の打診をいただいた。
クラシックなマリンバのコンクール、私の今の活動からは少し縁遠くなっている現場だ。

あいにく、私は日程が重なり、お断りすることになったけれど、
さて、はて??
その日程がもし重なっていなかったとして、それでも私はその役割を受けただろうか、と、もう過ぎたことを今夜突然自問している。
この業界には審査員を受けることをある種生命線にしている方々もいらっしゃる。
私はここ最近、とてもこういうことに慎重になってしまっている。審査をするその対象の主旨に賛同できるならばおそらく積極的な返事をするのかもしれない。
主旨、コンクールの主旨って何だ、ということになるのだけれど。
やはり競争ということは点数支配である。音楽も同じ。

恩田陸の著書「蜜蜂と遠雷」に描かれた世界は、ピアノコンクールの厳しい現実寄りな人間関係描写と文学ゆえの夢ならばの幻の世界を行き来するかのようだ。
実際は人が人を数字で判定する基準ほどあやふやで不確実なものはない。
私はコンクールの審査に不適合人間に違いない。

それにしても、私を推薦してくださった大御所の先生には、優秀なお弟子さんがゾロゾロ、、、なのに私を指名くださった理由が未だ不明だけれど、光栄なことと思うべきかと悩みながら、以前私のマリンバ演奏に対し発してくださった言葉を思い出す
「あなたは全く違う、他の誰とも」

おっと、これは自慢になるか、、、いや、そうじゃない。
こんな言葉が渡されたのは、他の誰と違ったとしても、それは決してコンクールで1位、ということと同義ではない、これがコンクールって何だ、、という問いかけの発端でもあろうから。

私も齢、50代半ばをとっくに過ぎている。
だけど、全くもって心は18歳。そう、初めてマリンバを触った年齢のまま、、、、
それでいい、、

2018年9月 5日 (水)

世良啓氏の投稿

太宰治や寺山修司研究など、私が刺激をいただいている世良啓さんの投稿です。
フェイスブックからの投稿を許可いただきましたので以下をぜひ読んでいただきたいですheart01
世良さんの写した写真がまたいいです!

外は台風通過中。かなり激しい。
先月七戸で開かれた「高田雨草水墨画回顧展」を思い出す。

七戸の森の中に民芸館風の建物。室内に新谷祥子さんのマリンバが雨音のように響いていた。

二階は雨草の服飾デザイナー時代から水墨画家時代までの本格的な仕事を一挙に展示し、一階はプライベート、遊び心満載の絵手紙やイラストを集めて、その生涯が見渡せるような豊かな展示。

棟方志功は現代アートの先駆者ポロックより早く、世界で初めて墨の飛沫をそのまま活かした画法を編み出し、絵や書をかいたといわれる。
高田雨草の水墨画も、そんな躍動する線が印象的だ。草木や山河、雪月花に野生の命を宿らせて、静かに激しく自由自在、時にはユーモラスに筆が動いてゆく。

空白の使い方やモチーフの繰り返しにデザイナーとしてのセンスが見える。画面の沈黙が"北の世界"の息づかいを際立たせている。
まるで新谷さんの奏でる音を絵にしたような、いや、雨草の墨筆のリズムをマリンバが音で立体化させたような、つまりあのマリンバの音に潜む地霊の源泉を知ったような、リズミカルな墨の音色。作田川、奥入瀬の流れ、霧や雪の匂い、縄文から続く七戸の森や遺跡、まつりの笛の音や神楽…そうしたものに繋がって見える、聴こえる。

デザイナー時代の高田ヨネ(雨草)の仕事もすごい。デザイン画をいわさきちひろが手がけていて、すごくかわいい。
絵手紙には姪の祥子さんへの愛情が溢れていて、微笑ましい。

こんなすてきな人が七戸にいたんだ…
またぜひ開催してほしい。

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2018年8月29日 (水)

ひとりうたい

花はどこへ行った

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2018年8月28日 (火)

チャボさんのDJ

ライブには何度も通えども、チャボさんのナマDJには初参加の昨夜。

こんな日に限って選曲されたものをメモするペンケースが丸ごとバックの中から消えている。
あとはこの頭で記憶するしかない。
恥ずかしながら、Aretha Franklinの存在を知ったのはチャボさんと共演させていただいてからのこと。それ以来、ずっと聴き続けているのですが、この夏、青森の実家でこのソウルフルな歌声を聴いていた朝、訃報を知ることに。
昨夜の始まりに、Aretha、、深紅の曼荼羅のステージに似合う女性ヴォーカル。
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チャボさんのDJ中、やはりご自身の曲もかけてくれるかなという期待、、そして、、「久遠」
初共演のあたりですでに私は久遠の「重たさ」「苦さ」に直面する。耳から離れない曲というものになっていくのは、こういう旋律でしたから。

The Metersのインスト、そうだ、今の私のマリンバに必要なのはこれ。理想郷を見つつ聴くDJはなんて楽しい!

Neil Young、こんなふうにマリンバを弾いて歌いたい、と思った時期を思い出す。
時折、バンドでマリンバを弾く日を夢見る。でも独りで作った歌を独りで完成させたいと思えるのは、こういうふうに、自分の歌詞を自分の奏でる楽器だけで包める独り力の美しさ。
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どんどん音世界の小径を開いてくれるチャボさん、やっぱりパッションに生きるって素敵だ。
すごいんだ、my ヒーロー!

そうそう、奈良美智さんの存在を教えてくれたのは画家だった私の伯母でしたけど、巨大サイズの絵葉書を購入して、この構図を見よ、幼子の眼光の先を見よ、、、というニュアンスで私の演奏を叱咤激励した伯母もまた、スゴイぜ、、って心の中で。
そんなわけで、DJチャボさんが奈良さんのことに触れている途中でなぜか、、ホロリっ、とする。

2018年8月27日 (月)

8月も終わる頃、、

猛暑が続きますね。

8月、怒涛の日々です。元気に一つ一つを乗り越えていられますこと、感謝しなくては、、本当にそう思える日々です。

楽器に触れる時間が戻ったことで、楽器から離れていた時間に考えていたことも含め、音楽と自分の今、そしてこれから、、
今までの夏より思考の幅?も増やしてもらえたようで、貴重な時間でもありました。

Img_6719昨日は国分寺市いずみホールで7曲の演奏。
右、君塚仁子さん(オカリナ)
参加したチャリティコンサート、セットリストです。

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さあ、秋が始まる。

2018年8月23日 (木)

それ行け!みんな

画廊から音の現場に戻りました。

故郷の保育園、とても好きな保育園。
昨年のダンボール太鼓がインテリアの一部のように積み上げられています。
きちんと形になって引き継がれている、まるで言葉を発するかのような佇まいのダンボールが大切に存在残しています。
これを見ただけで、とても幸せな気持ちになりました。
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この夏は木板、廃材を少し持参しました。楽器のように見えないもの、これがいつも私の発想の根っこにあります。以前は石の音を紹介しましたが、できれば大きい方がいい。
そうだ、、以前、積み木で音遊びしたことを思い出し、木の打ち合いっこ、音の変化に気づく一歩、、。

そして、この保育園には優れもの、昭和の木琴が1台あることも魅力的です。
軽やかな温かみのある音色です。
子どもたちが思い思いに打つ小さな木材と軽い合奏。
みんな、夢中です。
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最近、低年齢の子どもたちとの触れ合いが多くなっています。
わかってきたことは多く、、でも毎回、毎回、同じではないという新鮮な触れ合い。
子どもは一人一人が違った成長の過程を踏んでいく。
でも、どこかで共通の時を刻み、不思議な「音」の経験を分かち合うマジックタイムを記憶してくれるなら、、、
体と心の本能的、能動的活動。
「楽しかったね」と言い合える現場、そういう1シーンを担えたら、、

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はどこかな?とキョロキョロした私に
「あらやしょうこさん、こんにちは」
と挨拶してくれた女の子。
終わりはハイタッチしていく男の子。あ、この子は昨年はモジモジして照れていた子だったね、、でもハイタッチはすごい力で私の大きな手に向かってきたね。よーし、その調子。
カラフルでいつも気持ちよく迎えてくださる保育園に、その日も明るい光が照らしていました。
それ行け!!みんな。
保育園のホームページに当日の様子が掲載されております。
2018年8月23日の木の音色というテーマです。

2018年8月22日 (水)

ギャラリーのページ

回顧展にお出でになれなかった方から、ギャラリーのホームページはありませんか?と質問されました。

現在は以下のフェイスブックにページを作っているだけです。今後は自分のホームページのリニューアルに合わせてwww.shokoaraya.com 内でページを作る予定もあります。

それにしても最近のツールは、どれもこれも、速い、いや、速すぎる伝播に驚きます。
私はコンサート案内など、できる限り、郵送なり、手渡しなりで個人個人に情報をお届けする方法を選んできましたが、やはり、この齢になれば、練習内容、進行、雑務、時間配分は若い時のように行かない部分もあります。
時間に追われると、いよいよ個人情報伝達だけでは限界のあることも知らされます。

この小さな回顧展においても、県内の2大新聞紙が取り上げてくれましたし、ブログ、フェイスブック投稿を読んできました、というお客様や、初日にご来館の方から「口伝え」ということでやってきてくださった方々の数。実際、誰かに教えたい、という気持ちから紹介する口伝えでということが何より嬉しかったりしますが、、、

ご案内の封書に自分の一筆を加えられたら、それは理想的。
(今回は、ちょっと準備混迷、多難続きで、一筆を添えられず失礼しましたが、、)
今回は様々なライフバランスを感じた回顧展でした。

東京に戻ると、学生が送ってくれた残暑見舞いの葉書、言葉は少ないけど優しい文字並び。
若い人にも救われますね。ありがとう!

近日出演情報

八月の情報が遅れてしまいました。

昨年に引き続き、出演のオファーをいただき、チャリティコンサートへ。
今年は自分のソロ少しと、オカリナの君塚仁子さんとご一緒します。

学生時代、このホールのある西国分寺駅を最寄り駅としていました。
自分のアパートから、歩いてテクテク、RCサクセションの名曲「多摩蘭坂」もあります。
当時は、このホールなどなく、駅はひっそり、、
駅まで徒歩10分の歩道、若い自分の悩み歩きの懐かしき小径、、
が、その歩道も今では大通りと一体化。
味わいある小径が減るのは寂しいですね。
コンサートは26日、日曜日の午後です。
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2018年8月20日 (月)

回顧展終わる

4日間の開催が無事終わりました。
様々な場所から、オールエイジの方々にご来館いただきました。
およそ200名様のご来館、予想以上でした。
初めての画廊主という立場。
なせばなる、今はただただ安堵感です。

実に様々な視点でご意見、感想をいただきました。すべてが学びです。
濃い夏
いや、濃すぎる夏。

ご来館ありがとうございました。
テーマ別に今後もアート発信の場でありたいと考えております!

こちらはメイン展示室の一部です。

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2018年8月17日 (金)

姉と妹

正直に申せば、準備中の画廊の真ん中で途方にくれて、へこたれそうな日も。
しかし、もう3日めになり、明日が今夏の最終日。

エントランスにと睡蓮を運んでくれた姉、
四日間の食生活は大丈夫なのかと心配し差し入れ、キッチンで料理する姉、
裏方で走る妹、
興味の的を私に向け続けてくれる妹、

私はひとりっ子。姉と妹を知らない、と思っていたけど、この齢になってみれば、ふつふつと情愛たる真意に浸りゆく日々を過ごしている。
人は一人ではない。
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2018年8月16日 (木)

ようこそ!

髙田雨草水墨画館
エントランス

椿の花、板墨絵
雨降る回顧展
雅号が雨草の伯母…

画廊には初めて墨絵をみるという方や、案内パンフレットの絵に惹かれていらした方や、
遠路からの方々、新しいお客様に出会えております。
短な会話でも、思いがけない繋がりに気づいたり、絵の感動からご自身のことを打ち明けてくださったり、この出逢いに感謝いたします。
18日まで開催中です。


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2018年8月13日 (月)

回顧展迫る!

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髙田雨草水墨画回顧展
8月15日初日です。
エントランスの墨絵も決まりつつ。

そしてこちら
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伯母の服飾デザイナー時代の資料も一部展示します。
これらは昭和の戦後の婦人の服装革命的な勢いを感じる資料の山。
伯母は死後もなお、私を叱咤激励。
画廊主なんて務まるかどうか、しかし創作の手を止めるな、と言われているかのようです…
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