アメリカ盤CD、再び!
かつての活動、Chris & Shoko Percussion Duo その最初のCD『Moon Rise』は日本盤(1995)とアメリカ盤(1997)をリリースしました。
日本盤はもう入手困難ではありますが、アメリカ盤においてももう現物はないと思っていたところ、この新年にアメリカで僅かながら在庫が発見されまして、、手元に戻りました。
せっかくだからとSNSを利用して紹介したところ、即座に反響があり、その僅かな在庫数がまた残数僅かとなりました。
このアルバムはアメリカの国際打楽器誌PASや国内音楽雑誌などで高く評価され、日本盤はプレスと同時にほぼ完売となった内容です。この在庫が現れたので、久々に聴いてみると、、やはり最初のCDということもあり気合というか、あの録音の日々の空気感が蘇り、パーカッション、マリンバの音質が素晴らしく、選曲も考え抜いたことなど、あらためて感じ入りました。
日本盤とアメリカ盤は1曲だけ差し替えています。(著作権の関係です)アメリカでマスタリングし再構成したものです。今ではこのCDの中でしか再生されない打楽器デュオの響きです。
もしこのブログを読んでいただき、関心を持っていただきましたら、その残数から送付させていただきます。
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Chris & Shoko Percussion Duo「 Moon Rise」
2500円(税込、送料無料)
曲の内容などは写真をご覧ください。自分で言っちゃいますが、これはおすすめなサウンドです。当時の創作を聴いていただきたい、その想いが強くあります。
近頃はSNS活用で反響をいただいているため、ブログ投稿お知らせが遅れてすみません。でも、実際にここで読んでくださる方々には、もう本当に聴いて聴いて、、と呼びかけたい1枚です。
こちらがアメリカ盤ジャケットです。デザインは十和田市出身の画家、米田民穂氏 ちなみに日本盤も彼の作品を使いました。
収録曲
録音で使った楽器、一部
自分のマリンバ2台を並べての、高音質録音
小さなホールですが、天井の高さ、反響のバランス、打楽器の初の録音にホール録音ができたことは嬉しいスタートでした。
最後のミスターヤサブローは津軽民謡の弥三郎節のアレンジ。CDはアフロブルートいうラテンジャズの名曲から始まりますので、約60分の中にさまざまな景色が広がります。
個人的には差し替えとして新たしく吹き込んだ拙作「Night Rain」が自作品としてとても気に入っております。もちろん、今聴いてみたら、こうしたい、ああしたいは、音への渇望として常にあります。でも1997年の作品として、ああ、今はこういうマリンバを弾いていないな、という何か寂寥感、いや、弾いちゃえばいいのだけど、、笑 このパワーを忘れてはいけないと奮起させるものがあります。若い演奏を記録していた意味合い、ああ、こういうことだった、、録音への迷いもあった未熟さ、、でもそれはきっと違う、あの時代にこういうことを選んで生きていたのだ、、という伏線を得たような、、大袈裟か、、今、60代にまで年月を重ねた、、今になって感じ入るものが、堂々とこうしてお伝えできること、、
嬉しい出来事ではないか、恥ずかしいという言葉は一切ない、まあ、、いろいろな意味で、新年にこの活動初期のCDが見つかったということも含めて、2025年の始まりはの何か不思議さを味わっています。