2025年1月14日 (火)

アメリカ盤CD、再び!

かつての活動、Chris & Shoko Percussion Duo その最初のCD『Moon Rise』は日本盤(1995)とアメリカ盤(1997)をリリースしました。

日本盤はもう入手困難ではありますが、アメリカ盤においてももう現物はないと思っていたところ、この新年にアメリカで僅かながら在庫が発見されまして、、手元に戻りました。

せっかくだからとSNSを利用して紹介したところ、即座に反響があり、その僅かな在庫数がまた残数僅かとなりました。

このアルバムはアメリカの国際打楽器誌PASや国内音楽雑誌などで高く評価され、日本盤はプレスと同時にほぼ完売となった内容です。この在庫が現れたので、久々に聴いてみると、、やはり最初のCDということもあり気合というか、あの録音の日々の空気感が蘇り、パーカッション、マリンバの音質が素晴らしく、選曲も考え抜いたことなど、あらためて感じ入りました。

日本盤とアメリカ盤は1曲だけ差し替えています。(著作権の関係です)アメリカでマスタリングし再構成したものです。今ではこのCDの中でしか再生されない打楽器デュオの響きです。

もしこのブログを読んでいただき、関心を持っていただきましたら、その残数から送付させていただきます。

メールアドレスは shokoaraya@icloud.com

お電話ならショートメッセージが良いです 09041676513 (登録のない方からの電話番号はお返事できないため、メッセージにて)

Chris & Shoko Percussion Duo「 Moon Rise」

2500円(税込、送料無料)

曲の内容などは写真をご覧ください。自分で言っちゃいますが、これはおすすめなサウンドです。当時の創作を聴いていただきたい、その想いが強くあります。

近頃はSNS活用で反響をいただいているため、ブログ投稿お知らせが遅れてすみません。でも、実際にここで読んでくださる方々には、もう本当に聴いて聴いて、、と呼びかけたい1枚です。

こちらがアメリカ盤ジャケットです。デザインは十和田市出身の画家、米田民穂氏 ちなみに日本盤も彼の作品を使いました。

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収録曲

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録音で使った楽器、一部

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自分のマリンバ2台を並べての、高音質録音

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小さなホールですが、天井の高さ、反響のバランス、打楽器の初の録音にホール録音ができたことは嬉しいスタートでした。

最後のミスターヤサブローは津軽民謡の弥三郎節のアレンジ。CDはアフロブルートいうラテンジャズの名曲から始まりますので、約60分の中にさまざまな景色が広がります。

個人的には差し替えとして新たしく吹き込んだ拙作「Night Rain」が自作品としてとても気に入っております。もちろん、今聴いてみたら、こうしたい、ああしたいは、音への渇望として常にあります。でも1997年の作品として、ああ、今はこういうマリンバを弾いていないな、という何か寂寥感、いや、弾いちゃえばいいのだけど、、笑 このパワーを忘れてはいけないと奮起させるものがあります。若い演奏を記録していた意味合い、ああ、こういうことだった、、録音への迷いもあった未熟さ、、でもそれはきっと違う、あの時代にこういうことを選んで生きていたのだ、、という伏線を得たような、、大袈裟か、、今、60代にまで年月を重ねた、、今になって感じ入るものが、堂々とこうしてお伝えできること、、

嬉しい出来事ではないか、恥ずかしいという言葉は一切ない、まあ、、いろいろな意味で、新年にこの活動初期のCDが見つかったということも含めて、2025年の始まりはの何か不思議さを味わっています。

 

 

 

2025年1月 4日 (土)

さあっ! 始まる

 

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実家に長年(私の幼少期からある)、お飾り用のこの生木、、父が山男でしたので、こういうものが残されていまして、どうしたら良いものかと思いながら長年置き場所があちらこちら、、

父の死後、母がこれは残しておいたものだから、やはり大切にしていたことが伺える、、

打楽器なんぞを生業にしている娘、、まさか打ち出すとは、あちらで両親もびっくりか、、衝動的に即興演奏してみました。このブログには動画が反映されないので、新谷祥子Facebookなどでご覧ください。祈り、平穏、元旦に打ってみたら場所場所でいい音が鳴っています。

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そして、そして、、

そりゃもう、、気合い入れての新年です。雪かき、正確には流雪溝に雪を流す作業のために、朝から体を整えて、それなりの作業服装をバッチリ決め、まずは午前が自分の家、そして午後は画廊へ、そして近所の温泉に浸かる、というパターン

最初は慣れず、ご近所さんに比べると自分だけ鈍い動き、でも慣れた。なんだかすごく気持ちいい時間でもあるのです。

真っ白い雪に光が反射して、気持ちがスーッと浄化されていくかのよう、温泉では全身運動の雪かき疲労の体を癒します。流雪溝へはどちらも約30分の作業、雪を流して良い時間が決まっているのです。でも30分では終わらない、、私より高齢の女性もたくさん、無言で作業を繰り返す、、雪国だ。そして子どもの頃はこんなふうに雪が多かった記憶。少し晴れ間が出ると父は屋根の雪下ろしもやっていたっけ、、今では住宅の様子も変わって、屋根作業をする人を見かけない。今のように流雪溝がなかった時代、父が雪の山を作り、滑り台が誕生、あれはとても興奮したものです。家の前にアミューズメントですもの。笑

上の写真は画廊の裏側ですが、写真

を撮った日は雪少なめ、、多い時は写真など撮っている暇もなしです。

下の写真は、ご近所さんの美容室、キティちゃんだるま、が和ませてくれます。それにしても上手。キティちゃん愛が深そう。この日も雪少なめ、、

えっと、今こうしてブログを綴っている夜の道にはしんしんと雪が積もってゆくばかり、、この様子を描くもっと詩的な言葉はないだろうか、、

ないっ。今は明日の雪作業までのシュミレーションしか頭に浮かばず、、

あ、中学生のマリンバレッスンもある。

みなさま、今年も窓辺のマリンバは続きます〜〜

気ままに、思うことや情報のページとして窓を開いて参ります。ぜひまたお越しください。よろしくお願いいたします。

 

おやすみなさい〜〜!

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2024年12月31日 (火)

2024年を過ぎて、、

12月31日、いつもと同じ日でありながら、なんだかいつもと違う日、それが1年の最後の今日ではないでしょうか?それは、特別な物言いではなく、あ、終わるんだ、今年も、、というあったりまえの「え?早くない?」という感じでのいつもと違う感触なのであります。

あれよあれよ、今年やるはずだったのにやっていないよね、、とか、、今年はあれができてよかった、、とか、自分に都合よく帳合いというか、よくやったよね、あんなことができたとは、、とか、あ〜〜来年こそはできるようにしよう、できるできる、、とか、、全くいい気なもんだと思う意味での「いつもと違う日」であります。感慨に耽っている場合でもない現実と向き合っている、というような。

でも心のどこかに忘れてはいけない「ゆとり」、若い時よりは膨らんでいるようにも思います。あれこれ全部できなくたって構わない、くらいの変な自信、焦らない心、これでいくんだ、問題なし、というくらいは言いたい年頃に差し掛かっています。

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氏神さんへ朝のうちに、おふだを交換し、年末詣でを済ませました。

今日は自宅前は雪かきはお休み、神社はそうはいかないようです。

昨夜はお客様、同級生のTちゃんが娘さんと一緒に、、そして、この仏間に置いてある母のミシンについて、、コトコト会話する楽しさ。

モノクロにしてみたら昭和感、そして二人が帰った後、何故かぐぐぐっと地鳴りみたいに深〜く母を思い出してしまう夜の静けさよ、、

母よ、あなたのような洋裁も料理もできぬ娘を許してくださいませ、、でも素朴に食し、時にヘンテコな料理で身をつなぎ、気持ちを前身させる人人に恵まれ、やりたい仕事を我儘に通し抜き、敵味方さまざまあれど、心丈夫に、うん、体はまあ、完璧であるわけはないし、あちこちいろいろはあるけど、、適度にそれには対応し、いちいちの立ち止まりより、クネクネの前向き時に後退を繰り返し、面白く人生を進めている、ような、気が、しています。ご安心ください、、、と何かあてもない呟きの12月31日、、です。

だからいつもを同じようで全く違った感情も浮き上がってしまうのでしょう。

来年、そう明日からの2025年も細く長い活動を目指し、しかしいい音太く、、紡ぎます。

ブログに立ち寄ってくださる皆さま、ありがとうございます。

平穏と飛翔をお祈り申し上げます。

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2024年12月25日 (水)

クリスマスは着る楽しみ

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たまには、クリスマス演奏の写真も見ていただこうと思います。

これはちょっと前の小さなライブ

この洋服について

水墨画家の髙田(伯母)が文化服装学院で指導していた頃に、学生さんと一緒に試作したのではないかと思われる羽織です。

そういう洋服がいくつか残っており、昭和レトロ風ですが、とても気に入って時々着ています。伯母が亡くなってから、洋服ダンスの整理をした際、私の母に贈ったものも含めて、Only1という素敵なものが何着かあります。

伯母から直接、いつかこれが似合う時が来るかもしれないから捨てないで、と言われたスーツなど、、まだ一度も試したことがない服も。

これは色合いがクリスマスにぴったりですが、伯母は普段着として着ていたものでしょう。

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本来はファスナーを閉めて、ワンピースのように着るものだと思いますが、ちょっと特殊なファスナーで(古い型)なかなかうまく着衣できず、しかも演奏のためにはこうして羽織るスタイルが楽ちんです。

この日は小さな小太鼓を使って「世界のリズム、まあるいリズム」自作を、、

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布地がいいものであれば、こうして昭和時代のものをアレンジすることもできる、、あ〜捨てなきゃよかった、と後悔すでに遅し、も何着かありますが、今に残されたものを大事にまた着ていきたいと思います。

 

2024年12月23日 (月)

12月のご褒美

歌舞伎座での「天守物語」

玉三郎、至宝の芸とはこういうことなのでしょう。酔い醒めぬまま、地下鉄に乗って帰宅、、

泉鏡花の原作、それを歌舞伎マジックで演出する玉三郎、異界の姫役でありながら、現実においても耽美なる異界の存在。

そして、「舞鶴雪月花」この日は長三郎君の松虫の舞も楽しく、、下座楽器の松虫がこれほど切なく響くとは、、

歌舞伎座は満席のようでしたが、夕方の銀座、予想より人の出がそれほど多くはありませんでした。

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銀座どおりは新しいビルばかり、、こうしてゆっくり歩くことなんて久々すぎましたから驚くばかりの華やかさ、、

銀座和光での最上階で展示している知人の作品も拝見し、三越のデパ地下のお弁当を歌舞伎の休憩用に買い込み、、そんなふらふら歩きが1年最後のご褒美となりました。

こちらのビルの宝石のイベント、確か新宿のあの高層ビルホテルのすんごいお部屋で、すんごい宝石を纏って演奏したことがありますが、もちろん楽屋からステージまで2人のガードマン付きです。

それは、演奏者がこのまま宝石泥棒しないよう、つまりは逃げないように見張る、ということでしょうね。笑 あんな大きなダイヤモンドを首に身につけたことなんてありませんでしたから、一瞬の感覚としては、うーん、宝石は演奏中には必要ないくらいの動きをしますので、これを頂けたら、、なんて夢想すらありませんでした。残念な女、、笑

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そして、、

12月25日発売の仲井戸麗市アルバム、参加したことで少し早めにアルバムが到着しました。

これから聴く方のために詳細は避けますが、封を開ける緊張感は、自分のアルバム以上でした。

最初の音、、ワクワクです

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写真はヒント

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レコーディングは夏でした。2曲の参加ですが、チャボさんのアルバムに(ヒストリー)に音を刻めたことは夢のようでもあります。

ライブで共演は行っていても、アルバムは格別な想い、、同時にセッションということではなかったけど、マリンバやパーカッションであのチャボバンドの面々と音が重なったことも喜びです。達人たちの音はやはり素晴らしいです。

私自身、選んだ音に悔いはなし、でもそれは今という時点の私という視点からの感想。明日になればまた違ったものが生まれるはず、ということは永久的な言葉になるのですが、それにしても瞬間瞬間が刻まれるライブと同様、アルバムに残される印、、という意味では選び抜いた音、と言えます。ぜひ聴いてくださいね。

チャボさんの味わい、このアルバムはこれまで聴いてきたチャボさんの世界とは異なる、、明らかに今、そこに届けられるチャボさんの声、ロック人生。信念、、

さあ、この冬は私も曲作りの日々です。

 

2024年12月 8日 (日)

11月の嬉しい日々

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11月の写真ですが、秋空からもう冬へ向かうであろう相模川沿いでの緩やかな隙間、一人テントで午後を過ごしました。

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コロナ禍の時期にテントを張りたくて、小さなものを見つけたのですが、これが抜群に素敵な空間を作ってくれます。

11月にゲスト出演したコンサートの一コマ。赤ちゃんの席はステージの真前、、これはいい感じです。目を大きく見開いて、よちよちとこちらに向かってくる様子がわかる写真。私の心はほころび、ずっとこのバラフォンで弾き続けたい気持ちでした。

この日のスタッフは素晴らしかった、、いや、いつものたんぽぽの輪の皆さんなのですが、トントントンとスムーズに朝からのコンサートも問題なく、盛大に。

共演の仲間も打ち解けて、、自分をいつもサポートしてくれる仲間たちに、私も何かお返しができたかな、、

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八王子駅前の学園都市センターホール、小ぶりなイベントスペースですが、お客様には便利な場所ですね。

呼びかけられて出演すれば、新しい曲を知ることになったり、自分にもレパートリーが増えていく面白さ、予想外の演奏曲、皆様が喜んでくれる時間を作ること、そこを懸命に考える時間もまた有意義です。

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そしてこの日の午後は段ボール太鼓ワークショップ。子どもたちの作品素敵です!

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作ってセッションして、楽器はお持ち帰り!みんな笑顔〜〜最高

2024年11月18日 (月)

チャボさんのアルバム

以下、仲井戸CHABO麗市オフィシャルサイトより、プレスリリースの情報です。

10月9日74歳を迎えた仲井戸”CHABO"麗市が「CHABO BAND」Bass:早川岳晴
Drums&Per:河村“カースケ”智康 Keyboards、アコーディオン:Dr.kyOn
ゲストプレイヤー土屋公平(G) 新谷祥子(マリンバ、パーカッション)渡辺隆雄(Tp)
梅津和時(Sax)と共に10年振りに(笑)新作のレコーディングを行った。ボーナストラック4曲を含む全20曲収録。2枚組オリジナル・ニューアルバム2024年12月25日(水)に発売決定! 

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チャボさんのレコーディングに参加しました。チャボさんとは長くデュエットでライブを継続させていただいておりますが、アルバムへお誘いいただいたことは夢のようです。2曲だけの参加ですが、光栄です。

まだ自分の参加した曲の完成の音を聴いていないのですが、レコーディングの日のことを思い出すだけでも、これはもう必聴のアルバムという空気感で満たされました。マリンバだけでなく、パーカッションの音も受け入れていただき、それはちょっとした冒険のサウンドになっているのではと思います。リリースが来月クリスマス、、サンタからの贈り物、そんな気分で待ち焦がれます。

 

 

 

 

 

2024年11月12日 (火)

ゲスト出演情報

親子向けのコンサートです。

午前にマリンバを少し。歌もありかも。ちょっと楽しい打楽器も打ちますよ〜

午後は段ボールタイコを作るワークショップ、この日はさまざまなイベントが重なっていそうな日ですが、八王子駅の真前の学園都市センターホール。親子でいい1日をお過ごしください。

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よく鳴る、響くダンボール。

材料は主催のたんぽぽの輪のスタッフさんが用意して待っていますよ〜

どんな太鼓になるかな、、

私は見本?的に作ったものですが、これ、すごーく鳴ります。自慢 笑

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どうやって音を出すか、ぜひ現場で楽しんでくださいね〜

 

 

 

2024年11月 5日 (火)

描いた空間がそこに。。

ずっとやってみたかったcandleを灯す中での演奏。これまでも似たようなことは経験したけれど、実家の音窓ARAYAにその時空間を創りました。

演奏する心理、大きく影響もあり、そしてお客様からの反響も多く、いつもの言葉に落ち着くのですが「やってよかった」という安堵感。

夏のライブで設えた髙田雨草の水墨画の屏風絵をそのまま、配置を変え、そしてこれまで画廊に置いていた水墨画も展示に増やしてみました。

友人のお嬢さまの写真のセンスが素敵ですので、それをこちらに。

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ライブの最初はリバーダンスから「ファイアダンス」

火を灯す時は、曲選びへの発想も広がります。

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ランプを灯せば、、、♪  荒井由美の「翳りゆく部屋」を歌いました。これは高校生あたりから弾き歌っていたから、、このライブには最強たる1曲でした。

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水墨画の前にはLED式のキャンドルです。季節は違うけど、高田の「五月の頃」という作品です。

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伯母のスケッチ、表具していないものがたくさんあるのですが、この花の絵が大好きです。表具屋さんにお願いするには、ちょっと貯金が必要、、まだまだ伯母の墨絵を紹介したいのですが、せめて額縁に、、

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このダイナミックな水墨画を廊下の奥に飾ってみました。こんな不思議な撮り方をしてくれるなんて。

以上がMちゃん撮影。センスがキラッと輝く彼女ならではのアングルなど、、ありがとう!

伯母が喜んでいるに違いなし。

そして、以下の写真、終演後のリラックスタイム。

懐かし先輩、友、初めての方、常連の方とは写真とれず、、ごめんなさい。

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むつ市で出会っていた!

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素敵なお花をいただきました♡

お客様の中で最年少の可愛いお嬢様。↑

 

↓ みなさん、マリンバの音を楽しんでお帰りになります。この時間がまたGood !!

思わぬ方々がここで再会したり、新しい会話が生まれる瞬間、こうした何か人と人の和みがあることもライブをやってよかったと思う幸せな瞬間です。

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90分ライブ、実は初日と二日目は曲セレクトがちょっとだけ違います。

アンコールもその時のムードで。毎日がNEW DAY!ですもの。

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帰省すれば、予想外のことが起きたり、もう大変すぎる、、というくらいの日々に押しつぶされそうになったりもしますが、、なんとかなる、、そう、なんとかなる、と信じて進む。

音楽、聴いてくださるお客様の存在を思えば、力をいただける。

 

2024年10月30日 (水)

キャンドルライブ、ご予約状況

11月3日、4日に予定しております音窓ARAYAでのShoko Araya Marimba Candle Live、ホームでの夜開催は初めてですので、お客様が来てくださるかな〜〜、真っ暗い夜道の実家まで、どうなんだろうか、とちょっと心配でしたが、、、夜ならば家を抜け出せるとか、新谷の音は夜こそとか、19時開演を待ってました〜というお声が意外と多いことでびっくり。日中のお仕事時間は無理な方でも夜なら、ということで、反響があること、とても嬉しいです。

そして、郵便事情などもあり、今回から郵送ご案内はやめ、SNSやライン、メールなどでのご案内となり、お知らせを伝える前に3日はお席いっぱいとなりました。ごめんなさい。

3日は満席御礼、4日は残席が2つ、となりました。

いつも夜に練習して気づいていたこと、漆黒の空の下に小さな音窓があって、そこから小さな音の星の種を空に向かって蒔いているかのような、そんな想いで音を奏でてみたい、ということ。そんな大それたことができるわけはないだろう、でもそういう夢想を持った演奏は、やがてその種が自分に戻ってくるようだ、、ということ。

帰省すると、ライブなんかしていられるの?というくらいやることがいっぱいだらけの日々にいるのですが、、それでも奏でることをやめることはできない、その気持ちが何よりも自分を導いています。

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灯りの反射、ゆらぎ、もうこれだけで自分がワクワク

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美雨さんの墨スケッチが好評

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2024年10月29日 (火)

最近の音の場

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遠隔で歌ってみた日

英語歌詞の場合、会話で使うこととは違う旋律へのリズム割り当て、という不慣れなことに直面するのですが、そういうことを得意とする人のアドヴァイスも受けてみないと、、英語ができているだけではダメで(できているわけではないが)旋律の中に、どう発音を自然に置くのか、、すごく繊細な部分であるのに、耳に聞こえたイメージだけで歌ってしまってはいないか、、自己流な単語使いになってはいないか、、その単語の意味が伝わるように歌っているのか、などなど、要注意です。というのも、英語で弾き歌った経験には苦い思い出が多いので、自作に取り込むための見直しです。

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小さなマリンバをお世話になっているひまわりハウスさんのスペースに再び置かせていただくことになりました。ある研修会が始まる前にセッティング。ということで、、2曲ほど演奏させていただきました。

みなさん、研修前のひと時ということで喜んでくださいました。そしてこの小さなマリンバ、とても響くのです。なんだか昭和の楽器って木がよく選ばれているのか、クセのない程よい響き。以前より調律が整っている!

 

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そういえばこんな本番も

路上ライブ、ではないのですが、ほぼ路上のような場所、、自分の小型音響セット、CDを楽器前に並べる、、とか、意外に自分はイキイキしていたかも。音が広がりすぎるから声を張り上げてしまうけど、冷静に、冷静に、、でも熱く!

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秋は講義の依頼もいくつかいただいており、こちらは90分喋りっぱなし、、でした。

もっと音を鳴らしたい内容だけど、結局は説明を受けていただきたいことばっかりでノートが埋まってしまいますね。要点だけを伝える方法というのも味気ないし、やはり自身の経験なども含まれてしまう、、ということで、、

最近は車の荷台にいろいろな楽器を積んで動いています。

 

2024年10月25日 (金)

キャンドルライブです

実家の音窓ARAYAライブ情報です

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11月3日、4日、19時〜 なんと、初の夜開催です。

午後のライブを継続しておりましたが、キャンドルの灯りだけで歌いたい、そんな気持ちが高まって、選曲もすご〜〜くいい感じ。。

だから、一度夜に開催してみようと。

ノンアルコール飲料をご用意しますが(車の方が多いので)、運転でない方でアルコールで酔いたいという方は、すみませんがご持参ドリンクとなります。

日が落ちれば漆黒の辺り、、人っこ一人歩いていない町で、お客さまはさて、来てくれるかな、、どうかな、、でもキャンドルと暗闇の中でも、なんだか歌っていたい、そんな気持ちになっているのです。笑

お越しくださる方へは地図や駐車場をお伝えしています。

秋の夜って、、感傷的になったり(?)、開放的になったり(?)いいじゃないの、、秋なんだから、、、という感じで、、もしこちらを読んでくださった近隣の方がいましたら、、ぜひ、、お待ちしてま〜〜す。

なんだか楽しみな自分

2024年10月 8日 (火)

恋雨

雨にもさまざまな呼称がありますね。

今回の配信アルバム「marimba call」には恋雨というタイトルの曲があります。れんう、と読みます。

秋ならば霧雨、音もなくシトシトと細い流れるような雨、、それが好き。以前は秋雨、または驟雨というタイトルにしようと考えていた曲なのですが、「恋雨」と落ち着きました。この元になっている曲は、自作「Night Rain」なのですが、これは以前のアルバムにも収録しています。そして、こ月舞台に立った早朝の演奏で、外は快晴にも関わらず、この曲を思い出して、新しい雨の呼び声のようなイメージで打ちました。

このところ、この曲のイメージを思い出させるような雨が降っています。今朝の雨もそうです。一昨日は、裏山までスマホを持参して雨の景色を撮りました。恋雨の音を重ねて小さな動画を作ったのですが、このブログ機能には動画をアップすることができず残念。

SNSには簡単に投稿できるのですが、うーむ、ブログアプリはちょっと古式。いや、私が使い方を知らないだけなのかな。

なので、霧雨の景色だけですが、、、

ぜひ、配信アルバムの「恋雨」、ご贔屓に〜https://youtu.be/0VnZfO3jCjk?si=OER3h19t3pLN3eWi

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2024年9月30日 (月)

Monday Drive

月曜日にドライブ、と決めてはいませんが、オンラインレッスンの予定がなくなったので、楽譜清書とドライブ

定点はいくつかありますが、ちょっと山の空気を吸いに。

蚊取り線香とコーヒーと読みかけてそのままだった1冊、、コロナ禍の時にIKEAで見つけた小さな折り畳み椅子。Img_4723

私のブログに頻繁に登場している景色ですが、ここが落ち着く場所、、自宅から15分のドライブです。

ちょっと落ち込んだ時、心が晴れやかな時も、ここはリセットできます。

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読みかけた本があまりにも面白いので、途中の公園の駐車場でも読む

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もう少し走ろうと思ったのですが、明日の予定を考えたら、、はい、ここまで!

少し前までは、明日のことなんか考えず、今日は今日、という行動ができたのですけど、、あれれ、やはりどこか自分にセーブをかけているぞ、、

知らない道をどんどん進むとか、狭い橋を渡ってみるとか、一見さんお断り的な雰囲気醸し出す店にも堂々と入ってしまうとか、、(実際、そんなお店は私の行動範囲には存在せず)そんな店で見知らぬ人と会話してしまうとか、もあるあるでした。

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写ってはいませんが、ここでは鳥の旋回を見るのが好きです。

悠々と輪を描きながら飛ぶ、、水面近くを飛ぶので、見上げるということではなく自分より下の位置に鳥を追いかける、、これが癒されマックスなのです。夕暮れになると、どこからか帰ってくるのでしょう、、鳴き声も賑やかになります。

そんな午後でした。

2024年9月28日 (土)

Marimba Call リリース!

Marimba Call


自然音の録音で世界を駆け巡っていたサウンドデザイナー岡田晴夫氏の提案で、2021年、建築家落合俊也氏のご協力をいただき、「月舞台」で録音しました。室内でもなければ、屋外でもない空間

岡田氏の急逝、もうこの音たちは世に出ることはない、とリリースは諦めかけていました。

春からずっと聴き続け、ふと、ある日、この優れた音質の録音の数々までも葬りたくない、、と。

あの日から3年が経ちましたが、私のこの気持ちを受け取ってくれたプチカフェレコーズさんの協力のもと、配信リリースが叶いました。私の音をおもしろがってくれた岡田さんと組んだ名が「Quiet  Green」


朝4時、野外にセットしたマイクには鳥、風、葉、車道、人呼吸が混じり合い、遠くに丹沢山系、精神の覚醒と鎮静のはざまで、紡ぎました。
これはマリンバが仕掛けた演奏ではなく、マリンバが静寂の青々に、降るなにかに呼ばれたから Marimba Call
私自身が聴きたいと思う、マリンバの音の形、Ambient marimba

ぜひ、スピーカー繋いで、またはヘッドホンで聴いてくだされば嬉しいです。

そっとオフィスや部屋に流してほしい音たち、、静まった空間にも

岡田さんが座っていたというプチカフェさんのオフィスの椅子、そこで岡田さんもにっこり聴いてくれていたらいいな、、

配信情報↓↓
https://lnk.to/marimbacall

録音:岡田晴夫
録音協力:磯崎賢太
協力:プチカフェレコーズ
協力:月舞台
楽器調整:ブルーマレット
写真:T.Sekiguchi

演奏:新谷祥子

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そして、プチカフェさんのホームページに掲載されたロゴの写真がこちら。

とっても気に入っています。

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2024年9月24日 (火)

配信アルバムリリースのお知らせ

9月26日、Quiet Green名義でのアルバムが配信リリースされます。

音楽をネットで聴く時代となって、もちろん、これからもCD制作は継続しますが、マリンバによるアンビエントなサウンドは配信アルバムという形で発表することになりました。

2021年に月舞台で録音したマリンバ、そのサウンドデザイナー岡田晴夫氏が2022年に急逝し、このリリースはもう諦めるしかないと思っていました。

でも改めて聴いてみると、録音がすこぶるいい音、素晴らしい空間でのマリンバ、鳥たちや風、車道の音、インスピレーション、即興、早朝からの空気感、あの日の自分の心がそのまま音になっています。

詳細はホームページにリリース当日、リンク先などアップされます。

お使いの音楽アプリで、できたらスピーカーに繋いで、またはヘッドフォンにて聴いていただきたい内容です!

アルバム名は Marimba Call

Quiet Greenの第2弾となります。ずっと部屋に流していただきたい、そんなサウンドたち。

よろしくお願いします。

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2024年9月23日 (月)

あれやこれや9月は、、

少し長いレポートが終わりました。いや、提出したというだけで、これから指摘ポイントが返されてくることでしょう。

長年、場をいただいてきた、そのことから書きたいと思っていたことを、脳内整理という意味で書いてみました。これが最初ではないのですが、調べる、裏付けをする、テーマから逸れていないかを確認する、註釈のいるものをリストする、参考文献も記載する、文字記号などを再確認する、何より文法的に間違っていないか、、を数回やっても、読み返せばまだあるある、、そんな繰り返し。

書くことが嫌いではない、でも論文指導などを受けたことはない。少しばかりアドバイスを受けたことはあっても、論文を仕上げるまでの時間がこうも長丁場になるとは、、論文ほどのものではないが、それでも資料を集めた時間、そこからまた広がる窓を開けて、踏み込む作業、書くことを時に忘れて、その文献や資料などに見入った時間、、楽しかった、と一言では言い切れないけど、実はとても楽しかったわけです。

知ること、納得すること、結構曖昧に捉えていたことを確実な言い回しにできること、、それは精神的にも安定する作業なのだと感じて、指定された文字数を超えそうな勢いでありました。

。。。そんな日々から解放されて、映画、買い物、人と会う、何より好きな本を読める幸せ。そして、練習ができる!!!!この喜びを再確認している今です。

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かすみ草、、大好きです。居酒屋さんからいただいたお土産、粋な計らい。

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そして、秋に向けて、こんな作業もしているのです。ふふふ

2024年9月 7日 (土)

ヨゾラノツボミ 新曲

https://youtu.be/K0x8fSOzidc?si=uMZ8VagbYf1GAQA4

YouTube動画に残しました

2024年6月の演奏、新曲はこれから歌詞が変化したり、アレンジが変化したり、、CDに記録する時が最終判断になることもあるのですが、この演奏はお披露目がこの日であったことから、イントロ、アウトロがまだ未完。そこはカットして、直球で歌詞が始まります。伴奏の形も今ではここから大きく変化していますが、初演のままをアップしました。

でも、なんというのでしょうか、初めて演奏する誕生時の緊張感というものは、やはり特別な感慨として表されることがあります。未完ではあるけど、これを今聴いてほしいという欲望が何か真っ直ぐに届くような(錯覚)、、演奏は消えゆくもので、この歌すら、明日には忘れそうな気もするのですが、、笑

なぜこんな歌詞が自分の内側から浮かんできたのか、ということはちょくちょくあります。

音楽制作という時間を決めて作るわけではない、売れっ子さんがよくロスで録音制作とかどこかの島で一月かけて、テーマ性に沿って、、とかそういう作法は、、もちろん、私に有り得ません。

ほとんどの曲は、咄嗟に、ああ、これだ、今だっそれ!と浮かんでくる時に書いているので、この「ヨゾラノツボミ」に関しても同様です。そして新曲ホヤホヤを動画アップする勇気も普通自分にはありません。なのに、なぜ、、

そのなぜがわかりませんが、素直にこの曲が好きです。そして自分らしいと思える、、勝手にね、そういう納得から期間限定になるかと思いますが、アップしました。

あ、そういうちょっとした出逢いがあったのかもしれないし、よくは思い出せない、、毎日起こりうることが未知世界であるから、、

悲恋を書いているようで実は大いなる希望かもしれない、朝とかツボミは希望のワードですから。

聴いてくだされば嬉しいです!!

2024年9月 4日 (水)

少し秋、、かな

雲の様子が秋を呼んでいる。遠出ができないため、近くで遅い夏休みをとりながら、ドライブで県境またぐと、あれれ、、いつの間にか大きなショッピングセンターがたち誇っているではないか、、

コンクリートの建物がドーンと、のっぺらぼうに、、こういうショッピングモールが郊外にはたくさんあるから、車があれば生活は便利ではある。そして、程よい感じで、求めているものがそこに並んでいてくれるから、これとこれを買ったら、次はこっちに行けば楽に買い物ができる、などと結構便利さに甘んじて用事を済ませてしまう。

だから、小さな老舗さんとかはひっそりと暖簾を下ろしながらも、地味に知られずにいつの間にか消えてしまう、、のだとしたら、それはやはり日本文化としても勿体無いことであるし、努めてそういうお店も利用はしているけど、自分の故郷においても、ずっと看板を出して続けてくれる店はこんな時代とても貴重で、ヴィンテージ店だと思うのだが、、

と、そんなことを考えながら定点までドライブ、、ショートキャンプして戻りました。私のショートキャンプという意味は、小さなテントで2〜3時間くらい過ごすというものであります。一人用のミニテントは睡眠には向いていないため、あくまでも休息用。

今はちょっとした準備ごとがあって、原稿と本を持ち込んで一人の空間で過ごす、、欲を言えば、アウトドア用のコーヒー沸かし器も欲しい、、けど、ポットを3種類持参し、コーヒー、白湯、麦茶で過ごす、、自分で作るお弁当持参、でもコンビニ弁当でもいい。外でお菓子、、これもまた罪悪感なし。笑 ずっと食べているような感じもするけど、目の前が川だから、歩く、空を見る、白鷺をじっと見る、、

原稿の見直しとか、進まない、、でも外気の中で頭を動かす、体を動かす、ちょっと不調な体の部位がいつの間にか、スッとなおっている、、

結局、今夜はその原稿をベッドの上でこれから推敲。一人キャンプは本だけ読むにふさわしい。

帰り時間の空、、こんなムード、もう秋ですね。

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2024年8月30日 (金)

ちょっとは成長したい、誰だって

早い午後の時刻なのに、もう空は重く激しい雨が降り続いています。皆様の地域はだいじょうぶでしょうか?

こんな日でも雨合羽がびしょびしょでありながら郵便配達の方々が小さな封筒一つでも玄関まで届けてくれるということ、、仕事とはいえ、頭が下がります。

昨夜ラインで、友人に台風見舞いの一言を送るだけでしたが、こんな天気であの人どうしているかな、、と考えたりすること、それしかできないけど、思い馳せる人がいるってことはちょっと繋がっている人を持っている小さな幸せなのかもしれませんね。ただその人を想う、それだけでも、、

そんな時間、先日担当したセミナーの動画が送られてきました。振り返りをすればもう反省だらけは常なるも、最近は画像や角度やら、撮る人のレベルが高いため、自分の欠点も露わになる、知らなかった自分をあからさまに見せられる、もう落ち込みの連続の真っ只中にいることは多いのですが、でもでも、「ちょっとだけでも、自分の成長度はどこか。それはあるか、ないか」と必死に探す余裕があるってことに驚く自分もいて、、笑

〜ああ、こういう感じのことを自然に発言できるようにはなったか、、

〜ああ、流れを止めないエネルギーだけは保持できるようにはなったか、、

〜ああ、断片ではなく、話しの流れを作っていることは作っているか、、、

では反対に自分のダメなところを書き出したら、この3行どころではなし、、ブログに書き留めるより心と頭に叩き込み、次回へ備えよ、となるわけですが、それに書き出したらもう立ち上がれないかも、、という個人的不安要素が大きくて、、自分を傷めることは、できません。やりません。笑

ということで、〆切まじかの山のような原稿作業をする間に、反省などに時間を費やすよりも、ちょっとは自分を信じて前向きにって想うくらいのつかの間、台風が穏やかに過ぎ去ってくれますように。

 

 

 

2024年8月29日 (木)

台風、あまり暴れませんよう〜〜

盛りだくさんの8月の予定は実はまだ終わっていないのですが、この台風の影響で予定変更も生じています。

私には珍しく、いくつか夏にホームレッスンの依頼も受けて、遠方からプロ活動しているマリンバ奏者も迎えるはずでしたが、交通手段に影響ありそうですから昨日のレッスンはオンラインで行いました。バス移動してくる高校生もいます。かつて私は夜行寝台B寝台という狭い列車で毎月東京へ通っていたことを思い出します。やはり台風という日にぶつかり、先生の家から駅まではびしょ濡れ、傘は小太鼓を守っていたためです。笑

最近の災害は度を越しているので、あんな昔なら、何があってもレッスンには行くぞ〜で根性行動できたけれど、、今なら先生の方からきっと「来なくていいよ」と言ってくれそうだし(自分は都内からの生徒にも、大雨くらいでも無理しなくていいからね、と先にラインをする優しさ、笑)、、

どうなっているか、この地球気候変動

今なら、まず行動においては社会がストップをかけますね。

ということで、昨夜は一人で最近レパートリーにした音を録画して反省材料見つけたり、昼は晴れていたから近所のレストランで一人ランチしたり、念の為、ホームセンターの防災グッズコーナーをトボトボ歩いてみたり、買い足すものを買い足したり、、

家での原稿作業やら、まだ情報解禁できない音のことを準備したり、天気が良くなったらドライブする場所を決めているのですが、、ちょっと閉じこもりが続く予想です。

台風がどこを通ってもどうか暴れませんよう、、願うばかりです。

最近、写真は写真でも、美容師さんが教えてくれたLINE Cameraでレイアウトを楽しんでいます。

出来栄えは、?? レストランのコーヒーカップとか孔雀の羽の色と、自分の録画写真とか、、息抜きにコラージュって楽しいものですね。

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2024年8月28日 (水)

遠野への旅

少し前の旅です。実家から車で東京へ戻る(今や、どっちへ戻る、と言い表すべきかが曖昧になっている昨今)旅路には、岩手県の遠野に立ち寄りたいと計画しておりました。東京での仕事ギリギリまで青森にいたので、今回の遠野は下見程度の短い時間でしかありませんが、それでも十分に私はこの地を楽しみ、驚き、そして再訪を決めました。

遠野が気になっていたのは、さまざまな理由からですが、その一つ、フェイスブックに投稿した文を以下に

遠野を訪れた理由の一つとなったきっかけは、普段大切に読んでいる2冊の本、阿部ヤヱ著「わらべうたで子育て」にあります。

この著者の生まれた地、風、水に触れたかったこと。授業や講座で使用するたびに湧き上がる何か、切り離せないエニシ(縁)、唄の本ですが、それ以上に伝わりくる切なさ、哀調、、あゝ、私はこれを知っているような気がする、そんなふうに思ってページをめくる、その時間がもう少し肌に浸透するような時間が欲しい、、

時代は違うけれど「家」とか「本家」の意味あい、歌のような方言の丁寧語、私の幼少期に感じていたものがチラホラ、共通したものが本の中に吹いてるようで…
昨日まで続いた打楽器講座の中では、もちろん打楽器やリズムの話しのために紹介した2冊(CD付き)です。
こんな素晴らしい記録の本が残されている、その風土とは、、人々の暮らしとは、、
子どものためのわらべうた、という解釈を超えている、人が人に関わる歌、そして育て上げるという言い方より、互いに生きやすく、楽しくなるような知恵、、そうした根本にどんな空気が流れているのかな、、遠野の神秘を知りたい、、
時代は違うけれど、きっと何か肌で感じたいものを求めて、、ただ風を求めて、、そんな時間でした。
遠野博物館のエントランス、、この写真が導く世界が素敵でした。
今回は街中をぶらり、、

南部神社付近


暑すぎて、お山の上までは行けず


柳田國男の「遠野物語」を辿る社の森、、
今回の旅はまずは導入編でした。
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建物も、景色も写真をあまり撮っていませんが、デザインの素敵なショットをいくつか、
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石畳、、このあたりで、イギリス人女性と会話、日本のことをよく調べての旅をされている。
一緒にコーヒーを飲んで、、川をじっと見つめて、、
こんなふれあいも旅の楽しさですね。
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2024年8月27日 (火)

講座で紹介した資料について

お約束していた方々、遅くなってすみません。

昨日、この夏予定した全ての講座担当が終了しました。

こちらが決めた課題、主催側からのご要望に沿った課題、どの講座にも私の経験からの考えをめぐらしながら、には変わりありませんが、課題に沿って講座の組み立て方を1から考え直したもの、前夜になって与えられた時間の短さに気づいて慌てふためき、、笑 結果、主題を少し柔らかめに方向転換したもの、

もちろん、長ければ良いというものではありませんが、課題の提示によってはこれは短すぎると気づいた時点で、大幅に内容を削るのはちょっと残念でもありました。こちらの勘違いは今後への反省点。

演奏、ライブなどでは時間が予想より伸びて高まりの中で、終演ということはあるある、でも講座は前後の関係もありますし、喋ってセッションしてって、、厳しい、、精神的な時間配分ってやる側の責任ではありますね。

ここで思い出すのが、クセナキス、ライヒの講義を受けた際、どちらの作曲家も首に大きなストップウオッチを下げていたこと。時計をチラチラではなく大きなストップウオッチ!さて、これは時間以上のことはやらない、という姿勢なのか、時間内に美しい講義内容を分割して配分するトークのための方策なのか、、偉大な作曲家たちのことですから、その分割話法に違いありませんが、、

話が逸れました。

では本題

リズム課題で使った本の紹介

(こちらは国立音大のサマーセミナーの一コマの最後にセッションした際に紹介しております)

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この本をなぜ使用するのか、そして、使用の注意点などについてブログで簡単には語れませんので、機会を改めます。

リズムセッションのパターンだけを安易に使用する方法は避けたいと思っています。これは講座の流れの中で、私のリズム合奏に得ていただきたい「律動のフラット作法、共同拍動意識」という方法で紹介しておりますので、お伝えまで。

そして、オノマトペの本の使用もありましたが、それは別項目でブログで紹介しますね。

ここでは一昨日行われた、舞踏家のさとうみどり先生が講座内でなんと私のCDの中から2曲を選んで下さったので、それを紹介します。

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1曲目 暁(さとう氏のウオーミングアップで流れました。みなさん気持ちよさそうに音楽に乗ってくれました)

14曲目 霧と木のアリア(講座の最後に流れました。ゆっくりと静かな呼吸と共に安らぎました)

 

講座後にたくさんお問合せありました。アマゾンでもご購入できますよ〜

私自身はこのような音楽の活用もあるのだ、ましてやそれが自作ともなれば、心躍るようなものです。誰かに導かれる自分の音、発見、嬉しい時はこうしてさりげなく、予期せず巡って、何かのご褒美のように、、

 

 

 

2024年8月15日 (木)

8月はパワフル

7月までの自分のスケジュールから考えると、あ〜今年はできないかも、と思ってしまうのに、なんだか気づいたらやってしまうというのが諸々の8月のこと。

ホームライブ3日間終えました。雨続き、、どの日も降る降る、、そして、終わったら青空かい、、と。

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自作看板に、伯母の庭から夏萩、毎日看板が濡れてしまいましたが、束の間のご案内、華やかにしてみたくて。

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3日間のお客様、本当にあたたかい、、そして、いつもよりコメント、メッセージが多い、、これは手応えもあり、嬉しいことです。

初参加の方も、そして何より常連の皆様も本当に日程を調整してくださることには頭が下がります。

だから、前に進むエンジンがかかっているのですが。

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少人数制だから、時折、お客様をちょっと紹介したり、会話のようにトークを挟んだり、かしこまったムードよりアットホーム、まさしく。

15曲とアンコール、お客様と一緒に歌ったり、今回は会場に楽器を持参してくれたフルートのNさんや、ティンパニが得意なMさんや、15年ぶりくらいに再会した教え子ちゃんにカホンやらを打ってもらい、そんな時間はあっという間です。

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髙田雨草「五月の頃」

水芭蕉が描かれています。。

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髙田雨草「破れ傘」

13回忌となる、髙田雨草の水墨画屏風絵は好評でした。

お客様の言葉の中に、ロックもバラードも水墨画に寄り添って、心の何かがハラハラと剥がれていくような、、とか、爽快感というものが凝縮した時間だったとか、ナマに触れたってこういうことね、と自分の気持ちが弾んだとか、、楽しさがある時間、異空間、もうたくさんの言葉をいただいただけで、この夏は、、、パワフルに気合いで向かったこと、、自分を少し褒めよう。

まずは今日のブログはここまで。続編あります。

2024年8月 4日 (日)

祭り歩く、祭り想う、祭りふれあい

青森ねぶた祭り、始まりました。

今年も手振り鉦で囃子方に参加できました。なかなか練習に参加できないジレンマを抱えながらも、8月2日、3日とまずは連日汗だくの中終了

今日は休息し明日の5日に備えています。

2017年に思いきって参加の意思を伝え、初心者として右も左もわからないままの見よう見まね、いや見てもわからない、言葉を受けて、何度も指導を受けて、ああ、なるほどと頭で理解しても、手には届いていない、全く新しい世界、時を経て2024年、少しは理解できているのか、いやまだまだ深くて遠い世界、、

見ているだけではわからなかったことを、実際にその輪の中に入れば、紐解くヒントはいっぱい、そして知らないことを知っていく喜びに満ちている。だからこそ難しくなっていく。何度も何度もグラウンドを走っても入口がいつも同じところに到着する、、かのような混迷の時間を経て、少しわかってきたこともある、、、と思っていると、新しい壁にまたぶつかる。の、繰り返し、、

そして祭りはやってくる 何があっても祭りはやってくる そして祭りが終わる日もくる、終われば次の祭りへの向き合いがまた始まる

ただ、それだけの中に、生活があり、仕事があり、出会いがあり、別れがあり、祭りを軸に考えてみれば世の流れは実に単純にも見えるし、そのサイクルの中に盛り込まれた時の巡りに、笑い、悲しみ、驚き、嘆きと人は繰り返すことに気づかない。

手振り鉦を打ちながら、そんな小さな繰り返しの絵巻が、あの壮大な大型ねぶたの色彩に重なった2日間。濃く、薄く、光と影、勢いと儚さ、、

そう、ねぶたには全てがあるようで、、

明日は、何を思いながら打つのだろう

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竹浪氏の麒麟

こんな構図は見たことなかったな、、

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太鼓が夜空に染まっていきます

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背後に迫り来る麒麟の炎、、

東京からのお客様が撮ってくれた1枚。嬉しい初日

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疲れた体に、ありがたき夕飯、心身に染みるものをいただく

大きな筋子おにぎりは写真に撮れず、、食、音、脳、明日への活力となりました

感謝の日々にいます

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2024年7月26日 (金)

ひとりランチを楽しむ

夏の食卓

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昨日のランチ写真で失礼します。今年の我がミニ菜園は失敗。ナスが今頑張ってます。でも収穫にはちょっとまだ、、

いつも一緒の時期に始めるお隣さんの菜園はぐんぐん、みるみるうちに鮮やかに、、ああ、美味しそう。こちらの菜園があまりの状態でしたので、素麺ランチのきゅうりとトマトはお隣さんからの惠み、、

海藻をたっぷり、そして味噌肉と一緒に、、これ一人分、お皿がこういう形なので、大きく見えているだけです。(誰に向かって言い訳しているのかわかりませんが、、笑)

そう麺つゆにネギがなかったので、ミョウガをたっぷりで、薬味というよりサクサク食べ感を味わいます。

それにしても、6月のこと、あの2日間はなんだったのか、、何を食べても味がしない、、もちろん検査キットで検査、陰性、内科にも行きました。

コロナ感染がまた増えているというけど、コロナではない。急に現れたその症状に戸惑いつつも、だんだんと味がわかってきた時の感動には小声で一人叫びました。味がする〜〜っ!このあたりまえにあたりまえゆえの感動をしたことがなかったかもしれない。

近年、自分の身体の変化、症状、以前よりずっと神経がとんがっている、、毎日、毎食、全神経が「食べる」「何を」「いつ」「どのように」という意識の高まり、これまで以上にセンサーが動く。若い頃のあの何も考えずに食べることができた、、という無知さ、鈍感さを恥じながらも、あの食を楽しむ奔放さが懐かしく、、しかし今は、もう若くはないのだよ君、と体の声がこちらに伝えてくるものにちょっとオドオドしながら食を選ぶ生活へのシフト。

普通のことだけど、でも、でも、、、ああ、、食べて美味しいと思える、このありがたさ、食欲のない時の不安もあれば、一人暮らしでの食生活の見直しもしっかり。味がしなかった嘆きの2日間に感じた心細さはシンドかったけども。

今食べたいものはなんですか??と自問してみる時間も増えて、、、それはそれでちょっと楽しいことで、、

体って正直ですね。それをひしひしを感じている午後

 

 

 

 

 

 

2024年7月24日 (水)

8月の曲 予告

8月のホームライブはこんなセレクトになります

坂本龍一、藤井風、大貫妙子、ファジル サイ、ピート シーガー、新谷祥子他

いつもなら事前にお知らせしないのですが、昨日のご予約のお客様から、「バラード」ってなあに?ということになって、そうか、少しセレクトした曲のことも情報としてお伝えすること必要なのだ、と考えました。いや、その方は特別に疑問を持ったわけではなく、ジャズとかそういうものではない感じだよね、、というとっても素朴に優しい質問を向けてくれたのでした。関心を高めてくださることが嬉しいものです。

まさにバラードというタイトルのものもありますが、私の場合はバラード風に、そういう匂いを醸し出す曲を選んでいます。自作もほぼバラード的かもしれません。物語を紡いでゆっくりめ、穏やかなテンポで語るでもない歌の流れも激しく織りなすこともなく、、かといって単調ではない深い味わい、、歌詞のないバラードも打ちます。心情的に優しく寄り添うものもあれば、嘆き節もありましょう、、でも悲壮感までいかないところが、エレジーとの違いなのかな、どこか抒情で希望を映し出せるような時間に向かいます

7年前にホームライブを始動した時と同じ日付、8月11,12,14日 時間は違うけど午後3時のひとときにお運びください。

otomadoyoyaku@gmail.com

ご予約の方には詳細をお伝えします。(お車でお越しの方への駐車場のことなど)

 

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2024年7月20日 (土)

感謝の上半期

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今頃は、青森での稽古、、のはずが、、上半期の締めの仕事はびっくりのレコーディングオファーと、予想外の配信音源への準備、、7月の暑さを吹っ飛ばす嵐、とも言えるような日々にいます。

上半期、いい内容の充実したライブができました。上の写真は八角太鼓、祈りの太鼓、祝いの太鼓の象徴として南青山曼荼羅で打ちました。他にもこの太鼓の登場がありまして、もう25年以上も前から部屋に鎮座するこの特別な太鼓を活かせるライブができました。

友人が熱い力で作ってくれた静岡でのライブ、長年に渡り仲間から支えられてのお寺ライブ、他、ご依頼の場所場所、さまざまに工夫して練ったプログラム、今の自分に沿うもの、、伝える力があるのか、それを問いながら綴った曲たち、、

一つ終われば、嬉しい汗を流している。

実感すべき時間にきちんと向き合って次へと向かう、、以前はできなかったこと、今はできているだろうか。

テレビには戦争が当たり前のように映し出される。子どもたちの命が簡単に閉ざされてしまう。親と会えない連れ去られた子どもたちがいっぱいいる、、泣く子らの映像の反対側のテレビでは、目にあまるようなふざけた食レポのタレントの大写しが汚い色でスクリーンに滲んでいる。

だからと言って、自分のやっている音楽を、どう説明もできないが、、信じていることを目の前に置かれた扉を開けている、、だけなのかもしれませんが、言い聞かすように時間を積んでいく、、

そして忘れる、、

そう、忘れる力、、とかどこかで読みましたが。

昨日の自分、昨日の成果、昨日の悲しみ、昨日の笑い、昨日の痛み、、

ふと思いますね。忘れなくては、前に進めないようなこと、実はいっぱいるんだな〜と、、それを言い聞かす、ということがこの自分にも!Img_4100

誰かが言っていた、、音楽を共有するのは、もうこれからは目の前にいてくれる少人数の、互いの息を感じるくらいのものでいいのではないかと。

その真意には例えば、

コロナ後の社会の変化、視点、

絵の前でそれを鑑賞するのは一人、というくらいの対峙、

大きな場所、大人数を肯定する理由の裏付けの背後にあるものの薄命さ、

個と個の結びつきの深さ、尊さへの気づき、、

だろうか、、

よくわかないけど、、書き綴っている

自宅のスペースで15人ほどのお客様、時には数人、時には30人もに集まっていただき、創作を手渡しで聴いていただく責任、楽しさ、振り返り、継続、感想いただいた時の身体に迫る実感、ああ、この体が許す限りは、続けていく意味よあれ、、と、

そんなことを脳裏に時々すーっと、そう、軽めにさりげなく置きながら、、

心に何かがある限り、ずっと細くなりにも続けていくのでしょう。

これは私なりの感謝の投稿です、、

皆様、覚悟の酷暑、夏バテしませんように、、

さあ、練習開始です。。😎

 

2024年7月15日 (月)

お盆ライブ2024

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いつもよりお知らせが遅くなっていまして、、手元には宣伝材料の紙がまだ届いておりませんが、、

ご予約は本日より受付となりました。

この夏のホームライブは8月11,12,14日の3Daysとなります。

バラード、花の歌たち、6月の八王子お寺ライブを再構成してのお届けです。

そして、伯母で水墨画家だった高田の13回忌となる夏、画廊から屏風絵を僅かながら運んで、マリンバに並べようと思います。

伯母の屏風絵は人気で、私自身も好きな構図のものが多いのですが、音窓ARAYAのスペースには並べるにも限度のある空間ですので、もしかしたら1つ、2つ、、だけ。

それでもいつもの音空間とは違ったものになることでしょう。

実家でライブをやるようになって7年目、、1年に2〜3回の開催年もあったし、コロナで諦めた時もあったし、、数としては企画内容14回を7年間の中で弾き、歌って、共演して、、きました。なによりもお客様の声に導かれて継続が叶ってきました。ありがたいことです。

また画廊に住み、管理していた高田の姉の7回忌でもあり、、と、二人の伯母のサポートは両親亡き後も私へ注がれ、、祈りや感謝も込めたライブ、音を紡ぎます。

お客様にはそういう内内事情よりも、何より楽しんでいただける内容を考えております。今回のテーマ、花、バラード、新谷オリジナルも含め、喜んでいただけるひとときに、、

お盆の真っ最中ということでもありますけど、もしかしたらいつものように帰省中の旧友がやってきてくれたり、というびっくりもあったりするかな、、どうかお誘い合わせの上、お越しください。

ご予約メールは新しいご予約専用メールへお願いします。

otomadoyoyaku@gmail.com

今回は屏風絵を飾る都合上、椅子の配置が少なくなります。

ゆったりと、聴いていただけるように、、

夏の午後、、いい時間を創ります。

2024年7月 9日 (火)

なんの色がいいかな、、

少し滞っておりました、ブログ。いろいろなことがあり、それを綴っているのは時々SNSが多くなってしまいますが、ブログのページにアクセスするより簡単であるという理由だけですが、自分振り返り日記のような、忘備録のようなツールが世の中に増えすぎていることを理由に、書き残しておきたいことを簡単ツールの方にちょこっと、、という具合になりました。反省、、

このブログで私の生存を確認してくれる人もいますから、笑、こちらを怠ってはいけませんね。

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新しい敷物がやってきました。タイの楽器、ラナートが似合います。ラナートは打ちだすと止まらないくらい面白い竹の音色です。

でも、天候やこの湿気などからあれ?昨日と音程が違う、、狂うのですね、、これはなかなかセッションには難しい楽器ですが、自分の一人歌いや創作には問題がありません。好きな音階を見つけられることもあるし、でも、自分が作った旋律が数日して打ってみると微妙に最初と違っている、感覚が違ったものになる、あるあるです。

それから最近の変化といえば、やはり歳を増すということの現実味について

以下のマレットは自分が選んだ軽さ、でも芯のしっかりとした音色のマレット。更には肢の長さを短く切っています。指への負担を減らすことは大切です。若い頃には重いものを頼りにしていた、ということがあります。今だって思いマレットを持ちます。でも長時間のライブに耐えられるもの、音質が豊かなもの、私の使うグリップは指に負担がかかりやすいので、軽さ、長さの調整が優先事項になりました。

細かいこと、別にこれを読んでくださる方にはどうでもいいことではありますが、でも、でも、、負担をかけたままで継続する怖さも知っています。私は腱鞘炎になったことがないのですが、先輩の奏者は手術までしています。現役生活を継続するために、、、またアメリカの女性奏者は練習時間よりマッスルトレーニングの時間が多いとか、

そうです、、健康管理と共にある通常の生活のありがたさ、、

私は何かあるとすぐ通院パターン、これも見直しなくてはですが、自己回復力、、さて、本当にそういう齢がやってくると、音楽活動の内容にもさまざまなことを考えます。

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昨日は、そうした女性の身体とアート活動ということを考えるに相応しい公演を見てきました。

場所は六本木、俳優座劇場。若い女性も、私より年増の女性も、その舞台の上で見せてくれたもの、こちらへ提示してくれたもの、

若さや老いと向き合った時、過去と同じもの表現をする必要はない、今何を思うかを表せばいい、、これまで何を知ってきたかを問えばいい、

そんなこと知っていたつもりだけど、道具もない身一つで踊る女性たちを見ながら、勇気というよりは確認、確信めいたものをいただいてきました。

好きな劇場は来年の5月に閉館、、さみしいものですね。好きな小屋が一つ消えてしまうこと。20代にはよく通った場所。

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ツルツルの新しいホールや劇場が多くなっている東京、、昭和からのレトロな建物を保存して欲しいものです。

昨日は六本木ヒルズの森美術館にも出かけました。都知事選が終わったばかり、、本当に緑地を増やすのか、伐採したら100年単位の樹木、、20代の頃、東京はすこぶる元気に見えた。今は、、、?

自分の心の変化も見つめながら、さあ、

私は何になろう、、どんな色がいいかな、、(最近歌っている藤井風の歌詞、、いいね)

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