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2013年1月の投稿

2013年1月31日 (木)

Roy Ayers

ランチタイム。お気に入りのカフェで「Roy Ayers」をかけてくれました。

ヴァイブは根っこが深いな。
West Coast vibesというタイトル然り。
アメリカにおけるヴァイブラフォンの音楽歴史を感じます。
派手なものでもない、本物っていうのは「自然な息」
聴けば溜め息の音色でした!


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2013年1月26日 (土)

エレキにマリンバ

Dsc_0030_2 久々にON!「エレキなマリンバ」が弾きたくてたびたび使っています。昨夜は音源モジュールに手間取り、音がでるまで約40分。アコースティックであろうがエレキであろうが、楽器というものはそう簡単に呼び寄せてくれない。こちらから過激に向かっていかなくてはならない。機械音痴の独り言(笑)

ライブやCDに隠し味として使ったりしてきました。この楽器で出力している大好きな音色は教会オルガンやガラスの音、シンセなマリンバの音は使っていません。
ならば普通のシンセサイザーでいいじゃないか、と言われたこともあるのですが、弾きながら歌うというスタイルがマッチする私には「マレットで打つ」という所作からしか生まれない「唄」もあります。ゆえの、楽器選びでした。国内で使用されているのはまだまだ少ないようです。Xylosynthという商品名があまり好みではなく、自分ではエレキマリンバと呼んでいますが。ライブアシスタントさんはジャイロ、と呼んでくれたり、それぞれが呼び易い愛称あっていいのですね。
大音量でロックな曲に挑戦する、だけではなく、しんみりとしたバラードも似合います。自作で綴ったファーストアルバム、シンガーソングマリンバのなかの「土」という曲でメインに使っています。セカンドアルバムのローズウッドシンガーでは「とめようもない」という曲でエフェクト。これだけはCDならではの挑戦でした。

年齢重ねて今、本格的なローズウッドだけでもない、何か加工していく面白さ、非日常的なものへ必要なパレット、そういうものが自分の気持ちに沿うなら、なんでも取り入れていきたい、と思っています。何かにこだわりすぎることでは開かれない音世界。もっとサバサバッと使いこなせたらいいなと思えるモノやココロ、そんな齢にさしかかった?(笑)

さて、本日は身体も快復、 カゲキに新曲に取り組みたいーー

2013年1月21日 (月)

わくわく音楽室

昨年秋、ある小学校でのワークショップ。
Pastedgraphic 最終日、参加児童全員にマリンバに触れてもらうため教室への入場前に椅子に用意したマレット。音楽の先生の配慮でマレットはとてもいい管理がされていました。

例えば、ペアにならないほど色も形もバラバラになってしまったマレットや、毛糸がほつれ過ぎて視覚的に楽しさが見えない痛々しいマレットなどを見かけたりすることが多くあります。
子どもたちには「わくわく」する音への導きが必要でもあり、(なんでも新しくピカピカでという意味ではなく)以前、埃のかぶった打楽器が使われず放置された現場も目にしたことがある私は、このように整理されたマレット、磨かれたスタンド、マレットをペアで袋にきちんと収めている先生の丁寧精神は日頃の音作りまで伝わってくるように感じました。

入場してきた児童の皆さんが、この椅子に座る前にマレットを手にします。
笑顔です。え?私も今日は弾くの?そんな緊張の顔や、私とにやり一瞬、目を合わせてくれる児童も。
ドキドキわくわくを演出できる音楽室、ずっといたいな、と思える教室。

2013年1月19日 (土)

真依子さん

今月はじめ、お琴で弾語りをされる真依子さんのレコーディングに参加。

アレンジはこれまた未知瑠さんという、才能あふれる作曲家との巡り逢い。

こうして新年は若い女性お二人の、ハイセンスで瑞々しい感性に寄り添える仕事をいただきました。
私はこの日、鼻風邪顔ですが真依子さんのリクエストで一緒にツーショット。
真依子さんは京都にお住まいで、その暮らしの香り、心のありか、などが伝わる素敵なホームページをお持ちです。
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2013年1月14日 (月)

悲喜劇

東京は雪。

出かける予定を変更して、雪景色と録画していた映画をゆっくりの一日。

そして久々に素晴らしい映画に出逢いました。
「life is beautiful」イタリア映画。

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絶望のときにも家族を救う男、喜劇と見誤る前半部分、この映画の作り方の才知に脱帽です。
ナチスの強制収容所の場面ではいきなり色彩が失われるためか、映画前半で観る街や花の色に心打たれます。深く淡い、この映画のトーンです。
あまりの悲劇を、人はこうも謳えるものなのか、、、
人が人を裁くことに対してではなく、あくまでも人が人を救う、その愛の深さだけを切り取っているかのようです。
もう一度、観たい映画です。

2013年1月11日 (金)

眠り、すべてはここから

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お子さん、ちゃんと眠らせていますか?成長ホルモンのために。子どもは夜は眠るべき生態系。と、このようなあたりまえのことは昔なら本の題材になんてならなかったでしょう、きっと。

あるとき「打楽器と眠り」について話すという機会をいただく。眠りが大好きな自分のことをいったいどうやって知られたんだろう、、などと不思議がったりしたが、依頼を受けたときは子育て真っ最中の時期であったし、小児科医や文化人類学者や、霊長類専門の先生の話しも聞ける、一母親として関心は尽きず、即刻お引き受けすることに。

このワークショップへの準備はたいそう面白かった。マリンバ演奏もし、打楽器の由来、リズムと覚醒、鎮静ということなど、太鼓の音で眠る赤ちゃんもいる親子コンサートなどの経験から少なからず私なりに思う事を整理して話した。それが活字化されることが決まったとき、そういうこともあるならもっと科学的!?に調べておくべきだった、とはあまり思わなかった。ごめんなさい。それは専門の学者さんのページ。私はあくまでも演奏視点からそして母視点からかなりカジュアルなトーク。でもその講演の後のパーティで、出版社のお一人から「あなたのトークは演奏家としての僕たちにはない視点が独特。想いを文字にするという作業はそんなに多くの演奏家が実現できることではない。あなたは書くことをしたほうがいい」というようなお言葉をいただき、普通ならここで有頂天になっているだろうけれど、書く事は難しいと決めてかかっている私はそのお褒めの言葉を実行にうつすにはまだまだ先のことだろうなとボンヤリ。「あ、はい。やってみます」と気のない返事をしていた。

気づけばここ数年、コトバ(詞)を書いている。オリジナルだけで並べたアルバムは2枚め。心のうちが文字化されずっと残っていくというのは、なんというか、さらけだしていないと、つまり覚悟をもってやらないと人には伝わらないだろう。書かずにいられないなら書き続けよう、、自分に言い聞かせる。そしてしっかり眠ろう、と再確認。

この本で私が担当したコラムのタイトルは第3章に載っている「子守歌は畏れを唄う」なり。(WAVE出版)

2013年1月10日 (木)

コリアンタウンのBGM

留学中、寮でのルームメイトが韓国人だったことがある。のちに医学部へ編入するというくらいだから夜中3時まで猛勉強していた。が、よく見るとヘッドフォンを耳にノリノリに身体を動かして休憩していることが多かった。部屋の片側が彼女のベッドと机、私は練習で深夜に戻っても眠りに集中できない。

一度「何を毎晩聴いているの?」と尋ねてみたら「ジャパニーズ、ナカヤマミホ」と。TVドラマで演じる中山美穂は知っていたけど歌手でもあったのか。私が中山美穂の歌は知らない、とつぶやくと日本人でしかも音大生なのに?と怪訝な表情をされた。彼女の父親は日本の歌なんか聴くなと厳しいらしい。でも彼女、親元離れアメリカ留学中。自由に音楽を楽しんでいた。

そして本題。昨夜都内で仕事を終え、スタジオを出るとそこは新大久保コリアンタウン。飲食店の客引きは若くてかっこいいお兄ちゃんのよく通る声。店の構えも色彩といい配列といいポジティブ感で満たされている。雑貨屋らしき店頭にはハンドクリームの横にインスタントラーメン、靴下、サラダ油、なんでもござれ。ぶら〜りぶらりする私は食材店の前で立ち止まる。ハングル語のラップ調ポップス。これにはソソラレてしまった。中に入って買う予定もなかったものをいろいろカートに入れてしまった。購入意欲をハイテンションにしてくれるこのポップス。単調すぎて頭がくらくらするけど、今にも唾が飛んできそうなリズムコトバの見事さ。強迫的ともいえるくらい強く酔いしれるラップ。ははん、これがBGMの効用なのかもしれない。見れば楽しげなパッケージのお菓子やビール、香辛料、乾物、、仕事の荷物が多くなければもっと購入していただろう。このBGMに身体をノリノリにして買っている若い女性の姿、あの日のルームメイトを思い出した。
彼女、本国で医者になっているのかな、今は何を聴いているかな。
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2013年1月 6日 (日)

17歳で出逢ったアルバム

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実家に帰ると必ず振り返る場所、レコードラック。高校時代に繰り返し聴いたものは、Earl Klugh, Chuch Mangione, Stuff, Carlos Santana, Quincy Jones,,,
でも一番愛してやまなかった1枚は、パーカッショニストRalph MacDonaldのThe Pathでした。深夜ステレオの前から離れられず、隅々まで聴き続けた1枚。
もう何年も前のことだけど、「あなたはこれまでどんなアルバムを聴いてきましたか」と、あるクラシック音楽誌の質問に、なぜかこの1枚を伝えなかった。それは秘蔵の1枚であるはずなのに。
そっと心におさめたい、誰にでもそんなアルバムがあるかもしれない。
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