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2014年2月の投稿

2014年2月27日 (木)

二筋の川

今朝の新聞でパコ・デ・ルシアの訃報を知る。

かつてマリンバでなんとか弾きたいと名曲「二筋の川」と向き合っていた。
2009年、このタイトルをコンサートのタイトルにも借り、「二筋」という大きな流れに遭遇する、人生でも大きな転機のときだった。

フラメンコギターの名手が流麗な旋律を生み出すようになんとかマリンバでその世界を再現できないものか、と格闘してはみたが未だに高い頂が遠くに見えるだけだ。

合掌
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2014年2月24日 (月)

名匠

今日はある名匠エンジニアさんのスタジオへ。2時間も時間をいただいた。初歩的な音響の質問をする私ではあったけれど、えいやーっ!!この際、恥は捨てよ、、

どんな質問も自然な会話として楽しく、相当に貴重な今後への提案をたくさんいただいた。

定年を過ぎても現場に立ち、時代の音を聴いている人、当然私の音も嗅ぎ分けられている。
現場の一流ゾーンから向けられる言葉、課題、激励、こうやって道しるべ敷かれるのは相当に幸運かもしれない。

今日はこの名匠にお願いした専用のアンプを抱えて帰宅。
これからの弾き歌いへ夢つなぐ。
これはもう仕事感覚なんてものじゃなくって、、
旅、、、でしょう。
ふか〜い、なが〜い。

2014年2月23日 (日)

ジュエリーボックス

日常的には練習に気になるものは身につけない。楽器演奏する直接的な手には指輪をする習慣もない。

でも、外出となったら、、とことん楽しむ。
私はこういう部分で大きな買い物をしたことがないので、大切にしているものは母や伯母から譲り受けたもの。

今日は不思議なことがあった。画家の友人からのメッセージ、長く消息のわからなかった旧友の突然の知らせ、思い出せなかったジャズアルバムの発見、、、

大切な指輪を久々にずっと身につけて歩いていた今日、「不思議」は、きっとそのせいかもしれない。

そんなふうにおもってまた仕舞い込む。
これもジュエリーのわくわくだとおもえばいい。
女はたのし、、

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2014年2月17日 (月)

友人の個展情報

明日18日から友の個展情報。
隠れ家のようなギャラリー、東京は恵比寿駅に近い素敵な空間。
冬はどんな景色なんだろう。
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米田民穂個展「 ヌーパピヨン〜ネコと蝶ネクタイ」
同じ高校を卒業し、今もって刺激をたくさんいただいているアーティスト。

http://galeriemalle.jp/

2014年2月15日 (土)

むむむ

雪に慣れてはいるものの、東京で降られるとなんだか気重。

頼みの綱である路線バスも、最寄り駅の電車も運休。

で、
今日は予定変更、、午後はカフェオレと読書で、ゆったり休息と切り替えます。

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2014年2月12日 (水)

二律背反

二人の娘を大学に送るためそれまでの仕事を辞め、青森県六ヶ所村にある「使用済み核燃料再処理施設」へと居場所切り替えた友人がいる私は、この核のゴミ問題を複雑に眺め、遠巻きなる視座にいます。
自分にどうしても残るシンパシーが友人の職場ゆえのものなのか、絶対に再稼働などあってはならないと心底感じながら、、、正直、ふるさとに戻れば仲間のなかにいて声が出ないのです。こうである、という断言は こうではない、と裏返し。


その友人と家族の生活、将来に関わる生き方の選択、ゆえに覚悟を決めた転職、実際にはプラトニウムとは何かを知ることの恐怖、それを誰よりも知っている友、勢い夏の祭り、青森の街道に踊り出る電力会社の見事な「ねぶた」、どれもがなんだか回答を出せない見送りの眼差しになっている自分。その混迷感をどこにも運べず、悶々とすることあらば、小さな部屋にいて詞を作り、歌にする、そんなことも今の自分の「部分」。これが「すべて」にならないのです。なれないのか、ならないのか。

そんな今、大貫妙子さんの著書「私の暮らしかた」を手にしました。2006年当時にすでに六ヶ所のこの施設の脅威を文章にし、それがその後に起こってしまった三陸の海への既視感のような論点に圧倒されました。
いつもページをめくっていたい、歌でも聴くようにと日々バックに持ち歩くようになりました。まるで気に入ったハンカチをポトンと忍ばせるように。

ページのなかに流れる風は心地よいものだけではなく、こうした原発問題に触れる文章の痛み、そのスケール感にはどんな専門書も叶わないのではと感じる重さがあります。そして、、、自分の時間を振り返ります。
自分が取りこぼしているだろう欠片

いつもライブではマリンバとヴァイオリンのインストで演奏していた大貫さんの歌詞がついた曲(作曲は坂本龍一氏)を、今度こそはソロで歌ってみたいとおもっています。一つの感情を大事に。
その曲の名は「antinomy」、日本語なら「二律背反」

2014年2月 9日 (日)

ある朝に

大雪の翌日、近所の子どもたちは裏の丘でそり遊び、かまくら、雪だるま、、、

ご近所さん同士、雪かきスコップを交換したり、互いにおせっかいやいては笑い合う。留守のあいだに玄関前に置かれてた大根がどなたからの差し入れであったかを知る。
私の練習の音にかつて誰一人クレームもよこさずに、、、
これまでで一番長く住んでいるアパート、心地良い。
優しい人人に囲まれている。
高い空に声が響きわたる。
雪はゆっくりと溶けていく。
この安堵感に浸り、そっと一日が終っていく。

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2014年2月 6日 (木)

翔る

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十和田市現代美術館のカフェで演奏したのは4年前だったろうか。
あのときはカフェの外壁には絵が描かれていなかったような、、

この冬はもう3度も故郷を往復している。
心に少しだけ余裕ができて、従兄弟に運転をお願いし、冬の景色を見て帰ってきた。この美術館の辺りは私が高校生のころ抜け道として使ったピアノレッスンへの疾走の道だった。
今は韓国のアーティスト、チェ ジョンファの「フラワー ホース」が駈けている。

2014年2月 1日 (土)

パートタイムの出逢い!

私は大学でパートタイムティーチャーとしてさまざまな学生と出逢っているのだけど、自分の心に刻むであろう、そんな巡り逢いをする若い人たちがいる。
4年前に出会い、音楽療法を専門課程に選んだ二人の女子学生がいる。
3月には卒業していく。
二人とも打楽器やマリンバを大切な学習としてくれて皆勤賞もの。
彼らと一緒にさまざまな実践ができたのは最初の2年間だったけど
昨日、その二人が手渡してくれたのは、美しい丁寧な文字が並ぶ手紙。
綴られた言葉の誠実さに心打たれ、ちょっと涙ぐむ。
4年間マリンバを愛し学び続け、好きな曲を披露してキリリ輝く笑顔。
こんな小さな瞬間に、私はトテツモナク幸せ度を高められる。


私のパートタイムティーチングはかなり濃い時間で充足されている。
これが私には身分相応なものだろうと思って、そんなふうにこの仕事に感謝している。
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