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2014年11月 2日 (日)

動く服

服が好きだ。

その「服」が本当に存在するのなら、どうしても本物が見たくなる。
どうしたら、このような造形美が生まれるのか。着ることは立体的な行為で、人形が纏っているだけでは真価がわからない。
だから人の腕を通して着られる、生きた血の流れに添って動く服を、できたら、その現実的な美の証明に立ち会うか、体験したい。

演奏と服装はだからいつも大きなテーマなのだけど、新しいものを購入する資本がいつも無し、に等しい。そんなときは古いものを引っぱりだし、愛でて考えて、組み替え、アレンジして着ている。せめて「今」を感じとるための色彩や造形への視覚行動は止めていない。止めてはいけない。

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