木は旅をする、の巻!
文化庁主催事業の一環として、派遣講師として小学校の音楽室を巡っています。
バラフォンを積んでみると、うむむ、、手入れをして使っていても、やはり自然のもの100%で作られたアフリカンバラフォンは、あちこち痛みがち。
太陽を浴びさせて、瓢箪の内側をきれいにして、木板を磨く。
紐もゆるみだしているけど、ぶら下げるゆるみ具合の調整、その塩梅が難しい。
次の太陽光を待って、もう一度今年もメンテナンスです。
そもそも、文化人類学者の川田順造氏から譲り受けた当初のこと、ひょうたんのビビリ音の秘密を探るために様々調べてみたことはあるものの、なかなか瓢箪が反応してくれない。瓢箪の小さな穴にいろんなものを貼っては剥がし、という作業の跡が残る1台。
今年の小学校3年生クラスにはお父様がアフリカンミュージシャンという子がいて、誕生日にバラフォンをプレゼントされたという。手作りの撥を持参で参加してくれました。
今回の私のプログラムの一つは、ちょっと熟してきた「木の旅音」
マリンバの歴史をちょっと音で語る曲。20分のものを数分におさめてみたバージョン。英語バージョンと日本語バージョン、もう少し練っていきます。
今回も小学生との会話ははずみ、瓢箪の使い道は?と聞くと、水を汲んで飲む、という素直な反応や、芥子など調味料入れにする、などというオツな答えも!
楽しいな、、やっぱり子どもたちと楽器を介して対面できるチャンスを得られることは最高です。
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