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2015年3月23日 (月)

仲井戸ポエトリー

自分の詩が流れているよ。

そこに大好きなあのギターの音がうねって、そこにあの深い声が、私の綴った詞が流れているよ。

天井を見上げて、響きを全身に落とす。
涙がこぼれないように膝小僧にぐっと力をね、、。
雷のようなものも聞こえたよ。

ほどなく、そのポエトリーは終った。
腕の上部に振動の汗がジワリと吹き出して、私はステージに呼び出された。

仲井戸CHABO麗市さんのことを、2015年、はじめて「チャボさん」と自然に呼ぶことができた。
でもそれはその場の空気がそうさせているときにおいてだけ。

私は、「ナカイドサン」という響きをもってしてその人の「音楽」を感じる。
風よはこべ、という私の書いた詩は、仲井戸さんの声とギターに浮かんでは消えた。予想もしていなかったこの瞬間に打ちのめされた。
詩は立体的だった。私が書いたとき、それは平面を切り取っていただけで、
昨日聴いた仲井戸さんの響きには、あきらかに立ち上がってくる迫ってくる律動があった。

詩を読む、とはこういうことか、、と思った。
詩を感じる、詩を感じさせる、、ってこういうことかと、、、思った。
そういうことがわかっただけで、このライブはもう充分すぎている。

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