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2015年8月の投稿

2015年8月30日 (日)

午後の器

左は有田焼、悦山の菓子鉢にプルーンの実を。
右は木彫りの朱塗りのようですが、鮮やかな赤色は塗料が明るく、紅葉をイメージする日本人の紅色の作風とはちょっと異なるような。木彫り底が随分どっちりしているので、アジア風な作風にも思えます。虎屋の羊羹と。まだ8月なのに午後の肌寒さで秋色オヤツ。
美のコレクション、伯母からの器を一つ一つ。テーブルにきちんと添え、気分を落ち着かせる時間を心掛けること、大切なひととき。

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2015年8月28日 (金)

吸引の部屋

防音の広いスペースのある実家では快適な練習ができるけど、東京のちっちゃな音出しの部屋も、やはり落ち着きます。

音色の作り方はやっぱりこの狭い空間にたくさんのヒントがあります。集中でき、隠っている時間が大切。ぴたっと吸引されるような場所。 たくさんの書物がなんの規則性もなく積まれているけど、何か閃いたとき、一瞬にして探したい資料や文庫に手が届きます。
今日は古い楽譜に遭遇。弾いてみるとほんのり、いい和音。その上にまた歌詞を考えてしまう癖、、、
ああ、いつどこで、という目的のない音出しはいいな。言葉も無邪気に遊びだす。
けど、いつものように整理つかない。で、結局「作るぞ!」の目的モード。music休憩banana

Fullsizerender

2015年8月26日 (水)

自分の言葉

8月18日のふるさとライブが東奥日報社に掲載されました。

ライブをしっかり聴いてくれた記者の土屋さんが、終演後にインタビューをしてくれました。
少しカットはされてはいるものの、自分の言葉、音への想いを伝えられる活字は嬉しいものです。ありがとうございます。
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2015年8月24日 (月)

キラキラの贈り物。

ふるさとのコンサートを欠かさず聴いてくれる友人から手作りのペンダントをいただきました。

レジンという液体をUVの蛍光灯に当てて作るそうです。埋め込まれている細かなパーツを眺めていたら、ファンタジー力沸き上がってきました!upribbonshine
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故郷で連日の分刻みスケジュール、活気に満ちた濃い日々でしたので、東京でゆったり疲れを回復中。(本来逆のような)chickspa

2015年8月22日 (土)

盛田邸浪漫

少し長いブログです。
盛田稔氏を語るには私の力では到底及びません。でもやっぱり書き留めたい。私なりの感謝を。

青森県七戸町、郷土史家の盛田稔氏を謁見。
ここからは先生と記します。
今年、白寿を迎えられた先生とご家族との時間、皆様の気品と優しさに包まれました。
8歳の頃、母に連れられて訪問した記憶は今でもはっきりとしています。洋裁業の母に”ハイカラ”な洋服をオーダーの盛田夫人。仕上がりの洋服を届けにいくのは私にとって特別な外出。少女にとって初めて嗅ぐ香り。そのお家には他のどこにも感じたことがない風が漂うわけですから、、母に無理矢理お願いして連れていってもらったのですね、きっと。先日はあの頃の緊張を引き継いで同じ門をくぐりました。


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盛田先生は戦争、捕虜を経て、青森大学学長など歴任された著名な郷土史家であられますが、父と同じ職場に勤務されていたことも教えていただき、少し親近感を覚え、大人になったとはいえ緊張感変わらずの私はちょっとほぐされました。
(写真は盛田ご夫妻と、ご長女の薫さんと私)
もっともこの日、思いがけない同行者ができ、それは町の歴史を先生から学んでいるという幼なじみの千賀ちゃん。この写真を撮ってくれたから、本人は写っていないのですが、、、彼女とはこれから祖先探訪の心強い仲間になりそうです。
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先生は現在も青森山田学園学園長や、執筆活動も続けらておられます。お元気なご夫妻の佇まいは「美」という言葉を軽卒にではなく、これからはきちんと選んで使いたくなる思いに満ちました。

七戸城跡に隣り合うご住居は、華美な装飾は一切施されず、心尽くされ守られてきた風情漂う古民家。
8歳のころ通されたあの時と同じ庭があり、静謐な和室で拝するお話に、すーっと異次元の香りを受けました。
語り口は常時温和で懇切丁寧、歴史学習にはかなり遠のいている私にはありがたい時間です。
私の祖先が近江商人の流れを組む一族であると聞かされてはいるけど、本当のことは知らない。それがずっと近年モヤモヤ気になるようになっていました。両親が生存中にもっと聞いておくことがあったと悔やまれます。
しかし、この夏、こんな特別な日を授けられたのです。
祖先の来し方が記載された古文書の写しが盛田先生によって保管されておりました。感動、、これは正真正銘の。


幕末嘉永六年にそれまでの造酒屋、岩城屋という屋号から職種変更し新谷という苗字と刀を授かった記録、借金手形、土地売買など細かな記述が残されておりました。
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曾祖父が「岩城屋清左衛門」と名乗っていた時代の証。私のことを今でも「岩清の祥子ちゃん」と呼ぶ方はいます。もっとも幼少の頃に比べたらうーんと少なくなっていますが。
こちらは盛田邸東前方に今も残る有形文化財七戸町旧郵便局。
盛田稔氏のお名前が掛けられております。
次回の帰省は町に設置されている盛田文庫を訪問予定。
先生とご家族に心からの感謝を込めて、、、このブログ投稿もご許可いただきました。

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2015年8月21日 (金)

家路

Fullsizerender この夏。
あまりの濃い時間をどこから語ればいいやら、、
いいこと、おかしなこと、ちょっと残念だったこと、感動したこと、驚いたこと、、

今。
東京の住まいへ戻る道が家路なのか、故郷の町へ向うことがそれなのか、、
決して二つの場は対極ではなしや、巡り巡りの旅路で続く。

家路。
息子も本日、アメリカより戻ります。
家はいろんな温度で風を運んで、ゆったりとそこに在る。

2015年8月20日 (木)

どこまでも

足下に転がる小さな「点」など、、とらわれることはない。

一粒の生命体は、謙虚にその果てを見据えて、
おおらかに想いが紡げる「線」にのり、
自由な身体性を踊らせていきたい。

どこまでも
Fullsizerender

2015年8月10日 (月)

そらいろ劇場

昨日、福島県猪苗代湖でのオハラブレイク2015野外フェスが終りました。

こちらの写真は初日出演した「そらいろ劇場の新谷」
三浦麻旅子さんの写真、ああ、やっぱり、新谷の想いを撮ってくれるのです。
三浦さんと駆けつけてくれたいつも頼みの綱の藤本さんが出番待ちの私に
「新谷さんの音が鳴れば、きっとどんどん集まってくるから、、」
ほんとに、音とともに皆さんぞくぞく集まってくれました。
このお二人が傍にいてくれて、どれだけ心が軽くなったことでしょう。
フェスの中では一番小さなステージ、そらいろ劇場、なんとも私には居心地の良い、このまま天空に抜けていきたい、、そんな音を奏でておりました。
大きな拍手を送ってくれた皆様へ、もう一度
ありがとうございました!!!
最高でした。
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2015年8月 8日 (土)

温かな人たちと。

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3人のかたにはとってもいい感じで参加していただいたのだった。

こちらは先週のオハラブレイク、私のマリンバワークショップの様子。
私は「未来」という自作曲を唄い、皆さんには音を分担して弾いていただいた。
とっても、とにかくとっても、すこぶる嬉しい気持ちになれるステージだったのだ。
私のステージは最初は数人しかいなかった。でも、音を出し始めたらどんどん皆さん集まってくださった。

Kさん、Tさん、Mさん、ありがとうございました♡
あたたかい気持、清々しい風を吹かせてくださって、本当にありがとうございました。
夏フェス、はじめての私を心配してFさんとMさんも傍にいてくれた。
右も左もわからない、正直、野外フェスでの演奏状況っていうのは、マネジャーもいない私にはかなりな冒険旅だったから。
帰りは、いろいろと、いろんな思いが交差して、なんだかホロっとしたのだ。
そういう夏を今過ごしている。
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2015年8月 7日 (金)

いっぽんの木

ゲスト講師として登場させていただいたこの講座のはじまり
私は丸太を打って始めた。
「いっぽんの木、語り太鼓」
即興的に、、心の扉を開くために、
この語りは今自分が必要とする扉の鍵。

ご参加くださった皆様、3時間の講座、耳を傾けてくださり、
そして多いに実践してくださり、ありがとうございます。
真夏のいい一日でした。
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2015年8月 4日 (火)

3時間短し!

音大には社会人講座というものがあり、夏はいつも幼児教育の専門課程で打楽器コースを担当させていただいております。

いつもは打楽器と触れ合うという内容が多いなか、鍵盤打楽器「ようこそ木琴ワールド」と題して、とことん音律を使った楽器で試みました。およそ40台!フルバンド。
参加された方がもしこのブログをお読みになったら、伝えたいことがあったので、ここで述べさせていただきます。

現場の先生方は「明日現場で子どもたちと一緒にできること」を求めてこの講座にいらっしゃると、いう切実なニーズがおありかと思います。もちろん、さまざまな理由で思索のヒントとして多くの講座を受講されている専門の方々であるはずです。
打楽器の場合、楽器を使う方法、技術的なアイディアを求めること、それは第一優先であるに違いありません。でも明日使えそうなことは、明日のうちに終ってしまう、それが私の考えです。つまりは思索の時間を割愛し、即席的なアイディアとして技法の種類を多く知っておきたいだけでは、音出し展示で終ります。ずっと長い時間をかけて創意工夫&熟成していくきっかけ、そこには即効満足感を得られる「音」なんてそう簡単に存在しません。ゲームセンターの音ゲームのような、、その一瞬性のような並びに打楽器の打音があるのでは、音楽の連帯性や心地よい響きに身を委ねる、という贅沢時間は得られません。
ちょっとエラそうですが、ついつい講座でも辛口シーンがある新谷。先日もテーマとヒントを打ち出したらあっという間の3時間。
持ち帰り、を期待してくる先生には物足りない時間ですね。ここから個人的に勉強会のグループへと引き継いで連絡をいただくこともありますが、そういう探り時間や場所を持ち得ない先生方のほうが多いかと思います。でも現場での実践に立ち止まってもいいから、先生ご自身の楽しみの一つが講座の中に存在していたらいいなと感じました。

たとえば先日は自分なりにテーマをたくさん用意していきましたが、その一つが
「日本の素晴らしい童謡の付点」
それにともなってですが、
「右手、左手の交互運動」
これだけで本当は1日分講座は必要。それだけ付点は楽しい遊びができます。
でも、現場の先生方はとことん種類を追いかけようとなさる、そんな感触が伝わります。ですからこれだけで3時間を終らせず、さまざまなヒントを用意してはいくのですが、、、
これは書き尽くせないことだらけです。

でも参加してくださった先生方の熱心さにいつも心動かされます。切実なんだ、、現場は、子どもは生き物なんだ、だから、、人間と向かいあう現場での試行錯誤は深く、音楽だけでなく活性化する子どもたちの生きていく力、そのプログラム環境を整える役割の大切な幼児教育のプロフェッショナルな方の声をもっと伺ってみたい、、と私こそが切実に思います。
ちょっと呼吸する付点を見直したり、あまり使っていなかった木琴の愉しみに触れたり、古来の童謡のリズムを探っていただいたり、、、そんなお時間が生まれますように。shoeshoe

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2015年8月 3日 (月)

初登場、夏フェス。

灼熱の太陽の下、この感覚は久しくなかった。こういう現場にて演奏する感覚こそが人間体として試されている感触。

最初はぽつり、ぽつりのお客様が最後のほうでは大勢聴いてくださった。ありがとうございます。
自然の光を浴びて、それはやっぱり心地よいものでした。
セットリスト
1 いっぽんの木
2 鳥の歌
3 長い旅
 未来
 ラテンドレス
 虎丈様
 風よはこべ

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