だんだん深くなる
一人のアーティスト、しかもリスペクトして、共演して、会話して、楽屋に一緒にいさせてもらって、そういう空間の共有までできた場合、
だんだん、そのソウルマンがどういうヒストリーを背負って、あの時の歌の裏にはそういう意味があったんか〜とか楽曲の中身の凄み、深淵が、だんだん、刻々と知らされてくるようなスリリングさ、、いや、勝手にわかってきたような気分になっている自分かもしれないけど、、、
一気に読んで、おまけに巻末に共演者として自分の名前が刻まれていて、そうなってくると、本を閉じたときに不思議な感情が沸き上がる。
「出直します」
というくらいに、だんだん自覚する。
大変な事件が自分に起こったなと、だんだんわかる。
今ちょうど、再び寺山修司の天井桟敷のことを調べている最中だったので、その記述のあたりなどは、ヒンヤリしたりもする。
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