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さて、どうやって身体調整と精神を調和させようか、少しの試練が必要でした。
2月から私は左の耳に故障が生じ、それから何かこれまでには感じなかった身体の不均衡が続き、4月はインフルエンザから始まり…
昨日のライブ前夜には不安だけが高まり…
身体の声を聞く
不思議ですが、耳の障害は悪いことばかりではないようです。
以前より、ずっと音の聴き方、感じ方は、純度が増してきたように意識されています。
昨夜はまた一つ特別な音の立像に遭遇しました。
音の厚さ、層のように重なるマリンバの木の成分が以前よりクリアです。
だから和音ロールのスピードや、和音の移行の色配分が良く聞こえてきます。あ、不必要、必要、過成分、混合過多、減衰融和加減、などが、肌身でわかります。
この身体を動かし、温め、探り、期待し、失望もし、そうして向き合う。
カラダよ、まだ知りたい、知りつくしたい。いや、ほどほどに、なのですから。
音奏でる身体に、謙虚さは必要な時です。
16日のライブにご来場下さった皆様、ありがとうございます。
共にある時間
共に息づく身体を捧げていただく時間。
身体の会話。
生きていれば今日83歳の誕生日を迎えていたはず。
どこか不完全な二つの楽器、オカリナ、マリンバ。