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2017年6月21日 (水)

合田さんの湖

時々開く画集。

絵•文字 合田佐和子「みずうみ」
美を教えてくれた人。
文字はすべてアルファベットを目文字(象形文字のような不思議な合田さんの目文字)で表し、アンデルセン童話がびっしり描かれています。
この表紙に見える縦に並んだ一つ一つの目のデフォルメ。

Fullsizerender

疲れた身体をほぐすとき、、この画集を開きます。
目文字を読むのではなく、美しい絵やその文字の配列の躍るようなページを楽しみます。
なにより合田さんの描く彫りの深い女性の表情には圧倒されます。

この生きたような目の見つめる先、
この閉じられることを拒むかのような女性たちの鋭利なほどの目、
美しいことを知っていながら、誰とも協調しないことを誇るような目、
苦悩さえ美の砂で被うような目、
画家は何百も何千も描いたであろう、目のゆくえ、、

Photo

合田さんは今どのあたりの湖を、ご自身のあの透き徹るような目で眺めているのかな、、

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