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2018年1月 9日 (火)

痛快、爽快な一冊

最初に読んだのは1984年頃。2018年の今読み返してみても、日本の音楽状況は80年代となんら変化もないのではないかしら、と感じます。痛快、豪快なペンタッチに惚れ惚れします。
これが男性の著述ならあまり感動はしないかもしれず、小島美子氏の優しい品のいいイメージの方が敢えてイジワルいタッチだからハマります。決してイジワルな話はお書きになっていませんが、事実をコンパクトにビシッと、痛快。

日本のクラシック崇拝的教育を批判の項も多く、また、自然な行為として歌をうたう、その本質的な部分に深く触れています。

お堅い音楽書ではありませんし、音楽専門の狭き分野人で読むようには書かれていません。時に抱腹絶倒!
音に触れて感じるままを、こんなにストレートに言える、書ける、ができる音楽人、いや、女、になりたし。見習いたし。

…にしても、こういうしなやかな爽快な音楽書に最近はなかなか出会わないなー。なんだか難しすぎたり気取りすぎたりでつまらない。

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