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2018年11月25日 (日)

寺山修司展

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寺山修司の孤独、そして人としての優しさを感じる展示

どんなアングルで寺山修司を伝えるのか、は寺山修司とどう向き合ったか、ということで大きな差が生まれるように思います。
長年沈黙にいたと言われる田中未知氏が自身で保管し、管理していたものが中心であるならば、やはり今回の展示を見逃すわけにはいきませんでした。
作詞家とばかり思っていたけど、随分前に読んだ田中未知書簡からは秘書であり、仕事のパートナーとして信頼関係の深さは誰よりも強かったのではないだろうかと察します。

今日の展示、
「田園に死す」の箱書きをみるなんて、想定外でしたし、また仕事のために幼い息子を親戚に預けて九州に働きに出た母親へ、寺山少年が綴った手紙、、それは胸を打ちます。
「母」を作品の愛憎眼点とする驚くような文筆にも、この少年の手紙を読めば、孤独の深淵が産んだものをまざまざと見せつけられる思いでもあります。

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