ひんやり皮膚の記憶
たった一泊の帰省というのは、最近にしては珍しい。
どうしても参列したい供養に、、
車を借りず、歩く雪道。朝には凍っている道をゆっくり。
頬に打ち付ける薄く痛い風の皮膚感覚。朝の通学路の思い出と重なる。
昨年は雪が深くて、この場所まで辿り着けなかったので、今回は上出来!
私の両親が眠るお墓は町中にあるけれど、二人の伯母が眠るこの永代墓は木々に囲まれた坂道の上に。
遠くには山々の稜線、、、
お墓参りなんかいちいちしなくてよし、そんな時間があったら子育て時間をしっかりせよ、、
と書いていた伯母の私へのメモノートも遺されているけど、私は私で自分の気持ちに正直に行動することに決めていて、、だから、行きたいとこへ、やり遂げたいことはやり、会いたくなったら会いにいく、、で良いような。ふつふつと、、そんな今。
その子育てと伯母が示した私の息子は、、20歳。
早いもんだ、、、あれま、、、あれま、、、と、
ひんやりの朝の空気も、お墓参りでほんわかです。
この写真の夕方からは猛吹雪。
東京に戻ったら、コートもいらない穏やかさ、、
冬の列島の旅。