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2020年9月の投稿

2020年9月23日 (水)

秋のハーモニー振り返り〜その3〜

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というわけで、6日間のアーカイブ配信も昨夜で終了しました。ちょっとホッとしています。笑

本番が終わっても、6日間の映像がリアルにそのまま流れる限り、気持ちの方は、なかなか本番が終了しない感覚にいた1週間でした。

何度も繰り返してご視聴くださった方も多いようで、曲の伝わり方もこれまでより(1回きりで終わるのではない形)反響があります。

配信に慣れたくはないけれど、この形によって思わぬことが可能になったとも言えます。

なんとなんと、、それは、私のアメリカの恩師が視聴してくれたということ。

各楽曲の分析が長文メールで届きました。拍節、歌詞(日本語でありながら)、リズム、マレットチョイス、ソロパート、デュエットパートの全ての曲に感想が細やかに送られてきたのです。驚きです。感激です。恩師Michael Udowの凄さです。かつてロックや現代音楽の世界で異端児的な打楽器演奏を残し、そのステージング発想も斬新で、アメリカの現代音楽シーンで大きく注目を浴びてきた存在です。現役引退はされたけど、かつての教え子の動向を常に心にとめてくれます。

歌詞が日本語であるにも関わらず、的確過ぎる細やかな観察には、こんな耳、目、に私は育てられた、ああ、そうなのだと震える瞬間でした。冴えたる勘を備えた偉大な打楽器奏者。分析というと大げさかもしれませんが、英語の長文を読んで、まさしく私の次なる一手を導いてくれる内容ばかりでした。

もちろん、それは同士という意味合いでの感想やアドヴァイス。なんだか、飛行機に乗って彼の地にまた出かけたくなりました。

 

 

 

 

2020年9月22日 (火)

秋のハーモニー振り返り〜その2〜

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夏の実家で、太鼓を並べて目的もなく打っていた。綴り打ちと自分で呼ぶ時間。形を決めないで自由即興する、リズムも定位置にハマるような打ち方ではなくて、手順の組み合わせを試みながら生まれるリズムにただ身を任すようなインプロヴァイズ空間がとてつもなく楽しかった。

かつて、ダンサーと一緒に太鼓だけで長い時間即興をやっていたことも思い出す。私は20代、ダンサーはプロではなく、異常なほど汗を流して踊るのが素人っぽい、などと若い私は生意気にも友人たちに吐き出したっけ。あの人、どうしているかな?とか思い出しながら、、即興で交わった時間もふつふつと苦笑いで蘇る。

今回は配信ライブで打ち歌いをやってみた。「壇の花」以前はマリンバで弾いて歌っていた。でも太鼓がいい。マリンバが体を横軸に流動させるなら、太鼓は明らかに縦軸。ライブする自分の体内に均衡がとれる。

チャボさんの楽曲「ディスタンス」にも太鼓でリズムパターンをやってみた。チャボさんがどういう回答をくれるかによっては、伴奏はマリンバのみになる可能性もあったけど、リハーサルで即刻、太鼓、いいね、、と返してくださる。試行錯誤の1曲となったけど、演奏を振り返ってみると、自分のこの曲への解釈は願った形にはなっている。形が決まったのは本番の日の午前だ。デュエットの中では一番心配したけど、ああ、この曲は再演したい。歌詞に惹きつけられてもちろん、でもチャボさんの8月の配信で披露されたその日に、予感していた「これ共演するかも」が的中し、密かな個人思考は8月に始まっていた。そして、マリンバパートのあのパターンについては、かつて聴いたパリのモダンダンスの女性が使っていた楽曲を思い出して、リズムの形を小節内で逆にたどるという奏法を入れてみた。これは私がよく使うパターンだけど、このディスタンスにはすごく相性がいいリズムのように感じてしまった。

と、ちょっと読む人にはどーでもいいような振り返りになってしまったけど、、

ディスタンスという楽曲、、この世の窮屈さ、鬱屈、叫びの中にマリンバと太鼓でフラットな感情移入を避けたアプローチをしてみる。ある種完全なリズム隊になりたい。そうすることで、より一層チャボさんの言葉の悲痛さを浮き彫りにしたい、、などと勝手な理想を持った自分は、「ああ、こういう楽曲を書けるようになりたいのだな、、欲張るな自分、、さあ、リズムリズム、、」演奏中にそんな至らぬことを思っていたという振り返り。〜その2〜

 

 

 

 

2020年9月21日 (月)

秋のハーモニー 振り返り〜その1〜

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かんたろうさんのセッティングは、新谷の呼吸を全て知ってくれる。もう長くお願いしていることもあるけど、毎回が同じではない。

その日のリハーサルの音と動きで、素早くかんたろうさんの目と耳と手が私の音を辿ってセッティングを一つのアートに変化させてくれる。

それは「角度」という重要で微細なる楽器の配置。打楽器奏者にとって欠かせない音へのタッチを知ってくれる作業。

この規模での配信が初めてとなる自分、複数の録画用カメラといつもの快適な音響、照明、同時配信における細やかなスタッフの準備、温かさ、いい意味での緊張を味わい尽くした(笑)ライブでしたが、一番の安心がこのセッティングという私の「マリンバと打楽器の森」です。

もっと打楽器を打ちたくなる、、もっと音の飾り付けをチャボさんの楽曲に工夫したくなる、、気持ちの高まりをくれるセッティング。

 

この配信、、やはり終演後はいつもと同じ気持ち。

仲井戸CHABO麗市、その音、言葉、精神、、、つくづく自分としては奇跡的なデュエットを経験させていただいているということ。

このことはまた別にブログを綴ってみます。

さて、ギリギリにチケットを予約した方のご予約番号を後で知ってまたびっくり。こんなにたくさんの方々が聴いてくださるという驚き。通常のライブよりずっと多いってこと?? そして、6日間アーカイブ配信というのも、自分には居た堪れない感触で、(う、まだ火曜日まで続くってこと?)

しかしながら、配信の良さは、当日は仕事で聴けなかった人、毎日見続けてくれているという弟子や、初めて新谷の演奏を視聴という方、家族でワイワイ見たという方、そして常に聴き見守ってくださる方々の声、声、声、、が毎夜届くことの嬉しさもあります。

実は私もこんな丁寧な映像で復習(反省)するのは初めてゆえ、些細なことに気づいては「ギャーッ」「うわっ、これはダメでしょ」「あれ?意外にここは大丈夫ね。」独り言の連続つぶやき、、ちょっと怖い人になっている。笑

いつもなら、もう昨日の演奏にはオサラバ、忘れて進め〜〜!のはず。そう、、すでに新しい日々を送っているはずなんだけど、この「良くできた配信映像」は自撮りレベルをはるかに超越して凄みさえあるものだから、音質やタッチ確認にはうってつけで、深夜の自分に刺してくる。

844a4317 写真は三浦麻旅子さん。

今回は打楽器で打ち歌いにも挑戦。太鼓をチューニングする作業などはとても好きな時間だ。

1曲めの「Leaf Road」はカリンバで弾き歌った。これは低音のカリンバがちょっとマイクから外れてしまったので、音程が少し不思議な世界になって聞こえている。でも、その短2度や減4度の関係で聞こえる違和感が逆に新しく、自作がヘンテコな旅になっている。ま、これも生配信ということで、、(冷や汗)

ちょっとした言い訳もできてしまう自社ブログに、これからライブ記録を綴ってみたいと思います。では〜その1〜終わり。

 

 

2020年9月 4日 (金)

夏の終わりから秋の歌へ

ライブご案内

https://www.shokoaraya.com/Concert&Live/index.html

ブログに訪問くださりありがとうございます。すでにご予約くださったかた、ありがとうございます。

いよいよ9月に突入、カウントダウンとなりつつある配信ライブです。チャボさんとの曲の相談などもリアルな感触になっております。

配信だから、、配信ゆえに、、、配信こそ、、ああ、葛藤の選曲がおそらくギリギリまで続くのかもしれません。

でも、心は同じ。これまでと同じ。

一つ違うのは、これまでは春のデュエットライブでしたが、ええ、そうなのです。今回は「秋」なのです。私には秋の歌が多いのですが正確に申し上げると、夏の終わりから秋、、というこのタイミングが、嬉しいのです。

ぜひご視聴お願いします。

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