程よい光、、
蒼の洞窟の中で奏でている気分。
水を表現したくなったり、仄かな火であったり、でも自分には「風」の音が一番しっくりくる、、そのせいか、予定にはない曲調を弾いた。
大金晶子作品展の会場に、マリンバが運ばれた8日。楽器は真新しいマリンバワンを運んでいただき、最高級のローズウッドが画廊に響きました。
大金さんと並んでの写真はこれが初めて。
とても柔らかなお人柄なのですが、でも作品を創作するその心の奥には、やはりアーティストとしての強い光を包有した、信念を貫く女性のその美しい姿勢に圧倒されます。
15分という短いライブを4回。
でもその時間を目指してやってきてくださった方々、ありがとうございます。
2回続けて聴いてくださったお客様も。マリンバの木の音色と大金さんの作品を味わって帰ってくださいました。
帰りはいつもの高速道路ではなく、北上野から新宿あたりまではのんびりと都心の眩しい光を浴びて帰りました。
コロナのこの1年の終わり、、いつもより、街並みが緩やかで、けたたましい声も聞こえず、、何か別物の生き物の影を放っているように見えます。大好きな新宿もなんだか、薄いあかりで、でもそれで程よく、優しいのです。