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2021年6月 8日 (火)

ミネアポリス美術館

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一度だけ行ったことのあるミネアポリス美術館。

このアメリカの大都市にはワーカー美術館という現代美術を楽しめる場所もありますが、古典を味わうならミネアポリス美術館。

日本の名品、知られざる作品がずらり。

六本木ミッドタウンのサントリー美術館に現在、優れた作品の数々が並べられています。

江戸時代の墨の芸術、粋、色香、迫力、ユーモア。

倣えぞ江戸スピリット。時間が許せばもう一度行ってみようと思うのですが、そう思うだけで2度目がないことが多いので、

この分厚い図録を購入し、眺めています。

そして、白眉たるは、、私にとっては生まれて初めての思わぬ作品と遭遇。

伯母髙田は内山雨海に師事しましたが、その内山が私淑とする浦上玉堂の長子、浦上春琴の作品を観たこと。

予想外に目前に現れたその作品、構図にまず圧倒されました。シンフォニーいや、交響詩というべきか。文字のない墨と線の物語。スケール感では父親を超えたとも言われている春琴の作品。

まだ油断のできない日々、外出は控えめにしてはいるものの、、こういう展覧会に足を運べば、やはり体が欲する「振動」

心ふるえる、、人はそういう生き物ですもの。

 

 

 

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