今朝の夢
スマホがブルブルっと震えている。
誰からだろう、、誰かがこちらを見て手を振っている。
スマホを片手に、お前に電話しているんだよ〜ともう片方の手を振っている。
丸い大きな噴水池の向こうに、父と母。
携帯電話なんてなかった時代に、亡くなった二人が、私に電話をして満面の笑みで手を振る。
ぐるっと一回りすれば、すぐ会える距離の噴水池なのに、私も両親もそこから歩むことはせず、
父は茶色のスーツ。母は薄い色のワンピース。
それで、、夢は途切れる。
今、走っていけば、両親に会えたのに、、夢だと気づくまでに少し時が必要で、、そして、そっと夢は遠ざかる。
二人が笑顔でいてくれるんだな、、、それを感じ得た朝。
私も、いい旅をしていけそうだ。
そんな再開、出逢いがあった近日の音の場。
月舞台に立った。
朝の光のその中で、純粋に音がこだました。
鳥や風と奏でようだなんて、人間の思うことはおこがましい。
でも、そちらに行ってみていいですか?と問いかけるくらいは自由だ。
そういう道筋を開いてくれる人たちに囲まれて、音を奏でた。
だから、否定する音が全くない。
もちろん作品にするとかそういうレベルの話でもない。
ただ、演ってみたのだ。。そういうひとときが与えらたこと、、、
今朝の夢は無関係でもないような、ひと続きのような感慨もある。
僥倖は調べとなり、
木をゆっくり聴く、自分の呼吸が聞こえたか、、足までも、、
予報は違って、空は雨をこぼさず、青い葉を揺らして語りかけてくる。
遠くに車やバイクや、選挙カーが、時代を映す。誰に求められているのか、誰を求めているのか、、
誰は、誰?
心はただ、音を奏でたい今となって、、