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2022年1月29日 (土)

響く言葉たち、ありがとうございます。

ブルーさんのブログです。長年デュエットを聴いてくださる、そして長年、私のソロの旅路も知ってくださる濃いタッチが私を元気づけます。

誰にも自由なるホームタウン、という言葉が強烈に響きます。あの歌詞の中にあるニセモノセトラルパークという言葉に惹かれた私は、少女の頃に描いていたニセモノのお城、、それをいつも思い出すからです。でも実際にはニセモノなんかではなく、近所には自分が信じていた自分にとっての「お城」が存在していたっけ、、

そして長い旅、チャボさんと共演している年月は15年。この長い旅にはいろんな意味があるけど、音の旅を確実に拡大させてくれたチャボさんとの共演は、それ自体が長き旅として実っていることを信じたい。ブルーさんの書く、「2005年からの二人の歴史を長い旅と表現することもできる」というフレーズは、チャボさんの歌詞を借りて自作に取り込んでしまった「長い旅〜チャボさんの言葉を入れたバージョン2022冬」において、もしかして最初からこんな歌でありたかった、、という自分の願い、意思であったかもしれない。それを全く否定せずに受け入れてくれた仲井戸麗市というミュージシャンの大きな器によるものでもあるけれど。2018年に一度こういう形をとった歌い方、、あのまま終わらないで続く旅ゆえ、2022バージョンを産みたかったのかもしれない。

ブルーさんありがとう。

http://blue19812nd.blog50.fc2.com/blog-entry-5337.html

 

そして、チャボさんのファンの方で、いつも素敵な言葉を寄せてくれる芳賀氏の文がまた嬉しく。ここに書かれている、私のマリンバがどんどんシンプルになっていく、ということについて、、すごい発見をしてくださって(笑)これは、自分がようやく「歌」「マリンバ」というものを分かり始めてきたから、、なんだと思っています。今頃、、わかってくるんだから、、これはもう齢60にして新人とはこのこと。嬉しい、、本当に嬉しい文を寄せてくださる。芳賀さんありがとう。


【#仲井戸CHABO麗市×#新谷祥子 2022年 Duet LIVE 音始め】by 芳賀氏

このところ仕事が立てこんでぐったりの日々が続き、配信をアーカイブで見られたのがようやく昨日。でも、やっぱり見て良かった。枯れかけた心がたっぷり綺麗な水を吸った気分。すごく元気になった!

2005年以来、毎年1度は必ず共演してきた二人だが、昨年はコロナ禍で中止。久々の再会だったからなのかどうなのかは解らないが、序盤は二人ともいつも以上に緊張気味に見受けられた。

新谷さんのマリンバは、どんどんシンプルになっている。2005年に始めてCHABOさんとの競演を見た時は、まるで千手観音のように楽器を扱う超絶ぶりに驚いたものだったが、今は(特にソロの時などは)必要な時に必要な音だけを出す、「弾き歌い」スタイルを突き詰めているかのよう。
そして、かつての異国風情漂う音世界から、日本的な情緒への回帰ぶりを一層強く感じた。「ゴンドラの唄」のカバー、ドドンパ風のリズムを導入した新曲などがそれ。

対するCHABOは新谷さん以上にド緊張(笑)。オープニングでは超久々に「顔」を演奏したけど、これは何か意味するところがあったんだろうか?

でも、二人のソロコーナーが終わり、3部での共演が始まると、ここからはいつもどおりの和やかな空気に。時折笑顔を浮かべながら演奏する二人に、こちらの頬もつられて緩んでしまう。

「BLUE MOON」での二人の掛け合いは、新谷さんの超絶テクニックが見られる、このデュオの見せ場の一つ。ああ、これも二年ぶりなんだなあ~と思うと、長くリアルな場でこれを体験していないことに気が付いてしまい、配信も良いけれど、やはりライブの空間で直に見たいなあ―と強く思った。

「長い旅」「MY WAY」、そしてCHABOさんの新曲そのものずばりの「ディスタンス」。この日の共演で選ばれた曲たちは、この2年間で変わってしまった世界に対する二人の意思表示を含むものばかりだったと僕は思う。
CHABOさんも新谷さんも、今だけはミュージシャンとしての刺激的な表現はとりあえず傍に置いておいて、この時代に冷静を保ち、太く、強く、穏やかに生きていくための表現に重きを置いていたのではないかという気がする。
あえていうなら、土の匂いや風の通る気配を感じるライブ。音楽家が僕らと同じ立ち位置まで降りてきて、生活者として音を奏でたように僕は感じた。

この日、MANDALAに飾られていた花は極楽鳥花。その花言葉は「輝かしい未来」だそうだ。
大丈夫。どんなに翻弄されても、僕らはきっと何処かに辿り着けるだろう。こんなにも元気にしてくれる「うた」たちがあるのだから…。

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photos by Mariko Miura

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