初のライブ盤、ご予約開始です。
http://www.up-down.com/shoko/shop/
↑↑↑
新しいアルバムが誕生します。
5月14日リリースのアルバム、私にとって初のライブ盤となります。
2020年、2022年、曼荼羅でのライブ音源から15曲(予定)セレクトです。
10曲はソロ、5曲が仲井戸麗市氏とのデュエットで構成します。
今回は諸事情からご予約を3月中に承り、それから数量限定生産というプロセスになります。
CDの購入にご協力いただけます場合は、新谷祥子ホームページのショップからお申し込みをお願いいたします。
このページの一番上のリンクから繋がります。
スタジオ録音とは明らかに異なるライブ感満載の内容です。臨場感、疾走感、こういう内容はライブ盤ならではのものであろうとは知りつつも、なかなか勇気のいる決断でもありました。記録される音、それを残す段階で、これまで何か自分の中に固まっっていたアルバムとはこうあるべきもの、、のようなものが、今回のライブ盤作成という階段をあがるにつれて、あれ?なんなんだ、、一体自分は何に囚われていたのだろう、と感じ始めています。
紐を解く、新しい器を探してみる、そこに無造作に置かれた物体は時に、偶然以上の何かを放って、バランスをとる美しさ、強さに映っていることがある。
予定して弾くはずだったコードは、ああ、こういうつもりではなかった、というとき、スタジオなら弾き直し、打ち直しが可能ですが、それが叶った時、ではそのコードの鳴り方が随分と弱々しく感じることもある。
反対に予定通りではなかったけど、この流れは分厚すぎて、不恰好でも、こんな意思でこのフレーズをもう一度弾けるだろうか、と思うようなリアルな轟はライブにある。
だから、このライブ盤を作るという想いは最初の弱気な自分を変化させ、日毎、自分を一歩明るい光の方へと導き、あとは聴いてくださる方々がどう受け取ってくださるか、そんな駆け引きさえを楽しみたいと思えるアルバムにつながっているように思います。
とはいえ、まだアルバムは完成しておりません。この段階でのお知らせの理由は何度も言います、、笑
「数量限定生産」のため、ご予約受付が始まったばかり。
世界の今は、とても悲痛なことが起こっています。繰り返される争い、このアルバムには昨年作ったばかりの新曲も収めました。ライブで一度しか歌っていないような曲も収録を決めました。そこには今の想い、人と人が穏やかに繋がること、私たちが巡り合っている人、そこから生まれる新しい共鳴、そんな想いの1曲「風が吹いている」も今ゆえの自分の足取りを刻むために含めることにしました。
そりゃ、いつかもっとハーモニーを豊かにし、厚いサウンドにして吹き込みたいと思った1曲でもあったけど、そんなことはもう何処かのいつかのに任せて生きよう、、としよう。今、少しおぼつかない自分のマレットワークにしても、これが今の私の決断であることを伝えるに十分な歌、そう信じてこのアルバムは生まれていきます。
Journey
これからの、あの時の、そして「今」こその。
新谷祥子
« ジョニ ミッチェルの朝 | トップページ | 音の風景、とんとんとん »
「作品紹介」カテゴリの記事
- 恋雨(2024.10.08)
- Marimba Call リリース!(2024.09.28)
- 配信アルバムリリースのお知らせ (2024.09.24)
- ヨゾラノツボミ 新曲(2024.09.07)
- 寺山修司の汽車(2024.05.04)