ようやく観賞の花
4月の終わりに画廊にいたのは珍しい。故郷で演奏があって三泊四日の短い帰郷。
この時期の画廊の花を見ることは嬉しい。水仙はあちこちに。子供の頃から、黄色の水仙が咲けば「春」
画廊の蔵横の桜は小さな木。小ぶりゆえの品の良さを感じる。
そして、伯母の亡くなった翌年、2013年に画廊からこの大木、枝垂れ桜を寺院の伯母たちの墓横に移植したのですが、なんと、咲いている時期にようやく帰省のタイミング、愛でることができました。強風で半分は散っていたけど、桜、元気でした。
この移植を提案くださったのは亡き住職。画廊での手入れは難しく、大木が普通の家の小さな庭からお隣さんに枝折れが散って邪魔になったり。
心細さを感じていた頃の提案で、本当に助け舟をいただいた気持ちでした。
墓参りというのは、心が落ち着くものですね。じっとそこにいて故人にお茶を捧げて、景色を眺めて、、そんな時間を持ちたいと思う寺院の永代墓所を伯母たちは終活の70代で自ら選んであの世へ行きました。
とさ、、、
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