まだ正式にライブ予告も示しておりませんでしたが、すでに、お問合せや前回のコンサート案内でお知らせした場所もありました。
毎年のお寺ライブ、今年は6月の予定でおりましたが、諸事情により延期といたします。
これは誠に勝手ながら私の個人的事情であります。普段通りの生活ではありますが、音楽をする時間、 身体の声をもう少しゆっくり聴いて、歌を、さらには湧き上がる言葉を練る時間、さまざまに解ける時間が必要であると判断してのことです。
大袈裟なことでもないのですが、夏までにいただいていた演奏の仕事については延期とさせていただきました。
やらない判断というのは、コロナのような社会事情と理由を異にする場合、勇気が入ります。振り返れば、自分から延期を申し出ることはこれまであまりない、ほとんどないとも言えますし。音楽への責任ということも、今まで以上に考えての判断となりました。
タイミング良き、という言い回しは「時のせい、時に任せた」言い分のようで、あまり使いたい言葉ではないのですが、時ばかりではなく、あらゆる意味においてバランスを保ちながら人と音の間に在るべきもの、人とは自分であり、他者であり、、そこに在る音楽の責任、自由性、生活と切り離せない音楽に現る要素、そこから何を立ち上げていくのか、、、、。
積年、思考を積んでいるはずだと思っていた自分でも、案外、流れるままの日々であったかもしれない。
先日の休暇には、お寺ライブを継続させてくれる仲間とゆっくり会話、そして美味しい食事をしました。

鯉のぼりが泳いでいました。(^^)
いつも私を支え、そして導きをくれる友がいます。ここにも遠くにも、、、
他者でありながら、自身の体のように受け止めてくれる友がいます。ここにも遠くにも、、

5月の風を仰げば、なんだか全てオーライ、という気分にもなりますが、ところがどっこい、そんな日々だけでもないことを知らされながら空を見上げます。光はあります。雲もあります。恵みの雨も、、強い陽光にたじろぐことも。
それが普段の空。そして人生に巡る空の色、さまざま、、でしょう。
さて、そろそろ、ライブ盤リリースの日も近づきました。ご予約くださった方々、お手元に届く日をお待ちください。
作ってよかった。本当に、、そう思えるアルバムとなりました。
いただいた手作りのバックにお弁当を忍ばせて、新しいスニーカーで、てくてくの1日でした。
