♪ユニコーン
アルバム「Journery」のユニコーン。この曲はすでに過去のアルバムに収めています。
しばらく時間を置いて、自作を見つめることって大切だなと感じます。あの時に、どうしてこんな歌詞が生まれたのか、今、もう一度、、時が巡ってきたかのように何度も歌っていたい曲となりました。
さまざまなことが、同時に起こっていたんだろうと思う。そしてそのどれもが自分に与えられた時間、降りるべき事象、歌詞にすることで確かめる自分の心、、そういうものは確かにあったんだろうと。
白い馬を見たのは本当のことで、
そして一方では、黒々とした幻想的でこの上なく美しく、赤い土の上で舞うために鍛錬されたそのサーカスの馬も眺めていたことは本当で。
旅したノルウェーの奥の森に立ちすくんで、やせ細った何頭かの、華奢な首を降る馬たちを見ていたことも本当のことで。
幻想的な光景を見ている自分、しかし一方で向き合わなくてはならない現実の重荷、、そのハザマで、どこか心は重たく。
歌うことは自分自身の調べとなる。そしていつか忘れ去れる歌であってもいい、というくらいの思いで書いて、歌って、、
今はあれからもう随分時間がたった。少し冷静な時間にいるからか、この歌はもはや、私の苦しみではない。誰かが「この曲好き」と言ってくれたからである。一人ではなく、、意外にも多くの方から。
その言葉に揺さぶられて、新しい息吹を吹き込んで、原曲とは少しコードを変えた部分もあって、だから、、決してこの曲は絵の中の、空想を歌ってはいないつもりだけど。
そんなこんなで、、以前よりちょっと力強いユニコーン、自分の中で幻想だけにとどめてはいないつもりの曲、になっております。
聴いてくださーーーい。(もし、このブログを訪ねてくれてまだライブ盤を聴いていないという方、、是非ね。♡)
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