東京の灯
美しい日本、という時代は幻だろうか。
これから希望を抱いて、そういう時代を創っていくのだろうか。
この国の一員として、決して枠の外からの意見ではなく。
銃による悲痛な、そして衝撃的な事件が日本に起こる2日前、こんな展覧会にいた。
歌枕「あなたの知らない心の風景」
歌詞を作り、言葉の前で立ち止まっているとき、自分の知らない世界を創る。
でも、この展覧会はそういう手法というより、現実にこういう世界の美(日本の美)を求めた日本人の切実さがあったように感じる。
戦いが終わらぬ世界に、美を求めて彷徨う生命体としての、一縷の望みをかけて。
青い光、反射された地上の別世界にハッとする。
青は精神安定の色でもあるようだから。
あちらこちらにミラー。
夜、お茶をした店から見えた東京タワー。写真では伝わらないけど、迫力直下。
光の矢が飛んできた。
人工的な光にも、人を動かす力があることを感じながら。
でもそれは、優しい光であり続けてほしい。
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