花街の髪結
八王子には伝統文化として根付く芸妓の街角が残ります。黒塀通りは広く知られていますが、歴史ある街として髪結の職人もいらっしゃる街。
でも、その髪結処も数は少なくなるようですから、昨日思いきって予約を取りました。水油などを用いる束髪が憧れですが、洋風のドレスにはやはりアップでまとめてもらいました。前からではよくわかりませんが、後髪が独特なセットをしてくれました。
向かった先は赤坂のANAインターコンチネンタルホテル。宴が少しずつカムバックしているようで、私もご指名いただき演奏してまいりました。
前座のような役割で弾き歌い、新鮮ですね。誠に、、
私の後には一流の話芸、話芸。こういう場で拝見、拝聴できるのはラッキーですし、そして何よりお客さまへのサービスを考えた芸の示し方、サービスという言葉にするとちょっと違うかな、、例えばおバカなことを喋って笑いをとったとしても、それは本格的、品格一流技芸です。
そして「間」の置き方、目の動き、歩み寄り、突っぱね、とぼけ。楽しくあるための裏技が隠れていて、それを簡単に「すごい」とか言ってはいけない、むしろ一流の観客なら、ツッコミもしたくなるでしょうね。そういうお客様はいなかったけど、、
ホテルってちょっと異国風を味わえます。ただそこにいるだけで、、気分もハイになって少し違った考え、アイディアなど膨らみます。廊下が迷路のようになっていて、そこにある俳優さんがホテルマンの案内を受けながら歩いてまいりました。お声ですぐわかったのですが、こういうお部屋で会議とかするのか、インタビューなのか、、隠れ家のような空間。
昨日は小型マリンバを使用するも、響きの良いホール。久々に深夜帰宅でいい疲れのまま眠りました。
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