ライブで使う太鼓のこと
練習モードの前にブログページを開きました。
関東は天候も穏やかになりつつありますが、昨日の散歩は風強し。
今日も練習の途中で歩きたい場所へ向かいたい、そんな朝の空気です。
ようやく使いたい楽器も決まってきましたが、楽器は毎日ご機嫌変わります。特に本皮を張った太鼓たち。
調整もしますが、天候に左右される皮の状態、2月は乾燥している時期ですから夏よりは心配はない、、と思いきや、乾燥マックスもよくないわけです。ちょうどいい温度に、何より風を通す作業も必要です。
緩めすぎず、張りすぎず、精神状態への呼びかけと同じだなと思うことたくさん。
以前は日本中旅をした太鼓も、今は同じ場所にずっと置いているので、コンディションはあまり変化しませんが、3年間、使う頻度が著しく落ちていたことが何よりダメージです。使ってこそ、、鳴らしてこそ、、
この太鼓は今地震の災害が大きいトルコ、そして中近東へ続く一帯で使われる太鼓の一種です。
自然災害が膨大な規模に及ぶ、他人事ではありませんね。美しく仕上げられた太鼓、心込めて打ち込みます。
自分の太鼓コレクションは多くはありませんが、結局手放したものも多いので、今は本当に好きな音色のものを組み合わせて使っています。
私はもともとドラムセットから打楽器への道へ進んできましたが、マリンバ奏者と言われることは嫌いではないものの、やはり打楽器奏者としての視点で鍵盤打楽器への取り組みをしています。打楽器のさまざまな組み合わせを考えて音を作ることがやはり一番好きな作業です。
楽譜指定されたものより、自分であれこれ悩みつつ考える、そういうライブ本番への準備。あっという間に時間が過ぎていく、、、
ちょっと凸凹な音質やらサイズやら、独特の匂いをもった音、楽器も出逢いであり、自然に好きなものを近くに置いている今。使い方は毎回工夫していますが、来週の配信ライブでは手順一つで新しい音感覚が生まれます。
では、またあれこれ悩みながら、いい音探し。
良い1日を〜〜!
ライブ情報です。
↓↓↓
« 記される音、関わる空間 | トップページ | 希望というビート »
「出演情報」カテゴリの記事
- スペシャルゲスト迎えます(2023.10.31)
- そろそろ満席です(2023.07.16)
- 夏の家で、いよいよ「寿歌」本番(2023.06.27)
- 親子三世代で楽しむコンサート(2023.06.17)
- 旅のはじまり(2023.06.02)