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2023年3月の投稿

2023年3月17日 (金)

一つの場、春一番

音窓ARAYAの3月は、ご予約のお客様がいたらそのグループさんと日程を決めるという方法で開催中。

春一番のかわいいお客様は保育園児12名。24の瞳と共に。

いつもお土産のお菓子選びに迷ってしまうのですが、エイヤーっと、新谷はクッキーを手作りで用意しました。っていうほどのことでもないのですが、母が残してくれた昭和時代からのオーブンが活用できるので久々にクッキー型などを探しに出かけて、グラニュー糖の代わりにオーガニックシュガーというものであっさり味、子どもには甘さ足りずか、、でも手作りは疲れも吹っ飛ぶ、、そんな感じでコンサートも80分近く!!(保育園児には通常45分)

 

子どもたちは、まだ帰りたくない、もっと叩きたい、もっと聴きたい、今日のこと忘れないよ、、

このコトバがある以上、求められたら、とことんしなやかに、活力、滋養、心身健康維持、などなど、持続可能な人間力が任務か、、こどもたちと過ごす時間の責任、その意味、価値を音出しの終わりにいつも感じますね。

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春は花粉症に悩む季節ですが、今年は都心部から意識的に離れ過ごしています。

実家に長く滞在するのも、そういう意図でもありますが、小さくともホットな時間、長い冬の後にやってくる笑顔に会いたい、そんな思いもあるのかもしれません。

赤ちゃんとママ、そんなグループさんもやってきたら楽しいだろうと思っています。先日は一組だけの親子さん、それはそれでしっとりいい時間でした。

さて、4月5日の八王子鎌田鳥山での演奏も近づいてきました。詳しくはホームページのコンサート情報をご覧いただければと思います。ちょっとした変化球になりそうなコンサート。ぜひ、ぜひ〜〜

 

 

 

2023年3月14日 (火)

跳ねる兎、飛ぶ鳥

簡素ながらも、テーブルに食事を並べるプチ幸せで、使っていない食器を引っ張り出したり、未知の調味料にチャレンジをしてみたり、まあ、失敗もするけれど、、それなりに楽しい未知数が待っていることにもなる。

昨夜は尊敬する年上の女性と小さなディナータイム。短い会話でもいつもぐっと深く濃い時間になる。兄弟姉妹のない私には勝手に姉のような存在だと慕っているけれど、、、

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いつも手土産をいただいてしまうのですが、それがまた美しい玉手箱のような菓子。

京都俵屋吉富の福はねうさぎ、ボンボン。見る味わいです。口に一つ含みたいけれど、ちょっと勿体無い。笑

この小箱ひとついただいただけで、また京都行きたい熱が高まります。

今日の故郷は快晴。まだ肌にぶつかってくる風のつーんとした軽い痛さはありますが、残雪と北帰向前の白鳥や雁の準備飛行?を見上げたりするたびに春が近いことを知らされます。

あの鳥たちの鳴き声は切ない、、仲間と交わし合う声ではあろうけど、また寒い地へ向かう、そのとてつもない旅の長さ(人間目線の)への覚悟の叫びか、、

湖畔や川辺で漂う白鳥ではなく、もっぱら餌の確保に忙しい地上の白鳥たちが、夕暮れには優雅に羽を広げて舞い去る姿、、

美しく強い生き物たちをみる故郷の時間、自分は何をする人ぞ、と考える時間もまた、真に意味ある時間なのでしょう。

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姉さんが言うことには、薄いブルーに描かれている絵はお月様とススキ、なのでは、、と。

ぴょんぴょん、、何みて跳ねる。

 

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