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2023年4月の投稿

2023年4月28日 (金)

Forest_Marimba

この春に関わっている緑のアート、峠の美術館春祭りの終盤でリクエストいただき、野外ライブを行います。

タイトルは

森を聴く、風と奏でる

FOREST_MARIMBA

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形を決めたライブではなく、この企画に関わった出演者たちがフリーに演奏、セッション、参加者との音の戯れ、

森の中で自由な集い、音で交わるという主旨のもと、音を遊ばせます。

中心メンバー的に4人の名前をあげていますが、実は初めて会う人もいます。

20代前半のような感覚を思い出します。ゲリラ的であったあの時代、音出しに垣根を持たずに即興などに向かう気持ちが楽しく、そして街角で 聴くジョン ゾーンのサックスのような音に憧れたり、舞踏をする人に即興を求められたり、素材を与えられて自由な発想でそれを扱うことを許されたあの時間、あの場所、、

まだ自分の道すら見えない、音を出すことの怖さも知らない、繋がるという言葉を安易に使う今の時代ほどに「繋がる」ことを必須性と謳う瀕死の社会状況でもなかったような時代、、に、私はもっとフットワークの軽さだけを使って舞い飛んでいた。

それは、、よかった。

軽はずみであろうが、安易であろうが、行動と音出しという自由精神、開放と心身の不安さえない若さにいたこと。

眩しさの中、透明すぎる光の中、遠くは見えていないという未熟さ、その奔放さに疾走するような快感を味わえていたこと。

を、今、思い出します。

あの時と同じ走り方ではないけれど、随分と時間を経てまた初心ということでもないけれど、語法を少し変化させた自分がどんな自由さをまた見つけるだろうか、、素になる、でもゼロではない自分を遊ばせてみたい。

 

 

 

 

 

2023年4月10日 (月)

龍見寺でのライブ2023

2年間、お休みしましたが、2023年6月11日、再開します。

4月11日、ご予約開始です。

ご案内のQRコードを読み取りからのお申し込みが確実ですが、いつも通り、電話やメールでも受け付けております。

詳細を明日以降、アップします。

ひとまず、以下のご案内フライヤーをアップいたします。

今日は、2ヶ所の通院で、ちょっとヘトヘト。

でもいち早くお知らせしたく、ブログにて〜〜

 

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2023年4月 7日 (金)

鎌田鳥山でのセットリスト&photos &、、、

新谷祥子木琴歌唱コンサート

2023年4月5日 鎌田鳥山本堂 15時開演

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祈りの森(新谷祥子)

そっとうた(谷川俊太郎のわらべうたより)

それだけのこと(新谷祥子)

チルドレンソングスより3番〜芽吹き〜(チックコリア〜アレンジ新谷)

カナリア(井上陽水)

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小さな空(武満徹)

三月の歌(武満徹)

Close to You(バートバカラック)

空へ(春日博文、加治木剛、カルメンマキ)

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遊    (ゲスト:佐藤康子 25絃箏、17絃箏

遊びをせんとや生まれけぬ(梁塵秘抄より)

ブレヴェール詩集より祭、フィエスタ、それでも祭りは続く(ジャック・プレヴェール詩集より、小笠原豊樹訳)

鬼遊び歌(新谷祥子)

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戦争は知らない(寺山修司、加藤ヒロシ)

風が吹いている(新谷祥子)

抱きしめあって眠るだけ(新谷祥子)

グリーンフィールド(新谷祥子)

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アンコール

送り出しバラフォン、感謝の歌(新谷祥子)

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佐藤康子さん美しい琴の音、そしてその感受性、優しさ、ありがとうございました。

佐藤さんはこの峠の美術館春祭りの音楽ディレクターでもあります。毎日誠心誠意での音楽見守り、頭が下がります。

そんな中でも、kotoに向かうソウルフルな演奏、また一人素晴らしいプレーヤーと巡り会えた喜びにいます。

そして、、建築家、月舞台の落合俊也氏、鎌田鳥山のカフェマスター、美味しいコーヒー、会場のお見守りをありがとうございます。

音響や楽器ケアまで舞台監督も、今回初めてお目にかかった門脇央知氏、何事も肯定的に受け止めてくださるそのお心、感謝。

新人打楽器奏者の末宗君、汗いっぱい楽器サポート一日中、一生懸命ありがとう。

そしてそして、何よりこの日を楽しみにしていてくださったご来場のお客様、友人、、ご事情あってご来場はできなかったけど、応援してくれる方々に心からありがとうございます。

そしての最後に、この場所、人へのご縁を作ってくれたサウンドデザイナー、故岡田晴夫氏に心より哀悼の意を表します。開幕の音源は岡田さんが録ってくれたゴングや鳥の声や、ログドラムなど、、そこから始まりましたよ〜と空に叫びながら、、本当は、この日も会場で音源を流してくれていたに違いない岡田さん、、

今頃、何を聴いていますか?

今頃、編集作業、即刻で送ってくれたんでしょうね。

しみじみとしますけど、、そうじゃなくね、生きている人たちが、それを何かの証として、息するように普通に、一つ音の輪を授けてくれた人の力、愛、情熱を思い出すこと、そこから生まれるものがまたある、そういうことでありますね、、岡田さん。

明日は、この場所の野外ステージでブルースハープの西村ヒロさんとちょっとだけバラフォンで共演しますよ〜〜

ほらね、、また、きっと、鳥たちが寄ってきますね。

 

2023年4月 2日 (日)

森林浴と音楽を 4月5日

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4月5日、木琴歌唱コンサート近づきました。

普段の大きなマリンバから離れて、40年以上前に購入した小型マリンバを使います。

実家から東京に運びました。最初は東京に置いていた楽器ですが、久々に古巣に戻ってきた、という感覚です。

木琴歌唱という言い方をしたのは、このように小さな木片を並べて素朴に歌いたい、という意味あいで、また演奏場所の鎌田鳥山のムードには大型はちょっと大袈裟にも見えますので、、

音をたくさん打つ必要はなし、吟味して音を選ぶ、小型マリンバが知らせてくれること、今回発見したことは多く。

いつもとちょっと視点を変えた弾き歌い、、

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今回は4つのテーマで展開するライブです。「関空遊言」

その「閑」で登場させるりん、磨いてマレットも調整して(切った!)程よい音になりつつあります。

仏具として使うおりんではありますが、これまでも音具としていつも隣に置いている、親しんでいる楽器の一つとして使います。

どう使うかは、聴いてのお楽しみ、、とさせていただきます。

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長い旅から戻ったら、私を迎え入れるように玄関で咲き誇っています。

もっとも、お隣さんが時々水やりをしてくれます。。ありがたい。

4月5日はゆったりいい空間で聴いていただくことができます。

長沼公園、ハイキング、散策しながら、森林浴、いい季節です。

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