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2023年8月31日 (木)

寿歌での演奏曲

 

北村想戯曲「寿歌」、今回の演奏曲

原著に書き込まれていることに沿って、泉谷しげるの夜のかげろう、なども挿入歌的に。全部歌いたいけど、劇音楽での効果ですので、一部のみ。

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タラのテーマなどは、あまり好んで弾く曲ではないけれど、戯曲の中では壮大な効果を上げなくてはならない。

そんな風に演出して弾く、それも面白い。

セリフが旅を描く部分では、パットメセニーを選んでいるけど、最初はちょっとした違和感を抱きながら弾く。似合っていないよね、これ、、

でもジャストフィットの感じはもっと不具合に思うから、やはりこれでよかった、、じわじわと劇中にマッチしているムード。

バッハのアリアは外せない、、

火の粉のごとく星に生まれよ、、これは自分で作っていながら、一番難しい歌になってしまった。

スパイラルスノー、これは曼荼羅配信ライブで弾いた「糸遊」に続く連作のような曲。

物語の最後に、雪、、余計な音を弾かない、弾きすぎない、皮膚をあまり震わせない、でも心の中に知らず知らずのうちに浸透していくなら、、

劇音楽は時間が限られている。5秒長かったらだめ、5秒短くてもだめ。そんな規制を自分に張る作業、音楽と言葉の兼ね合い、歌詞ではない、言葉、セリフ、だから音楽制作は未知数で、楽しく、終わりなし。。

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