元旦のテレビ、元旦の祈り
元旦から大地が騒いでいるのか、暴れ出したのか、
なんてことだろうか、、新しい年の始め、喜びに浸っているわけにもいかないだろう。そして、先ほどは羽田空港の惨事
新幹線車内で群ようこのエッセイを読んでいたら「わざわざ悲しくなるだけの、世界の悲惨なニュースを見る必要はない」というようなことを書いていた。なるべくテレビを見ないとする理由で、確かにそうかもと思うくらい、ニュースは絶望的なことばかりだ。
私は受信料を払っているNHK以外はほとんど見ないけれど、ではNHKとなればやはりニュース、ドキュメンタリー、もしくは料理番組(見てもその通り作ったこともないけど)あとは日曜美術館。今なら朝ドラも見る。ブギウギは音楽要素が多いからタイミングある時は見る。
ニュースは辛さだけが滲む、でも群ようこさんのように、見ない、と言い切ることもできない。社会に起こっていることを知らないままでいるのも不安、緊急事態への備え、知恵も必要、特に自分のような社会性のない生活をしていると、自分を律するために、心引き締まる思いでみることもある。
自然災害に対し、人間にできる対策は限られている、という脆弱さを知る。それでも何もしないことより、何かを知ることだけで、前方を見ることができそうな気もする。災害に備えよ、はこの日本では必須だろう。
石川県の輪島市は私が留学を終えて日本での演奏活動を開始してすぐに訪問した場所。吹奏楽界の巨匠アルフレッド リード氏のバンド指導の通訳をするという仕事だった。日本海からの波を見下ろす岸壁に建つペンションに荒れた海の大波が打ち寄せる会場だったこと、その翌日に朝市に出かけ楽器を買ったこと、、、
その朝市が壊滅状態で映し出されてた。家も道路もない、、そんな景色に心が痛む
祈りを捧げます
鎮まりますように、、平穏を祈りながら、この状況に手を合わせることくらいか、、
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