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2024年7月の投稿

2024年7月26日 (金)

ひとりランチを楽しむ

夏の食卓

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昨日のランチ写真で失礼します。今年の我がミニ菜園は失敗。ナスが今頑張ってます。でも収穫にはちょっとまだ、、

いつも一緒の時期に始めるお隣さんの菜園はぐんぐん、みるみるうちに鮮やかに、、ああ、美味しそう。こちらの菜園があまりの状態でしたので、素麺ランチのきゅうりとトマトはお隣さんからの惠み、、

海藻をたっぷり、そして味噌肉と一緒に、、これ一人分、お皿がこういう形なので、大きく見えているだけです。(誰に向かって言い訳しているのかわかりませんが、、笑)

そう麺つゆにネギがなかったので、ミョウガをたっぷりで、薬味というよりサクサク食べ感を味わいます。

それにしても、6月のこと、あの2日間はなんだったのか、、何を食べても味がしない、、もちろん検査キットで検査、陰性、内科にも行きました。

コロナ感染がまた増えているというけど、コロナではない。急に現れたその症状に戸惑いつつも、だんだんと味がわかってきた時の感動には小声で一人叫びました。味がする〜〜っ!このあたりまえにあたりまえゆえの感動をしたことがなかったかもしれない。

近年、自分の身体の変化、症状、以前よりずっと神経がとんがっている、、毎日、毎食、全神経が「食べる」「何を」「いつ」「どのように」という意識の高まり、これまで以上にセンサーが動く。若い頃のあの何も考えずに食べることができた、、という無知さ、鈍感さを恥じながらも、あの食を楽しむ奔放さが懐かしく、、しかし今は、もう若くはないのだよ君、と体の声がこちらに伝えてくるものにちょっとオドオドしながら食を選ぶ生活へのシフト。

普通のことだけど、でも、でも、、、ああ、、食べて美味しいと思える、このありがたさ、食欲のない時の不安もあれば、一人暮らしでの食生活の見直しもしっかり。味がしなかった嘆きの2日間に感じた心細さはシンドかったけども。

今食べたいものはなんですか??と自問してみる時間も増えて、、、それはそれでちょっと楽しいことで、、

体って正直ですね。それをひしひしを感じている午後

 

 

 

 

 

 

2024年7月24日 (水)

8月の曲 予告

8月のホームライブはこんなセレクトになります

坂本龍一、藤井風、大貫妙子、ファジル サイ、ピート シーガー、新谷祥子他

いつもなら事前にお知らせしないのですが、昨日のご予約のお客様から、「バラード」ってなあに?ということになって、そうか、少しセレクトした曲のことも情報としてお伝えすること必要なのだ、と考えました。いや、その方は特別に疑問を持ったわけではなく、ジャズとかそういうものではない感じだよね、、というとっても素朴に優しい質問を向けてくれたのでした。関心を高めてくださることが嬉しいものです。

まさにバラードというタイトルのものもありますが、私の場合はバラード風に、そういう匂いを醸し出す曲を選んでいます。自作もほぼバラード的かもしれません。物語を紡いでゆっくりめ、穏やかなテンポで語るでもない歌の流れも激しく織りなすこともなく、、かといって単調ではない深い味わい、、歌詞のないバラードも打ちます。心情的に優しく寄り添うものもあれば、嘆き節もありましょう、、でも悲壮感までいかないところが、エレジーとの違いなのかな、どこか抒情で希望を映し出せるような時間に向かいます

7年前にホームライブを始動した時と同じ日付、8月11,12,14日 時間は違うけど午後3時のひとときにお運びください。

otomadoyoyaku@gmail.com

ご予約の方には詳細をお伝えします。(お車でお越しの方への駐車場のことなど)

 

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2024年7月20日 (土)

感謝の上半期

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今頃は、青森での稽古、、のはずが、、上半期の締めの仕事はびっくりのレコーディングオファーと、予想外の配信音源への準備、、7月の暑さを吹っ飛ばす嵐、とも言えるような日々にいます。

上半期、いい内容の充実したライブができました。上の写真は八角太鼓、祈りの太鼓、祝いの太鼓の象徴として南青山曼荼羅で打ちました。他にもこの太鼓の登場がありまして、もう25年以上も前から部屋に鎮座するこの特別な太鼓を活かせるライブができました。

友人が熱い力で作ってくれた静岡でのライブ、長年に渡り仲間から支えられてのお寺ライブ、他、ご依頼の場所場所、さまざまに工夫して練ったプログラム、今の自分に沿うもの、、伝える力があるのか、それを問いながら綴った曲たち、、

一つ終われば、嬉しい汗を流している。

実感すべき時間にきちんと向き合って次へと向かう、、以前はできなかったこと、今はできているだろうか。

テレビには戦争が当たり前のように映し出される。子どもたちの命が簡単に閉ざされてしまう。親と会えない連れ去られた子どもたちがいっぱいいる、、泣く子らの映像の反対側のテレビでは、目にあまるようなふざけた食レポのタレントの大写しが汚い色でスクリーンに滲んでいる。

だからと言って、自分のやっている音楽を、どう説明もできないが、、信じていることを目の前に置かれた扉を開けている、、だけなのかもしれませんが、言い聞かすように時間を積んでいく、、

そして忘れる、、

そう、忘れる力、、とかどこかで読みましたが。

昨日の自分、昨日の成果、昨日の悲しみ、昨日の笑い、昨日の痛み、、

ふと思いますね。忘れなくては、前に進めないようなこと、実はいっぱいるんだな〜と、、それを言い聞かす、ということがこの自分にも!Img_4100

誰かが言っていた、、音楽を共有するのは、もうこれからは目の前にいてくれる少人数の、互いの息を感じるくらいのものでいいのではないかと。

その真意には例えば、

コロナ後の社会の変化、視点、

絵の前でそれを鑑賞するのは一人、というくらいの対峙、

大きな場所、大人数を肯定する理由の裏付けの背後にあるものの薄命さ、

個と個の結びつきの深さ、尊さへの気づき、、

だろうか、、

よくわかないけど、、書き綴っている

自宅のスペースで15人ほどのお客様、時には数人、時には30人もに集まっていただき、創作を手渡しで聴いていただく責任、楽しさ、振り返り、継続、感想いただいた時の身体に迫る実感、ああ、この体が許す限りは、続けていく意味よあれ、、と、

そんなことを脳裏に時々すーっと、そう、軽めにさりげなく置きながら、、

心に何かがある限り、ずっと細くなりにも続けていくのでしょう。

これは私なりの感謝の投稿です、、

皆様、覚悟の酷暑、夏バテしませんように、、

さあ、練習開始です。。😎

 

2024年7月15日 (月)

お盆ライブ2024

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いつもよりお知らせが遅くなっていまして、、手元には宣伝材料の紙がまだ届いておりませんが、、

ご予約は本日より受付となりました。

この夏のホームライブは8月11,12,14日の3Daysとなります。

バラード、花の歌たち、6月の八王子お寺ライブを再構成してのお届けです。

そして、伯母で水墨画家だった高田の13回忌となる夏、画廊から屏風絵を僅かながら運んで、マリンバに並べようと思います。

伯母の屏風絵は人気で、私自身も好きな構図のものが多いのですが、音窓ARAYAのスペースには並べるにも限度のある空間ですので、もしかしたら1つ、2つ、、だけ。

それでもいつもの音空間とは違ったものになることでしょう。

実家でライブをやるようになって7年目、、1年に2〜3回の開催年もあったし、コロナで諦めた時もあったし、、数としては企画内容14回を7年間の中で弾き、歌って、共演して、、きました。なによりもお客様の声に導かれて継続が叶ってきました。ありがたいことです。

また画廊に住み、管理していた高田の姉の7回忌でもあり、、と、二人の伯母のサポートは両親亡き後も私へ注がれ、、祈りや感謝も込めたライブ、音を紡ぎます。

お客様にはそういう内内事情よりも、何より楽しんでいただける内容を考えております。今回のテーマ、花、バラード、新谷オリジナルも含め、喜んでいただけるひとときに、、

お盆の真っ最中ということでもありますけど、もしかしたらいつものように帰省中の旧友がやってきてくれたり、というびっくりもあったりするかな、、どうかお誘い合わせの上、お越しください。

ご予約メールは新しいご予約専用メールへお願いします。

otomadoyoyaku@gmail.com

今回は屏風絵を飾る都合上、椅子の配置が少なくなります。

ゆったりと、聴いていただけるように、、

夏の午後、、いい時間を創ります。

2024年7月 9日 (火)

なんの色がいいかな、、

少し滞っておりました、ブログ。いろいろなことがあり、それを綴っているのは時々SNSが多くなってしまいますが、ブログのページにアクセスするより簡単であるという理由だけですが、自分振り返り日記のような、忘備録のようなツールが世の中に増えすぎていることを理由に、書き残しておきたいことを簡単ツールの方にちょこっと、、という具合になりました。反省、、

このブログで私の生存を確認してくれる人もいますから、笑、こちらを怠ってはいけませんね。

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新しい敷物がやってきました。タイの楽器、ラナートが似合います。ラナートは打ちだすと止まらないくらい面白い竹の音色です。

でも、天候やこの湿気などからあれ?昨日と音程が違う、、狂うのですね、、これはなかなかセッションには難しい楽器ですが、自分の一人歌いや創作には問題がありません。好きな音階を見つけられることもあるし、でも、自分が作った旋律が数日して打ってみると微妙に最初と違っている、感覚が違ったものになる、あるあるです。

それから最近の変化といえば、やはり歳を増すということの現実味について

以下のマレットは自分が選んだ軽さ、でも芯のしっかりとした音色のマレット。更には肢の長さを短く切っています。指への負担を減らすことは大切です。若い頃には重いものを頼りにしていた、ということがあります。今だって思いマレットを持ちます。でも長時間のライブに耐えられるもの、音質が豊かなもの、私の使うグリップは指に負担がかかりやすいので、軽さ、長さの調整が優先事項になりました。

細かいこと、別にこれを読んでくださる方にはどうでもいいことではありますが、でも、でも、、負担をかけたままで継続する怖さも知っています。私は腱鞘炎になったことがないのですが、先輩の奏者は手術までしています。現役生活を継続するために、、、またアメリカの女性奏者は練習時間よりマッスルトレーニングの時間が多いとか、

そうです、、健康管理と共にある通常の生活のありがたさ、、

私は何かあるとすぐ通院パターン、これも見直しなくてはですが、自己回復力、、さて、本当にそういう齢がやってくると、音楽活動の内容にもさまざまなことを考えます。

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昨日は、そうした女性の身体とアート活動ということを考えるに相応しい公演を見てきました。

場所は六本木、俳優座劇場。若い女性も、私より年増の女性も、その舞台の上で見せてくれたもの、こちらへ提示してくれたもの、

若さや老いと向き合った時、過去と同じもの表現をする必要はない、今何を思うかを表せばいい、、これまで何を知ってきたかを問えばいい、

そんなこと知っていたつもりだけど、道具もない身一つで踊る女性たちを見ながら、勇気というよりは確認、確信めいたものをいただいてきました。

好きな劇場は来年の5月に閉館、、さみしいものですね。好きな小屋が一つ消えてしまうこと。20代にはよく通った場所。

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ツルツルの新しいホールや劇場が多くなっている東京、、昭和からのレトロな建物を保存して欲しいものです。

昨日は六本木ヒルズの森美術館にも出かけました。都知事選が終わったばかり、、本当に緑地を増やすのか、伐採したら100年単位の樹木、、20代の頃、東京はすこぶる元気に見えた。今は、、、?

自分の心の変化も見つめながら、さあ、

私は何になろう、、どんな色がいいかな、、(最近歌っている藤井風の歌詞、、いいね)

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