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2024年7月20日 (土)

感謝の上半期

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今頃は、青森での稽古、、のはずが、、上半期の締めの仕事はびっくりのレコーディングオファーと、予想外の配信音源への準備、、7月の暑さを吹っ飛ばす嵐、とも言えるような日々にいます。

上半期、いい内容の充実したライブができました。上の写真は八角太鼓、祈りの太鼓、祝いの太鼓の象徴として南青山曼荼羅で打ちました。他にもこの太鼓の登場がありまして、もう25年以上も前から部屋に鎮座するこの特別な太鼓を活かせるライブができました。

友人が熱い力で作ってくれた静岡でのライブ、長年に渡り仲間から支えられてのお寺ライブ、他、ご依頼の場所場所、さまざまに工夫して練ったプログラム、今の自分に沿うもの、、伝える力があるのか、それを問いながら綴った曲たち、、

一つ終われば、嬉しい汗を流している。

実感すべき時間にきちんと向き合って次へと向かう、、以前はできなかったこと、今はできているだろうか。

テレビには戦争が当たり前のように映し出される。子どもたちの命が簡単に閉ざされてしまう。親と会えない連れ去られた子どもたちがいっぱいいる、、泣く子らの映像の反対側のテレビでは、目にあまるようなふざけた食レポのタレントの大写しが汚い色でスクリーンに滲んでいる。

だからと言って、自分のやっている音楽を、どう説明もできないが、、信じていることを目の前に置かれた扉を開けている、、だけなのかもしれませんが、言い聞かすように時間を積んでいく、、

そして忘れる、、

そう、忘れる力、、とかどこかで読みましたが。

昨日の自分、昨日の成果、昨日の悲しみ、昨日の笑い、昨日の痛み、、

ふと思いますね。忘れなくては、前に進めないようなこと、実はいっぱいるんだな〜と、、それを言い聞かす、ということがこの自分にも!Img_4100

誰かが言っていた、、音楽を共有するのは、もうこれからは目の前にいてくれる少人数の、互いの息を感じるくらいのものでいいのではないかと。

その真意には例えば、

コロナ後の社会の変化、視点、

絵の前でそれを鑑賞するのは一人、というくらいの対峙、

大きな場所、大人数を肯定する理由の裏付けの背後にあるものの薄命さ、

個と個の結びつきの深さ、尊さへの気づき、、

だろうか、、

よくわかないけど、、書き綴っている

自宅のスペースで15人ほどのお客様、時には数人、時には30人もに集まっていただき、創作を手渡しで聴いていただく責任、楽しさ、振り返り、継続、感想いただいた時の身体に迫る実感、ああ、この体が許す限りは、続けていく意味よあれ、、と、

そんなことを脳裏に時々すーっと、そう、軽めにさりげなく置きながら、、

心に何かがある限り、ずっと細くなりにも続けていくのでしょう。

これは私なりの感謝の投稿です、、

皆様、覚悟の酷暑、夏バテしませんように、、

さあ、練習開始です。。😎

 

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