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2024年8月28日 (水)

遠野への旅

少し前の旅です。実家から車で東京へ戻る(今や、どっちへ戻る、と言い表すべきかが曖昧になっている昨今)旅路には、岩手県の遠野に立ち寄りたいと計画しておりました。東京での仕事ギリギリまで青森にいたので、今回の遠野は下見程度の短い時間でしかありませんが、それでも十分に私はこの地を楽しみ、驚き、そして再訪を決めました。

遠野が気になっていたのは、さまざまな理由からですが、その一つ、フェイスブックに投稿した文を以下に

遠野を訪れた理由の一つとなったきっかけは、普段大切に読んでいる2冊の本、阿部ヤヱ著「わらべうたで子育て」にあります。

この著者の生まれた地、風、水に触れたかったこと。授業や講座で使用するたびに湧き上がる何か、切り離せないエニシ(縁)、唄の本ですが、それ以上に伝わりくる切なさ、哀調、、あゝ、私はこれを知っているような気がする、そんなふうに思ってページをめくる、その時間がもう少し肌に浸透するような時間が欲しい、、

時代は違うけれど「家」とか「本家」の意味あい、歌のような方言の丁寧語、私の幼少期に感じていたものがチラホラ、共通したものが本の中に吹いてるようで…
昨日まで続いた打楽器講座の中では、もちろん打楽器やリズムの話しのために紹介した2冊(CD付き)です。
こんな素晴らしい記録の本が残されている、その風土とは、、人々の暮らしとは、、
子どものためのわらべうた、という解釈を超えている、人が人に関わる歌、そして育て上げるという言い方より、互いに生きやすく、楽しくなるような知恵、、そうした根本にどんな空気が流れているのかな、、遠野の神秘を知りたい、、
時代は違うけれど、きっと何か肌で感じたいものを求めて、、ただ風を求めて、、そんな時間でした。
遠野博物館のエントランス、、この写真が導く世界が素敵でした。
今回は街中をぶらり、、

南部神社付近


暑すぎて、お山の上までは行けず


柳田國男の「遠野物語」を辿る社の森、、
今回の旅はまずは導入編でした。
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建物も、景色も写真をあまり撮っていませんが、デザインの素敵なショットをいくつか、
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石畳、、このあたりで、イギリス人女性と会話、日本のことをよく調べての旅をされている。
一緒にコーヒーを飲んで、、川をじっと見つめて、、
こんなふれあいも旅の楽しさですね。
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