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2024年9月の投稿

2024年9月30日 (月)

Monday Drive

月曜日にドライブ、と決めてはいませんが、オンラインレッスンの予定がなくなったので、楽譜清書とドライブ

定点はいくつかありますが、ちょっと山の空気を吸いに。

蚊取り線香とコーヒーと読みかけてそのままだった1冊、、コロナ禍の時にIKEAで見つけた小さな折り畳み椅子。Img_4723

私のブログに頻繁に登場している景色ですが、ここが落ち着く場所、、自宅から15分のドライブです。

ちょっと落ち込んだ時、心が晴れやかな時も、ここはリセットできます。

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読みかけた本があまりにも面白いので、途中の公園の駐車場でも読む

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もう少し走ろうと思ったのですが、明日の予定を考えたら、、はい、ここまで!

少し前までは、明日のことなんか考えず、今日は今日、という行動ができたのですけど、、あれれ、やはりどこか自分にセーブをかけているぞ、、

知らない道をどんどん進むとか、狭い橋を渡ってみるとか、一見さんお断り的な雰囲気醸し出す店にも堂々と入ってしまうとか、、(実際、そんなお店は私の行動範囲には存在せず)そんな店で見知らぬ人と会話してしまうとか、もあるあるでした。

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写ってはいませんが、ここでは鳥の旋回を見るのが好きです。

悠々と輪を描きながら飛ぶ、、水面近くを飛ぶので、見上げるということではなく自分より下の位置に鳥を追いかける、、これが癒されマックスなのです。夕暮れになると、どこからか帰ってくるのでしょう、、鳴き声も賑やかになります。

そんな午後でした。

2024年9月28日 (土)

Marimba Call リリース!

Marimba Call


自然音の録音で世界を駆け巡っていたサウンドデザイナー岡田晴夫氏の提案で、2021年、建築家落合俊也氏のご協力をいただき、「月舞台」で録音しました。室内でもなければ、屋外でもない空間

岡田氏の急逝、もうこの音たちは世に出ることはない、とリリースは諦めかけていました。

春からずっと聴き続け、ふと、ある日、この優れた音質の録音の数々までも葬りたくない、、と。

あの日から3年が経ちましたが、私のこの気持ちを受け取ってくれたプチカフェレコーズさんの協力のもと、配信リリースが叶いました。私の音をおもしろがってくれた岡田さんと組んだ名が「Quiet  Green」


朝4時、野外にセットしたマイクには鳥、風、葉、車道、人呼吸が混じり合い、遠くに丹沢山系、精神の覚醒と鎮静のはざまで、紡ぎました。
これはマリンバが仕掛けた演奏ではなく、マリンバが静寂の青々に、降るなにかに呼ばれたから Marimba Call
私自身が聴きたいと思う、マリンバの音の形、Ambient marimba

ぜひ、スピーカー繋いで、またはヘッドホンで聴いてくだされば嬉しいです。

そっとオフィスや部屋に流してほしい音たち、、静まった空間にも

岡田さんが座っていたというプチカフェさんのオフィスの椅子、そこで岡田さんもにっこり聴いてくれていたらいいな、、

配信情報↓↓
https://lnk.to/marimbacall

録音:岡田晴夫
録音協力:磯崎賢太
協力:プチカフェレコーズ
協力:月舞台
楽器調整:ブルーマレット
写真:T.Sekiguchi

演奏:新谷祥子

Marimba-call

そして、プチカフェさんのホームページに掲載されたロゴの写真がこちら。

とっても気に入っています。

Qg

2024年9月24日 (火)

配信アルバムリリースのお知らせ

9月26日、Quiet Green名義でのアルバムが配信リリースされます。

音楽をネットで聴く時代となって、もちろん、これからもCD制作は継続しますが、マリンバによるアンビエントなサウンドは配信アルバムという形で発表することになりました。

2021年に月舞台で録音したマリンバ、そのサウンドデザイナー岡田晴夫氏が2022年に急逝し、このリリースはもう諦めるしかないと思っていました。

でも改めて聴いてみると、録音がすこぶるいい音、素晴らしい空間でのマリンバ、鳥たちや風、車道の音、インスピレーション、即興、早朝からの空気感、あの日の自分の心がそのまま音になっています。

詳細はホームページにリリース当日、リンク先などアップされます。

お使いの音楽アプリで、できたらスピーカーに繋いで、またはヘッドフォンにて聴いていただきたい内容です!

アルバム名は Marimba Call

Quiet Greenの第2弾となります。ずっと部屋に流していただきたい、そんなサウンドたち。

よろしくお願いします。

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2024年9月23日 (月)

あれやこれや9月は、、

少し長いレポートが終わりました。いや、提出したというだけで、これから指摘ポイントが返されてくることでしょう。

長年、場をいただいてきた、そのことから書きたいと思っていたことを、脳内整理という意味で書いてみました。これが最初ではないのですが、調べる、裏付けをする、テーマから逸れていないかを確認する、註釈のいるものをリストする、参考文献も記載する、文字記号などを再確認する、何より文法的に間違っていないか、、を数回やっても、読み返せばまだあるある、、そんな繰り返し。

書くことが嫌いではない、でも論文指導などを受けたことはない。少しばかりアドバイスを受けたことはあっても、論文を仕上げるまでの時間がこうも長丁場になるとは、、論文ほどのものではないが、それでも資料を集めた時間、そこからまた広がる窓を開けて、踏み込む作業、書くことを時に忘れて、その文献や資料などに見入った時間、、楽しかった、と一言では言い切れないけど、実はとても楽しかったわけです。

知ること、納得すること、結構曖昧に捉えていたことを確実な言い回しにできること、、それは精神的にも安定する作業なのだと感じて、指定された文字数を超えそうな勢いでありました。

。。。そんな日々から解放されて、映画、買い物、人と会う、何より好きな本を読める幸せ。そして、練習ができる!!!!この喜びを再確認している今です。

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かすみ草、、大好きです。居酒屋さんからいただいたお土産、粋な計らい。

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そして、秋に向けて、こんな作業もしているのです。ふふふ

2024年9月 7日 (土)

ヨゾラノツボミ 新曲

https://youtu.be/K0x8fSOzidc?si=uMZ8VagbYf1GAQA4

YouTube動画に残しました

2024年6月の演奏、新曲はこれから歌詞が変化したり、アレンジが変化したり、、CDに記録する時が最終判断になることもあるのですが、この演奏はお披露目がこの日であったことから、イントロ、アウトロがまだ未完。そこはカットして、直球で歌詞が始まります。伴奏の形も今ではここから大きく変化していますが、初演のままをアップしました。

でも、なんというのでしょうか、初めて演奏する誕生時の緊張感というものは、やはり特別な感慨として表されることがあります。未完ではあるけど、これを今聴いてほしいという欲望が何か真っ直ぐに届くような(錯覚)、、演奏は消えゆくもので、この歌すら、明日には忘れそうな気もするのですが、、笑

なぜこんな歌詞が自分の内側から浮かんできたのか、ということはちょくちょくあります。

音楽制作という時間を決めて作るわけではない、売れっ子さんがよくロスで録音制作とかどこかの島で一月かけて、テーマ性に沿って、、とかそういう作法は、、もちろん、私に有り得ません。

ほとんどの曲は、咄嗟に、ああ、これだ、今だっそれ!と浮かんでくる時に書いているので、この「ヨゾラノツボミ」に関しても同様です。そして新曲ホヤホヤを動画アップする勇気も普通自分にはありません。なのに、なぜ、、

そのなぜがわかりませんが、素直にこの曲が好きです。そして自分らしいと思える、、勝手にね、そういう納得から期間限定になるかと思いますが、アップしました。

あ、そういうちょっとした出逢いがあったのかもしれないし、よくは思い出せない、、毎日起こりうることが未知世界であるから、、

悲恋を書いているようで実は大いなる希望かもしれない、朝とかツボミは希望のワードですから。

聴いてくだされば嬉しいです!!

2024年9月 4日 (水)

少し秋、、かな

雲の様子が秋を呼んでいる。遠出ができないため、近くで遅い夏休みをとりながら、ドライブで県境またぐと、あれれ、、いつの間にか大きなショッピングセンターがたち誇っているではないか、、

コンクリートの建物がドーンと、のっぺらぼうに、、こういうショッピングモールが郊外にはたくさんあるから、車があれば生活は便利ではある。そして、程よい感じで、求めているものがそこに並んでいてくれるから、これとこれを買ったら、次はこっちに行けば楽に買い物ができる、などと結構便利さに甘んじて用事を済ませてしまう。

だから、小さな老舗さんとかはひっそりと暖簾を下ろしながらも、地味に知られずにいつの間にか消えてしまう、、のだとしたら、それはやはり日本文化としても勿体無いことであるし、努めてそういうお店も利用はしているけど、自分の故郷においても、ずっと看板を出して続けてくれる店はこんな時代とても貴重で、ヴィンテージ店だと思うのだが、、

と、そんなことを考えながら定点までドライブ、、ショートキャンプして戻りました。私のショートキャンプという意味は、小さなテントで2〜3時間くらい過ごすというものであります。一人用のミニテントは睡眠には向いていないため、あくまでも休息用。

今はちょっとした準備ごとがあって、原稿と本を持ち込んで一人の空間で過ごす、、欲を言えば、アウトドア用のコーヒー沸かし器も欲しい、、けど、ポットを3種類持参し、コーヒー、白湯、麦茶で過ごす、、自分で作るお弁当持参、でもコンビニ弁当でもいい。外でお菓子、、これもまた罪悪感なし。笑 ずっと食べているような感じもするけど、目の前が川だから、歩く、空を見る、白鷺をじっと見る、、

原稿の見直しとか、進まない、、でも外気の中で頭を動かす、体を動かす、ちょっと不調な体の部位がいつの間にか、スッとなおっている、、

結局、今夜はその原稿をベッドの上でこれから推敲。一人キャンプは本だけ読むにふさわしい。

帰り時間の空、、こんなムード、もう秋ですね。

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