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2024年12月の投稿

2024年12月31日 (火)

2024年を過ぎて、、

12月31日、いつもと同じ日でありながら、なんだかいつもと違う日、それが1年の最後の今日ではないでしょうか?それは、特別な物言いではなく、あ、終わるんだ、今年も、、というあったりまえの「え?早くない?」という感じでのいつもと違う感触なのであります。

あれよあれよ、今年やるはずだったのにやっていないよね、、とか、、今年はあれができてよかった、、とか、自分に都合よく帳合いというか、よくやったよね、あんなことができたとは、、とか、あ〜〜来年こそはできるようにしよう、できるできる、、とか、、全くいい気なもんだと思う意味での「いつもと違う日」であります。感慨に耽っている場合でもない現実と向き合っている、というような。

でも心のどこかに忘れてはいけない「ゆとり」、若い時よりは膨らんでいるようにも思います。あれこれ全部できなくたって構わない、くらいの変な自信、焦らない心、これでいくんだ、問題なし、というくらいは言いたい年頃に差し掛かっています。

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氏神さんへ朝のうちに、おふだを交換し、年末詣でを済ませました。

今日は自宅前は雪かきはお休み、神社はそうはいかないようです。

昨夜はお客様、同級生のTちゃんが娘さんと一緒に、、そして、この仏間に置いてある母のミシンについて、、コトコト会話する楽しさ。

モノクロにしてみたら昭和感、そして二人が帰った後、何故かぐぐぐっと地鳴りみたいに深〜く母を思い出してしまう夜の静けさよ、、

母よ、あなたのような洋裁も料理もできぬ娘を許してくださいませ、、でも素朴に食し、時にヘンテコな料理で身をつなぎ、気持ちを前身させる人人に恵まれ、やりたい仕事を我儘に通し抜き、敵味方さまざまあれど、心丈夫に、うん、体はまあ、完璧であるわけはないし、あちこちいろいろはあるけど、、適度にそれには対応し、いちいちの立ち止まりより、クネクネの前向き時に後退を繰り返し、面白く人生を進めている、ような、気が、しています。ご安心ください、、、と何かあてもない呟きの12月31日、、です。

だからいつもを同じようで全く違った感情も浮き上がってしまうのでしょう。

来年、そう明日からの2025年も細く長い活動を目指し、しかしいい音太く、、紡ぎます。

ブログに立ち寄ってくださる皆さま、ありがとうございます。

平穏と飛翔をお祈り申し上げます。

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2024年12月25日 (水)

クリスマスは着る楽しみ

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たまには、クリスマス演奏の写真も見ていただこうと思います。

これはちょっと前の小さなライブ

この洋服について

水墨画家の髙田(伯母)が文化服装学院で指導していた頃に、学生さんと一緒に試作したのではないかと思われる羽織です。

そういう洋服がいくつか残っており、昭和レトロ風ですが、とても気に入って時々着ています。伯母が亡くなってから、洋服ダンスの整理をした際、私の母に贈ったものも含めて、Only1という素敵なものが何着かあります。

伯母から直接、いつかこれが似合う時が来るかもしれないから捨てないで、と言われたスーツなど、、まだ一度も試したことがない服も。

これは色合いがクリスマスにぴったりですが、伯母は普段着として着ていたものでしょう。

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本来はファスナーを閉めて、ワンピースのように着るものだと思いますが、ちょっと特殊なファスナーで(古い型)なかなかうまく着衣できず、しかも演奏のためにはこうして羽織るスタイルが楽ちんです。

この日は小さな小太鼓を使って「世界のリズム、まあるいリズム」自作を、、

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布地がいいものであれば、こうして昭和時代のものをアレンジすることもできる、、あ〜捨てなきゃよかった、と後悔すでに遅し、も何着かありますが、今に残されたものを大事にまた着ていきたいと思います。

 

2024年12月23日 (月)

12月のご褒美

歌舞伎座での「天守物語」

玉三郎、至宝の芸とはこういうことなのでしょう。酔い醒めぬまま、地下鉄に乗って帰宅、、

泉鏡花の原作、それを歌舞伎マジックで演出する玉三郎、異界の姫役でありながら、現実においても耽美なる異界の存在。

そして、「舞鶴雪月花」この日は長三郎君の松虫の舞も楽しく、、下座楽器の松虫がこれほど切なく響くとは、、

歌舞伎座は満席のようでしたが、夕方の銀座、予想より人の出がそれほど多くはありませんでした。

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銀座どおりは新しいビルばかり、、こうしてゆっくり歩くことなんて久々すぎましたから驚くばかりの華やかさ、、

銀座和光での最上階で展示している知人の作品も拝見し、三越のデパ地下のお弁当を歌舞伎の休憩用に買い込み、、そんなふらふら歩きが1年最後のご褒美となりました。

こちらのビルの宝石のイベント、確か新宿のあの高層ビルホテルのすんごいお部屋で、すんごい宝石を纏って演奏したことがありますが、もちろん楽屋からステージまで2人のガードマン付きです。

それは、演奏者がこのまま宝石泥棒しないよう、つまりは逃げないように見張る、ということでしょうね。笑 あんな大きなダイヤモンドを首に身につけたことなんてありませんでしたから、一瞬の感覚としては、うーん、宝石は演奏中には必要ないくらいの動きをしますので、これを頂けたら、、なんて夢想すらありませんでした。残念な女、、笑

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そして、、

12月25日発売の仲井戸麗市アルバム、参加したことで少し早めにアルバムが到着しました。

これから聴く方のために詳細は避けますが、封を開ける緊張感は、自分のアルバム以上でした。

最初の音、、ワクワクです

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写真はヒント

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レコーディングは夏でした。2曲の参加ですが、チャボさんのアルバムに(ヒストリー)に音を刻めたことは夢のようでもあります。

ライブで共演は行っていても、アルバムは格別な想い、、同時にセッションということではなかったけど、マリンバやパーカッションであのチャボバンドの面々と音が重なったことも喜びです。達人たちの音はやはり素晴らしいです。

私自身、選んだ音に悔いはなし、でもそれは今という時点の私という視点からの感想。明日になればまた違ったものが生まれるはず、ということは永久的な言葉になるのですが、それにしても瞬間瞬間が刻まれるライブと同様、アルバムに残される印、、という意味では選び抜いた音、と言えます。ぜひ聴いてくださいね。

チャボさんの味わい、このアルバムはこれまで聴いてきたチャボさんの世界とは異なる、、明らかに今、そこに届けられるチャボさんの声、ロック人生。信念、、

さあ、この冬は私も曲作りの日々です。

 

2024年12月 8日 (日)

11月の嬉しい日々

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11月の写真ですが、秋空からもう冬へ向かうであろう相模川沿いでの緩やかな隙間、一人テントで午後を過ごしました。

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コロナ禍の時期にテントを張りたくて、小さなものを見つけたのですが、これが抜群に素敵な空間を作ってくれます。

11月にゲスト出演したコンサートの一コマ。赤ちゃんの席はステージの真前、、これはいい感じです。目を大きく見開いて、よちよちとこちらに向かってくる様子がわかる写真。私の心はほころび、ずっとこのバラフォンで弾き続けたい気持ちでした。

この日のスタッフは素晴らしかった、、いや、いつものたんぽぽの輪の皆さんなのですが、トントントンとスムーズに朝からのコンサートも問題なく、盛大に。

共演の仲間も打ち解けて、、自分をいつもサポートしてくれる仲間たちに、私も何かお返しができたかな、、

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八王子駅前の学園都市センターホール、小ぶりなイベントスペースですが、お客様には便利な場所ですね。

呼びかけられて出演すれば、新しい曲を知ることになったり、自分にもレパートリーが増えていく面白さ、予想外の演奏曲、皆様が喜んでくれる時間を作ること、そこを懸命に考える時間もまた有意義です。

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そしてこの日の午後は段ボール太鼓ワークショップ。子どもたちの作品素敵です!

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作ってセッションして、楽器はお持ち帰り!みんな笑顔〜〜最高

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