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2024年12月23日 (月)

12月のご褒美

歌舞伎座での「天守物語」

玉三郎、至宝の芸とはこういうことなのでしょう。酔い醒めぬまま、地下鉄に乗って帰宅、、

泉鏡花の原作、それを歌舞伎マジックで演出する玉三郎、異界の姫役でありながら、現実においても耽美なる異界の存在。

そして、「舞鶴雪月花」この日は長三郎君の松虫の舞も楽しく、、下座楽器の松虫がこれほど切なく響くとは、、

歌舞伎座は満席のようでしたが、夕方の銀座、予想より人の出がそれほど多くはありませんでした。

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銀座どおりは新しいビルばかり、、こうしてゆっくり歩くことなんて久々すぎましたから驚くばかりの華やかさ、、

銀座和光での最上階で展示している知人の作品も拝見し、三越のデパ地下のお弁当を歌舞伎の休憩用に買い込み、、そんなふらふら歩きが1年最後のご褒美となりました。

こちらのビルの宝石のイベント、確か新宿のあの高層ビルホテルのすんごいお部屋で、すんごい宝石を纏って演奏したことがありますが、もちろん楽屋からステージまで2人のガードマン付きです。

それは、演奏者がこのまま宝石泥棒しないよう、つまりは逃げないように見張る、ということでしょうね。笑 あんな大きなダイヤモンドを首に身につけたことなんてありませんでしたから、一瞬の感覚としては、うーん、宝石は演奏中には必要ないくらいの動きをしますので、これを頂けたら、、なんて夢想すらありませんでした。残念な女、、笑

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そして、、

12月25日発売の仲井戸麗市アルバム、参加したことで少し早めにアルバムが到着しました。

これから聴く方のために詳細は避けますが、封を開ける緊張感は、自分のアルバム以上でした。

最初の音、、ワクワクです

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写真はヒント

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レコーディングは夏でした。2曲の参加ですが、チャボさんのアルバムに(ヒストリー)に音を刻めたことは夢のようでもあります。

ライブで共演は行っていても、アルバムは格別な想い、、同時にセッションということではなかったけど、マリンバやパーカッションであのチャボバンドの面々と音が重なったことも喜びです。達人たちの音はやはり素晴らしいです。

私自身、選んだ音に悔いはなし、でもそれは今という時点の私という視点からの感想。明日になればまた違ったものが生まれるはず、ということは永久的な言葉になるのですが、それにしても瞬間瞬間が刻まれるライブと同様、アルバムに残される印、、という意味では選び抜いた音、と言えます。ぜひ聴いてくださいね。

チャボさんの味わい、このアルバムはこれまで聴いてきたチャボさんの世界とは異なる、、明らかに今、そこに届けられるチャボさんの声、ロック人生。信念、、

さあ、この冬は私も曲作りの日々です。

 

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