「茨木のり子詩集」を授けてくれた人
ライブトークでも話ししましたが、長く聴いてくださる尊敬のお客様から1冊の詩集をいただきました。
茨木のり子詩集、それはもうずっと惹かれていたものがあったから、、でも送られてきたその一冊は少し重たくて、粋で、女性としての視点が自由で、ダイナミックで、、ああ、こんなふうに紡いでいいのだ、という勇気にもつながって、、
時間を経て、、今年の雪解けあたり、ああ、今歌いたい、その気持ちが高まりました。「わたしが一番きれいだったとき」
すでにいくつか作曲されていることも知って、私が選んだのは吉岡しげ美さんの作曲によるもの、ちょっとだけコードの動かし方をアレンジさせていただき、歌いました。
その詩集をくださった人でもあり、このライブレポートのIZUMIさん、、ご許可を得てブログに転載します。最後の1行、IZUMIさんの言いっぱなす潔さみたいな(私には最高の賛辞だけど)、ああ、この人も茨木のり子さんみたいな女性、、こんな言葉、詩のようではないか、、好き。
衝動的な生理を言葉にできる人に書いてもらったように感じる。生きた吐き言葉、私の背中を押してる、、あたりをキョロキョロしないで、あれやこれやと見まわすこともしないで、拾った石ころを投げて転がった方へ、そっちに風は吹く、信じてみよう、つまりは今まで通りやっていけるのではないかと、、錯覚であれなんであれ、満ち満ちた朝。
言葉はこの先の夢のためにもあるはずだから、、ありがたい。
そうそう、、この文中にもありますが、、初日はスリリングなことがステージで起こってしまいました。あまりにも愚かな勘違い新谷ミスが、、、しかもチャボさんの曲中。久々に相当落ち込みました。IZUMIさんは気づいたかもしれない、、ちょっとそんなこともこのレポートから感じます。笑
全部、生き物、、ライブは最高!!!
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5月2日。
久しぶりのMANDALAにて。
新谷祥子さんとチャボのセッションは、いつもスリリング。おそらく入念に練り上げたセットリストと、考え抜かれた演出があるのだと思うけれど、その上で「何が起こるかわからない」スリルに満ちている。
今回のテーマは季節に合わせて「新緑」。
それに相応しい瑞々しいセットリストだった。
中でも、詩人茨木のり子の傑作(中学や高校の国語の教科書にも掲載されている)「わたしが一番きれいだったとき」が新谷さんパートの中盤で演奏されたのには驚いた。
この詩に曲をつけたものがあるというのは聞いたことがあったけれど、演奏されるのを聴いたのは初めてだった。大切にしている詩を、新谷さんのマリンバで聴けたのは至福。
詩の内容も、今の危うい世情に呼応しているようにも感じられた。今、聞くべき1曲。彼女が操るのはマリンバだけではなく、様々な打楽器然とするものたち(それは異国の、名前も知らないものもあったりする)、そして彼女の内にある言葉たちだ。その言葉たちは、音に乗せて、その時々の「新谷祥子」という人を見せてくれる。
あまりに当たり前のことだけれど、「作品」はその作者そのものであることを強く感じさせられるのがこのセッション。
チャボのパートも久しぶりにボサノバ調の「君にNIGHT&DAY」が演奏された。この曲を75歳が歌ってもなんら違和感がない若々しさ
土曜日なので、土曜日にしか演奏しない「映画に行こう」のおまけつき。
2人のセッションが素晴らしいのは、毎回思うけれどお互いへの尊敬と、音楽への信頼が溢れているからだと思う。
この日は奇しくもチャボの盟友、清志郎の命日だったので、「その日」のエピソードが語られた。そのエピソードも、清志郎とチャボが音楽という強い絆で繋がっていることが伝わってくるもので、素敵だった。
エンディングには新谷さんの「未来へ」が流れた。
「窓を開けて一緒に歌おう」という歌詞が私はとても好き。この歌には自分の道を信じて大切に歩もうとする思いだけでなく、同時代を生きる人たちに「一緒に歌おう」と呼びかけていて、そこがとても茨木のり子に通じる、、、と勝手に思っているのだ。
この日のマリンバのマレットに巻かれた糸は緑色だったよう見えたけど、違うかな…?
何はともあれ、新谷祥子さんのマリンバ弾き歌い、全人類一度は見たほうがいい、絶対。
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