カテゴリー「歌うこと」の45件の投稿

2018年1月21日 (日)

緑を集めて

雪をかぶった庭にも、枯れ木は強い幹をそのままに凛として立つ。

寒気に触れ、葉色も深まって黒に近い緑に染まった草を集めて伯母の葬儀の玄関に添えました。

深夜に外気を浴びたくてドアを開けたら、1月にしてはポワンと暖かな風。
昼間に添えた葉飾りはシーンと静まった夜にも、懸命にそこで物言わず
想いをうちに秘めて、、、

そして、、鎮まる魂。

写真はうまく撮れなかったけど、、愛おしい草、枯れ木。

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寂しさは心に、、しかし、、
今は心にまた新しい風を吹き込むとき。

心機一転
新しい 歌が聞こえる。
そう、歌いたいことが
     ・・・ たくさんある。

2017年11月25日 (土)

お客様の声

2017秋ホームコンサート最終日終えました。
この日は夕暮れの音飛翔と題し、岩手県奥州市からサックスのエリカさんをゲストに躍動感あるステージとなりました。
エリカさん、いい曲を書くなぁー、スケール感にただ驚く私。
お客様の世良啓さんのフェイスブック投稿を以下に紹介させていただきます。

新谷祥子さんの音窓、七戸でのホームコンサート。
窓からは七戸のしばれる雪景色が墨絵のように見えて暮れていった。
部屋には新谷さんの音にあつめられた人たちが。

1曲目は武満徹×谷川俊太郎の「つばさ」、
二人とも寺山修司の友達だなあと思いながら
見えない幕があがった。
今日はこの場所での正式ゲスト第一号のエリカさんのサックスとのセッション。ふたりの奏でる音が月、水、海、星、道、風になり、曲に織り上げられていく。心地よい時間。

生きた美彫像のようにサックスを吹くエリカさんと、激しい舞踏のように身体を駆使してマリンバを奏でる祥子さんは好対象、あうんで調和する演奏だ。
ちがうふたりなのに、どこか地続きの音がある。風をきり土を蹴って走る駿馬のような力、息づかいがぴったり。南部の血?

エリカさんのつくった曲をメインに祥子さんの初演奏が続く。ホームコンサートで、少数のお客様を前にしても1曲も手を抜くということのない迫力で挑戦的な生音。

この音を間近で浴びると、まるで瀧の水しぶきをあびるみたいにこちらの細胞もリフレッシュする。音楽療法を受けているみたいに全身くまなく気持ちよく、いつまでも聞いていられる。

どの曲もすばらしく、バラエティーにも富んでいて聞き応えがあった。
ピカイチは「駒形根街道」。エリカさんの故郷にある馬を祀った神社への道。行ったことのない古い神社への細道が見えるみたいだった。
それに七戸の神社の絵馬が反応、反響するような、不思議なマリンバの感じ。
あとで楽譜を見てびっくり!音符がない!ほぼコードだけであんなに弾けるなんて…。

最後に初めてマリンバを叩かせてもらった。
見よう見まねで叩いても生まれる木の響きに身体が勝手に共鳴する。たのしい。
すっかり子供になってたくさん叩いていた。

2017年7月 8日 (土)

7月に歌うこと

このたびもブルーさんのブログでお寺ライブが綴られておりました。

私の音をずっと聴いて下さる方です。
ブルーさん、いろいろ気づかせてくれる、ありがとうございます。

セットリストをのちのちこのブログで紹介させていただきます。
ブルーさんの記載では「百万本のバラ」となっていますが、その原曲となった「マーラが与えた人生」という曲を歌いました。最初はラトビア語で歌ってみました。
ブルーさんのニュアンスも、そして主催のたんぽぽの輪の皆さんもおっしゃっていたこと、7月のこのお寺のコンサートが一つの季節的にも節目となっている、というようなニュアンス。
なんだかそう感じる余裕もないほど、コンサートへの準備にのめり込んでいた私。
季節の歌を取り込んではいるけれど、そっと自分の1年を振り返る時期にはなっていなかったような。。
夏は気持が前に進む。でも、昨日はちょっとした事件が起こって、自分に言い聞かせた日。

夏がどこかで言う
ほら、窓を開け放つ季節
少女は今も空を見上げているのか
あの窓で。
君は育ったよ
育ちゆくよ、夏に。

2017年7月 2日 (日)

雨と寺と音と

音なく降る雨、

境内に響く鳴くよ鳴くよ鳥

昼夜2公演はよくあること、しかし昨日はそれぞれに意義深し。
7月1日八王子市龍見寺
新谷祥子シンガーソングマリンバ
木色エレジー

ご来場下さいました皆様、そして来年もと約束してくださった方々、、
ありがとうございます。
初めて聴いてくださった方のブログから、夜の部の様子がわかります。
ご紹介できる喜び。

2017年6月10日 (土)

紅茶と歌と、、、

今日の嬉しい出来事。

ある歌を調べていたらその原曲にたどりつき、知られざるルーツに驚き、旋律の甘美さに酔いしれ、迷っていた歌詞を決定したこと!(歌詞が気に入ると、私の場合、一つ階段を上がれたくらいとびきり嬉しい出来事となります。やはり自分の口から発するものだから、、)

そして、もう一つ。
近日レコーディング準備のお弟子君から、思いがけなくもオシャレなピーコック柄のTea Potをいただいたこと。なーんて素敵なデザイン。


あまりに気にって、その歌を何度も歌い続け、伴奏のパターンが閃いた事、、
あまりにほれぼれとして、そのポットで美味しく紅茶を飲んだこと。
聴いて、歌って、眺めて、狭い家の中をTea potと一緒に移動しつつ仕事している。

明日はプランターに勢いづくミントをたっぷりいれてお茶と朝食を楽しもう。
明日が楽しみ。cafe
Fullsizerender

2017年5月 1日 (月)

母の棟方志功

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もの心ついた頃からみている母の仕事部屋に飾られていた棟方志功の裸婦。いや、菩薩。
実家に戻ればちらっと私に目を向ける。いや、眼差しを私が確かめる。
母を、想えば隣にこの微笑み。

何があろうとも心には、静かに、温かく、笑みを抱けるように生きたい。
母は歌が好きだったから、菩薩の周りに母の声も聞こえたりする。
今、私が歌を日々に感じ生きているのは、もしかしたら母のおかげかもしれない。

毎日仕事をしながら口ずさむ母の声は、いつまでも優しく尊いもの。


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そして今日から実家で1人合宿。
この部屋でマリンバキャンプなり!
冬場とは違う響き、北国の春の陽気に戸惑っているみたい。
トーンを丸くするより、ちょっと木の跳ねっ返りにパンチが欲しい。
周囲が静かなせいかもしれない。
木の振動が鮮度高く、微細な成分すべて聞こえる。

これは声をのせるのも恐いほどの音粒子散らばる。
弾きこまねばならないな。

母よ、棟方志功様よ、
見守ってくださいね。

2017年4月 3日 (月)

デュエットなのです。

時々思う。リハーサルの途中で思う。

「チャボさん、ドラマーさんの参加もお願いしませんか?」と。
一瞬思う。
でも、声にはしない。いや、声にする前に、それはやはり、デュエットとして新谷を拾ってくださったチャボさんに対しナンセンスだとわかる。
それはライブ中にわかる。
本番後にわかる。
そして今日もわかる。
デュエットでやらせていただくことへの意味。

ドラマーがいればどうなるのか、それは簡単に予想できる。
私が希望しているのはそういうことであるなら、ちょっと違うニュアンスでチャボさんと向き合っていたであろう、、、と。

仲井戸CHABO麗市の隣に並び奏でる。
自分の技量分で並ぶ。
とんでもないものが自分に跳ね返ってくるものを知る。
そこから飛ばせるならチャボさんに送り返せるようなものを送っている。
その送ったものが、どうなるのか、もう少し探っていくまで、
チャボさんにもっと頼りたい。

それは、、
ステージにいる人が自分以外に1人であるときにしか生まれない「頼り」である。
頼るためには、生きた音、生きた言葉、を堂々と持ち得る深みを身体に組み入れること。

2人も3人も複数と呼ぶ。
でも、2人と3人の間にはとてつもなく大きな差があるような気がする。

デュエットである幸福感をずっと知っているのに、、、
なぜ今日はこんな可笑しいひとり言。

2017年2月16日 (木)

いい歌

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いい歌がいっぱいある。
以前は聞き流したメロディ、コーラスの声にハッとする。

カバーを歌うっていうことは簡単な、いや、気軽な気分で踏み込んじゃいけないのではないか、とさえ思う。リズムを変える、キーを変える、フレーズ感を変える、時代なんだろうか、カバー曲からかけ離れたアレンジをたくさん耳にする、自分も自分風にしてやっちゃえ、とか意気込むことはある。

いい歌は、本当はそのままでいいはずなんだけど。
いい歌だから、自分に寄せたくなるのだろうな。
いい歌を、いい歌にして…

2016年9月 8日 (木)

ピアノは弾くけど

広ーい楽屋。グランドピアノが置いてあるけど、そういえば依頼される仕事でピアニストをお願いすることって、まずないな、、と気づく。
以前はクラシックナンバーやラグタイムなどの伴奏でお願いしたり、またセッションでピアノ、ベース、と一緒にもあったけど、ここ最近はソロ、一人舞台が多くなっているように思う。

マリンバメインに少しパーカッション演奏を、これも最近は全部自分で打つ。ただひたすらマリンバの木と向き合う。ピアノがあればそれはそれでレパ―トリーの変化、選曲の方向もあるのだけれど、、、今の私には、その選択肢がない。

ピアノで弾き語るレパートリーは多いので、ライブではマリンバの合間にピアノを借りて1〜2曲はやってみる。ピアノは完璧な楽器だ。
でも、やはり、、また、、、マリンバに戻る。

ピアノを弾いて歌う大尊敬のシンガーソングライター、矢野顕子さんと浜田真理子さんのCDを何度も聴きながら、、ピアノに迎えられた女神はいるのだ、と思う。

だから、、っていうことでもないけど、私は私の言葉をのせるに相応しい楽器の選択にやはり目の前にあったマリンバが運命的でもあったことを自覚する。
小さい頃からピアノも近くにあってよく歌ってはいたけど、、

「今、歌おう」「今沸き上がる歌」に目覚めたとき、そこにあった楽器はマリンバであった、ということ、なのですね、、と自分につぶやく。cherry

楽屋で一人、ピアノとツーショットしてみました。

Fullsizerender

2016年7月 5日 (火)

風の通るお寺!

http://blue19812nd.blog50.fc2.com/blog-entry-3134.html

ブルーさんのブログの写真が素敵!
曇り空が少しばかりにこっと笑ってくれた日。
今回は嬉しい感想がたくさん寄せられました。
お寺という空間から得た空気感と音楽に対して言葉、、、
皆さんの言葉は後日ちょっと紹介したいと思っております。
ブルーさんは昼の部を聴いてくださいました。
夜はサプライズ、ハプニング、、
しっとりした闇とキャンドルのゆらぎの中での音。
なんだかとにかく心地よいものが流れた一日でした。♡