カテゴリー「日々のこと」の159件の投稿

2024年12月31日 (火)

2024年を過ぎて、、

12月31日、いつもと同じ日でありながら、なんだかいつもと違う日、それが1年の最後の今日ではないでしょうか?それは、特別な物言いではなく、あ、終わるんだ、今年も、、というあったりまえの「え?早くない?」という感じでのいつもと違う感触なのであります。

あれよあれよ、今年やるはずだったのにやっていないよね、、とか、、今年はあれができてよかった、、とか、自分に都合よく帳合いというか、よくやったよね、あんなことができたとは、、とか、あ〜〜来年こそはできるようにしよう、できるできる、、とか、、全くいい気なもんだと思う意味での「いつもと違う日」であります。感慨に耽っている場合でもない現実と向き合っている、というような。

でも心のどこかに忘れてはいけない「ゆとり」、若い時よりは膨らんでいるようにも思います。あれこれ全部できなくたって構わない、くらいの変な自信、焦らない心、これでいくんだ、問題なし、というくらいは言いたい年頃に差し掛かっています。

Img_5589

氏神さんへ朝のうちに、おふだを交換し、年末詣でを済ませました。

今日は自宅前は雪かきはお休み、神社はそうはいかないようです。

昨夜はお客様、同級生のTちゃんが娘さんと一緒に、、そして、この仏間に置いてある母のミシンについて、、コトコト会話する楽しさ。

モノクロにしてみたら昭和感、そして二人が帰った後、何故かぐぐぐっと地鳴りみたいに深〜く母を思い出してしまう夜の静けさよ、、

母よ、あなたのような洋裁も料理もできぬ娘を許してくださいませ、、でも素朴に食し、時にヘンテコな料理で身をつなぎ、気持ちを前身させる人人に恵まれ、やりたい仕事を我儘に通し抜き、敵味方さまざまあれど、心丈夫に、うん、体はまあ、完璧であるわけはないし、あちこちいろいろはあるけど、、適度にそれには対応し、いちいちの立ち止まりより、クネクネの前向き時に後退を繰り返し、面白く人生を進めている、ような、気が、しています。ご安心ください、、、と何かあてもない呟きの12月31日、、です。

だからいつもを同じようで全く違った感情も浮き上がってしまうのでしょう。

来年、そう明日からの2025年も細く長い活動を目指し、しかしいい音太く、、紡ぎます。

ブログに立ち寄ってくださる皆さま、ありがとうございます。

平穏と飛翔をお祈り申し上げます。

1fedced9445848689cdc2e22a20333f7

2024年9月30日 (月)

Monday Drive

月曜日にドライブ、と決めてはいませんが、オンラインレッスンの予定がなくなったので、楽譜清書とドライブ

定点はいくつかありますが、ちょっと山の空気を吸いに。

蚊取り線香とコーヒーと読みかけてそのままだった1冊、、コロナ禍の時にIKEAで見つけた小さな折り畳み椅子。Img_4723

私のブログに頻繁に登場している景色ですが、ここが落ち着く場所、、自宅から15分のドライブです。

ちょっと落ち込んだ時、心が晴れやかな時も、ここはリセットできます。

Img_4728

読みかけた本があまりにも面白いので、途中の公園の駐車場でも読む

Img_4732

もう少し走ろうと思ったのですが、明日の予定を考えたら、、はい、ここまで!

少し前までは、明日のことなんか考えず、今日は今日、という行動ができたのですけど、、あれれ、やはりどこか自分にセーブをかけているぞ、、

知らない道をどんどん進むとか、狭い橋を渡ってみるとか、一見さんお断り的な雰囲気醸し出す店にも堂々と入ってしまうとか、、(実際、そんなお店は私の行動範囲には存在せず)そんな店で見知らぬ人と会話してしまうとか、もあるあるでした。

Img_4730

写ってはいませんが、ここでは鳥の旋回を見るのが好きです。

悠々と輪を描きながら飛ぶ、、水面近くを飛ぶので、見上げるということではなく自分より下の位置に鳥を追いかける、、これが癒されマックスなのです。夕暮れになると、どこからか帰ってくるのでしょう、、鳴き声も賑やかになります。

そんな午後でした。

2024年9月 4日 (水)

少し秋、、かな

雲の様子が秋を呼んでいる。遠出ができないため、近くで遅い夏休みをとりながら、ドライブで県境またぐと、あれれ、、いつの間にか大きなショッピングセンターがたち誇っているではないか、、

コンクリートの建物がドーンと、のっぺらぼうに、、こういうショッピングモールが郊外にはたくさんあるから、車があれば生活は便利ではある。そして、程よい感じで、求めているものがそこに並んでいてくれるから、これとこれを買ったら、次はこっちに行けば楽に買い物ができる、などと結構便利さに甘んじて用事を済ませてしまう。

だから、小さな老舗さんとかはひっそりと暖簾を下ろしながらも、地味に知られずにいつの間にか消えてしまう、、のだとしたら、それはやはり日本文化としても勿体無いことであるし、努めてそういうお店も利用はしているけど、自分の故郷においても、ずっと看板を出して続けてくれる店はこんな時代とても貴重で、ヴィンテージ店だと思うのだが、、

と、そんなことを考えながら定点までドライブ、、ショートキャンプして戻りました。私のショートキャンプという意味は、小さなテントで2〜3時間くらい過ごすというものであります。一人用のミニテントは睡眠には向いていないため、あくまでも休息用。

今はちょっとした準備ごとがあって、原稿と本を持ち込んで一人の空間で過ごす、、欲を言えば、アウトドア用のコーヒー沸かし器も欲しい、、けど、ポットを3種類持参し、コーヒー、白湯、麦茶で過ごす、、自分で作るお弁当持参、でもコンビニ弁当でもいい。外でお菓子、、これもまた罪悪感なし。笑 ずっと食べているような感じもするけど、目の前が川だから、歩く、空を見る、白鷺をじっと見る、、

原稿の見直しとか、進まない、、でも外気の中で頭を動かす、体を動かす、ちょっと不調な体の部位がいつの間にか、スッとなおっている、、

結局、今夜はその原稿をベッドの上でこれから推敲。一人キャンプは本だけ読むにふさわしい。

帰り時間の空、、こんなムード、もう秋ですね。

Img_4569

 

 

 

2024年8月30日 (金)

ちょっとは成長したい、誰だって

早い午後の時刻なのに、もう空は重く激しい雨が降り続いています。皆様の地域はだいじょうぶでしょうか?

こんな日でも雨合羽がびしょびしょでありながら郵便配達の方々が小さな封筒一つでも玄関まで届けてくれるということ、、仕事とはいえ、頭が下がります。

昨夜ラインで、友人に台風見舞いの一言を送るだけでしたが、こんな天気であの人どうしているかな、、と考えたりすること、それしかできないけど、思い馳せる人がいるってことはちょっと繋がっている人を持っている小さな幸せなのかもしれませんね。ただその人を想う、それだけでも、、

そんな時間、先日担当したセミナーの動画が送られてきました。振り返りをすればもう反省だらけは常なるも、最近は画像や角度やら、撮る人のレベルが高いため、自分の欠点も露わになる、知らなかった自分をあからさまに見せられる、もう落ち込みの連続の真っ只中にいることは多いのですが、でもでも、「ちょっとだけでも、自分の成長度はどこか。それはあるか、ないか」と必死に探す余裕があるってことに驚く自分もいて、、笑

〜ああ、こういう感じのことを自然に発言できるようにはなったか、、

〜ああ、流れを止めないエネルギーだけは保持できるようにはなったか、、

〜ああ、断片ではなく、話しの流れを作っていることは作っているか、、、

では反対に自分のダメなところを書き出したら、この3行どころではなし、、ブログに書き留めるより心と頭に叩き込み、次回へ備えよ、となるわけですが、それに書き出したらもう立ち上がれないかも、、という個人的不安要素が大きくて、、自分を傷めることは、できません。やりません。笑

ということで、〆切まじかの山のような原稿作業をする間に、反省などに時間を費やすよりも、ちょっとは自分を信じて前向きにって想うくらいのつかの間、台風が穏やかに過ぎ去ってくれますように。

 

 

 

2024年8月29日 (木)

台風、あまり暴れませんよう〜〜

盛りだくさんの8月の予定は実はまだ終わっていないのですが、この台風の影響で予定変更も生じています。

私には珍しく、いくつか夏にホームレッスンの依頼も受けて、遠方からプロ活動しているマリンバ奏者も迎えるはずでしたが、交通手段に影響ありそうですから昨日のレッスンはオンラインで行いました。バス移動してくる高校生もいます。かつて私は夜行寝台B寝台という狭い列車で毎月東京へ通っていたことを思い出します。やはり台風という日にぶつかり、先生の家から駅まではびしょ濡れ、傘は小太鼓を守っていたためです。笑

最近の災害は度を越しているので、あんな昔なら、何があってもレッスンには行くぞ〜で根性行動できたけれど、、今なら先生の方からきっと「来なくていいよ」と言ってくれそうだし(自分は都内からの生徒にも、大雨くらいでも無理しなくていいからね、と先にラインをする優しさ、笑)、、

どうなっているか、この地球気候変動

今なら、まず行動においては社会がストップをかけますね。

ということで、昨夜は一人で最近レパートリーにした音を録画して反省材料見つけたり、昼は晴れていたから近所のレストランで一人ランチしたり、念の為、ホームセンターの防災グッズコーナーをトボトボ歩いてみたり、買い足すものを買い足したり、、

家での原稿作業やら、まだ情報解禁できない音のことを準備したり、天気が良くなったらドライブする場所を決めているのですが、、ちょっと閉じこもりが続く予想です。

台風がどこを通ってもどうか暴れませんよう、、願うばかりです。

最近、写真は写真でも、美容師さんが教えてくれたLINE Cameraでレイアウトを楽しんでいます。

出来栄えは、?? レストランのコーヒーカップとか孔雀の羽の色と、自分の録画写真とか、、息抜きにコラージュって楽しいものですね。

Img_4521

 

2024年8月 4日 (日)

祭り歩く、祭り想う、祭りふれあい

青森ねぶた祭り、始まりました。

今年も手振り鉦で囃子方に参加できました。なかなか練習に参加できないジレンマを抱えながらも、8月2日、3日とまずは連日汗だくの中終了

今日は休息し明日の5日に備えています。

2017年に思いきって参加の意思を伝え、初心者として右も左もわからないままの見よう見まね、いや見てもわからない、言葉を受けて、何度も指導を受けて、ああ、なるほどと頭で理解しても、手には届いていない、全く新しい世界、時を経て2024年、少しは理解できているのか、いやまだまだ深くて遠い世界、、

見ているだけではわからなかったことを、実際にその輪の中に入れば、紐解くヒントはいっぱい、そして知らないことを知っていく喜びに満ちている。だからこそ難しくなっていく。何度も何度もグラウンドを走っても入口がいつも同じところに到着する、、かのような混迷の時間を経て、少しわかってきたこともある、、、と思っていると、新しい壁にまたぶつかる。の、繰り返し、、

そして祭りはやってくる 何があっても祭りはやってくる そして祭りが終わる日もくる、終われば次の祭りへの向き合いがまた始まる

ただ、それだけの中に、生活があり、仕事があり、出会いがあり、別れがあり、祭りを軸に考えてみれば世の流れは実に単純にも見えるし、そのサイクルの中に盛り込まれた時の巡りに、笑い、悲しみ、驚き、嘆きと人は繰り返すことに気づかない。

手振り鉦を打ちながら、そんな小さな繰り返しの絵巻が、あの壮大な大型ねぶたの色彩に重なった2日間。濃く、薄く、光と影、勢いと儚さ、、

そう、ねぶたには全てがあるようで、、

明日は、何を思いながら打つのだろう

Img_4190

Img_4195

竹浪氏の麒麟

こんな構図は見たことなかったな、、

Img_4200

太鼓が夜空に染まっていきます

Img_4206

背後に迫り来る麒麟の炎、、

東京からのお客様が撮ってくれた1枚。嬉しい初日

Img_4207

疲れた体に、ありがたき夕飯、心身に染みるものをいただく

大きな筋子おにぎりは写真に撮れず、、食、音、脳、明日への活力となりました

感謝の日々にいます

Img_4221

 

2024年7月 9日 (火)

なんの色がいいかな、、

少し滞っておりました、ブログ。いろいろなことがあり、それを綴っているのは時々SNSが多くなってしまいますが、ブログのページにアクセスするより簡単であるという理由だけですが、自分振り返り日記のような、忘備録のようなツールが世の中に増えすぎていることを理由に、書き残しておきたいことを簡単ツールの方にちょこっと、、という具合になりました。反省、、

このブログで私の生存を確認してくれる人もいますから、笑、こちらを怠ってはいけませんね。

Img_3832

新しい敷物がやってきました。タイの楽器、ラナートが似合います。ラナートは打ちだすと止まらないくらい面白い竹の音色です。

でも、天候やこの湿気などからあれ?昨日と音程が違う、、狂うのですね、、これはなかなかセッションには難しい楽器ですが、自分の一人歌いや創作には問題がありません。好きな音階を見つけられることもあるし、でも、自分が作った旋律が数日して打ってみると微妙に最初と違っている、感覚が違ったものになる、あるあるです。

それから最近の変化といえば、やはり歳を増すということの現実味について

以下のマレットは自分が選んだ軽さ、でも芯のしっかりとした音色のマレット。更には肢の長さを短く切っています。指への負担を減らすことは大切です。若い頃には重いものを頼りにしていた、ということがあります。今だって思いマレットを持ちます。でも長時間のライブに耐えられるもの、音質が豊かなもの、私の使うグリップは指に負担がかかりやすいので、軽さ、長さの調整が優先事項になりました。

細かいこと、別にこれを読んでくださる方にはどうでもいいことではありますが、でも、でも、、負担をかけたままで継続する怖さも知っています。私は腱鞘炎になったことがないのですが、先輩の奏者は手術までしています。現役生活を継続するために、、、またアメリカの女性奏者は練習時間よりマッスルトレーニングの時間が多いとか、

そうです、、健康管理と共にある通常の生活のありがたさ、、

私は何かあるとすぐ通院パターン、これも見直しなくてはですが、自己回復力、、さて、本当にそういう齢がやってくると、音楽活動の内容にもさまざまなことを考えます。

Img_3866

昨日は、そうした女性の身体とアート活動ということを考えるに相応しい公演を見てきました。

場所は六本木、俳優座劇場。若い女性も、私より年増の女性も、その舞台の上で見せてくれたもの、こちらへ提示してくれたもの、

若さや老いと向き合った時、過去と同じもの表現をする必要はない、今何を思うかを表せばいい、、これまで何を知ってきたかを問えばいい、

そんなこと知っていたつもりだけど、道具もない身一つで踊る女性たちを見ながら、勇気というよりは確認、確信めいたものをいただいてきました。

好きな劇場は来年の5月に閉館、、さみしいものですね。好きな小屋が一つ消えてしまうこと。20代にはよく通った場所。

Img_4054

ツルツルの新しいホールや劇場が多くなっている東京、、昭和からのレトロな建物を保存して欲しいものです。

昨日は六本木ヒルズの森美術館にも出かけました。都知事選が終わったばかり、、本当に緑地を増やすのか、伐採したら100年単位の樹木、、20代の頃、東京はすこぶる元気に見えた。今は、、、?

自分の心の変化も見つめながら、さあ、

私は何になろう、、どんな色がいいかな、、(最近歌っている藤井風の歌詞、、いいね)

Img_4060

 

2024年3月20日 (水)

彼岸は雪の一日

Img_2680

昨日決めたホームライブ、急すぎて怒られそうですが、、そんなこともなく、あっという間に日曜日24日は完売となりました。

23日、土曜日はまだ若干数ございます。

少しお席を増席しましたが、やはり小さな家の中でのライブということもあり、まだ客席を密にしない方法を取ります。ゆったり聴いていただけるように、温かいお茶と共に、、

今日は朝から雪が舞う1日、、お墓参り、寒いけど供花の鮮やかさでほんわか、、私は供えてみたら白い花ばかり、、仏間には灯りが暖か、、

さて、実家では階段上がったり下りたりの繰り返し、、土日ライブまで練習も濃くなっていきます。

 

 

2024年2月27日 (火)

7Days

息子と一緒に、従兄弟の車を走らせました。

ありがとう、、安らかに、、

気づくと、思いもしない7Daysがすぎていました

Img_2423

夕暮れの雲が陸続き、八甲田連邦は雲に隠れているけど、ただただ広い空が確実に明日を迎える準備をする

人間は生まれて、そしてやがて土に還る、悠久という言葉は何か矛盾しているけど、人もまたその時間の中の一部に生を輝かせる

 

2024年1月 2日 (火)

元旦のテレビ、元旦の祈り

元旦から大地が騒いでいるのか、暴れ出したのか、

なんてことだろうか、、新しい年の始め、喜びに浸っているわけにもいかないだろう。そして、先ほどは羽田空港の惨事

新幹線車内で群ようこのエッセイを読んでいたら「わざわざ悲しくなるだけの、世界の悲惨なニュースを見る必要はない」というようなことを書いていた。なるべくテレビを見ないとする理由で、確かにそうかもと思うくらい、ニュースは絶望的なことばかりだ。

私は受信料を払っているNHK以外はほとんど見ないけれど、ではNHKとなればやはりニュース、ドキュメンタリー、もしくは料理番組(見てもその通り作ったこともないけど)あとは日曜美術館。今なら朝ドラも見る。ブギウギは音楽要素が多いからタイミングある時は見る。

ニュースは辛さだけが滲む、でも群ようこさんのように、見ない、と言い切ることもできない。社会に起こっていることを知らないままでいるのも不安、緊急事態への備え、知恵も必要、特に自分のような社会性のない生活をしていると、自分を律するために、心引き締まる思いでみることもある。

自然災害に対し、人間にできる対策は限られている、という脆弱さを知る。それでも何もしないことより、何かを知ることだけで、前方を見ることができそうな気もする。災害に備えよ、はこの日本では必須だろう。

石川県の輪島市は私が留学を終えて日本での演奏活動を開始してすぐに訪問した場所。吹奏楽界の巨匠アルフレッド リード氏のバンド指導の通訳をするという仕事だった。日本海からの波を見下ろす岸壁に建つペンションに荒れた海の大波が打ち寄せる会場だったこと、その翌日に朝市に出かけ楽器を買ったこと、、、

その朝市が壊滅状態で映し出されてた。家も道路もない、、そんな景色に心が痛む

祈りを捧げます

鎮まりますように、、平穏を祈りながら、この状況に手を合わせることくらいか、、

より以前の記事一覧