カテゴリー「住まうこと」の35件の投稿

2025年1月 4日 (土)

さあっ! 始まる

 

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実家に長年(私の幼少期からある)、お飾り用のこの生木、、父が山男でしたので、こういうものが残されていまして、どうしたら良いものかと思いながら長年置き場所があちらこちら、、

父の死後、母がこれは残しておいたものだから、やはり大切にしていたことが伺える、、

打楽器なんぞを生業にしている娘、、まさか打ち出すとは、あちらで両親もびっくりか、、衝動的に即興演奏してみました。このブログには動画が反映されないので、新谷祥子Facebookなどでご覧ください。祈り、平穏、元旦に打ってみたら場所場所でいい音が鳴っています。

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そして、そして、、

そりゃもう、、気合い入れての新年です。雪かき、正確には流雪溝に雪を流す作業のために、朝から体を整えて、それなりの作業服装をバッチリ決め、まずは午前が自分の家、そして午後は画廊へ、そして近所の温泉に浸かる、というパターン

最初は慣れず、ご近所さんに比べると自分だけ鈍い動き、でも慣れた。なんだかすごく気持ちいい時間でもあるのです。

真っ白い雪に光が反射して、気持ちがスーッと浄化されていくかのよう、温泉では全身運動の雪かき疲労の体を癒します。流雪溝へはどちらも約30分の作業、雪を流して良い時間が決まっているのです。でも30分では終わらない、、私より高齢の女性もたくさん、無言で作業を繰り返す、、雪国だ。そして子どもの頃はこんなふうに雪が多かった記憶。少し晴れ間が出ると父は屋根の雪下ろしもやっていたっけ、、今では住宅の様子も変わって、屋根作業をする人を見かけない。今のように流雪溝がなかった時代、父が雪の山を作り、滑り台が誕生、あれはとても興奮したものです。家の前にアミューズメントですもの。笑

上の写真は画廊の裏側ですが、写真

を撮った日は雪少なめ、、多い時は写真など撮っている暇もなしです。

下の写真は、ご近所さんの美容室、キティちゃんだるま、が和ませてくれます。それにしても上手。キティちゃん愛が深そう。この日も雪少なめ、、

えっと、今こうしてブログを綴っている夜の道にはしんしんと雪が積もってゆくばかり、、この様子を描くもっと詩的な言葉はないだろうか、、

ないっ。今は明日の雪作業までのシュミレーションしか頭に浮かばず、、

あ、中学生のマリンバレッスンもある。

みなさま、今年も窓辺のマリンバは続きます〜〜

気ままに、思うことや情報のページとして窓を開いて参ります。ぜひまたお越しください。よろしくお願いいたします。

 

おやすみなさい〜〜!

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2023年10月21日 (土)

あはは、、ここが偽物「ビック」リ「ピンク」

ちょっと似てる、と思ってしまった。笑

BIG PINK,,

先日のCHABO BAND、スクリーンに映し出されたザ・バンドのそのスタジオは、以前から知っていたけど、とってもいい風景の中でミュージシャンの佇まいも柔らかく、素敵でした。都会風な洒落たスポットライトの薄い影の奥に見え隠れする家、、1枚の写真なのに夕暮れから、ミッドナイト、明るい日差しさす午後かな、、そんな時間を音楽の流れに沿って映し出していた。なんて粋なセンスなんでしょう、、、

ということで、ふざけているわけじゃなくて、写真は私の青森の音スペース

音窓ARAYAというタイトルをつけたのは、音楽の部屋に東西南北の窓をお願いし、音よ届けこの窓から、ま、そんな意味あい

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普段住まいでもないため、テレビもWi-Fi設置もまだなく、、つまりは情報が入ってこない空間、自作が生まれている部屋、騒がしさから逃げ出して篭っては歌を書いている部屋であります

カッコつけて、偽物BIG りPINK(びっくりピンク)、ま、気分上げたくって、そんな呼び方をしてみました。

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ここで音を生み出す意味を、深く考える時間が来ることもあるだろう

2022年12月 5日 (月)

冬支度

11月、長い留守であったにも関わらず、植物たちは耐えてくれました。室内ばかりでは空気の流れが止まってしまうので、程よく陽を浴びれる場所に置いておりました。まだ外で待機する緑たちもおります。

冬支度の始まり。昨日は床拭き。窓拭き。結露シートを貼ってみたり。12月はプライベートパーティなどの演奏もいつになく多くあります。新曲も控えているけど、掃除は何より心を前に向かわせてくれる魔法。いや、普通のことなんでしょうけど、昨日は暖かい東京郊外、窓を全開で夕方まで過ごせましたから、掃除日和といたしました。

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土曜日はお誘いを受けた展覧会とライブへ。

その会場は、池上本門寺のすぐ近く。これまで一度も参ったことのないこの寺院を散策しました。

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江戸時代の梵鐘というのを見るのはかなり貴重なことのようです。戦火も浴びた鐘、文化財として手厚く保護されていました。

寺院では必ず梵鐘を拝みますが、鳴らされることのない梵鐘というのもそこには歴史的な理由、背景があるようですし、また時代の変化でオルゴール装置で自動的にデジタル音がなるお寺もあります。生で聴く梵鐘、、日本がこの伝統を取り戻したなら、きっと日本の風景は変化するだろうに、と無い物ねだりのようなことを考えてしまいました。

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本門寺は坂の上、広大な敷地、ここで野外ライブなどを行うことも多いようですし、いつかまた再訪したい場所。

そしてここの本殿寄りの梵鐘は年末年始に鳴り響くことでしょう。今年もあともう少し、、

大小さまざま、自身にも激動の1年であったことは間違いなく。しかし、激とは言わず、平然と何事にも穏やかに立ち向かえる心身でいたい、そういうことを教えられた1年であったと思います。

このブログを読んでくださる皆様、日々の時間をともに、温かく過ごしてまいりましょう。

感情を抑えることなかれ、、

感情に負けることなかれ、、

感情を作り出す感性を忘れることなかれ、、

新谷祥子

2021年5月13日 (木)

若葉寒「茶」ざんまい

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5月、今日は寒い朝。

いつもはゆっくりの朝支度なのに、冷えっとすると行動が早くなる不思議。

早朝に一つ、オンデマンド講座の原稿を終える。ほっとする。

ここからは、開放感。

青々とした緑を眺めつつ、蝋燭の火で本を読む。そして温かなハーブティー。

友人から届いた新茶もある。香りは心身を休ませる。

以前通っていたコダワリの珈琲店の豆もいただいた。

好きなほうじ茶も午後には淹れたい。

でも、抹茶は特別な時間がきたらいただく。

、、つまり、家での作業の日はずっとお茶とともにある。飲みすぎないようにもしているけど、これまたお茶がないと落ち着かない。

昨年は自家製ミントティもできたけど、苗はまだ入手できず。

お茶生活になってから風邪で寝込むことがなくなった。お茶の成分や、効能とか調べているうちに、自己流でアレンジして楽しむことが増えた。

ゆずの皮のすりおろし、はちみつは定番。

食べていいお花をくださるご近所のマダムのおかげで、先日はホワイトティに金魚草を浮かべていただく。ピンクの小さな金魚が泳ぐお茶。

で、そういう時は写真など忘れて飲みながらうとうとしている。気づけば金魚草は形を留めず、カップの中で萎んでいる。

そして、器の楽しみ、、

は、またいつか、記録してみたい。

 

 

2021年1月29日 (金)

花粉症対策&箒

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花粉症もコロナも鼻水の症状があるゆえ、そのどちらであるのかという判断が緩んでしまうというニュース。

今朝は、陽気のせいか風も強くて、確かにこの季節になれば紛らわしい症状が現れそうです。

気をつけましょう。

毎年、この時候から花粉症対策をしていますが、やはり睡眠が基本。

仕事や練習などせわしない脳の働きを夜は10時までにおさめて、、と、なかなかここがうまくはいかないのですが。

音楽脳が冴えてしまうのは深夜近くだったり、調べ物をしていると、動画や楽譜に夢中になってしまい、時計を見れば日をまたいでしまうこと度々。

でも、、ここはしっかり、時間管理に努めたいと思います。

食事も野菜多めを心がけて、、近所の野菜直売所からたっぷり仕入れてもあっという間に野菜庫は品薄に。

昨年の自粛生活から部屋の空間に風を取り組む工夫をしています。

部屋の換気が何より、、

空間にはグリーンと水分を忘れず。

先日は、箒博物館へ。そして中津箒を購入。

自然素材の箒モロコシ、、手にした瞬間、これだ!という感覚、体ごと軽く宙に浮くような、この箒に乗って、、どこかへ、、(魔女じゃあるまいし。)

毎日の箒づかいで床に艶が出てきました。ちょっと達成感もある箒での掃除。掃除機をしばらく使っていません。

何事も丁寧に、、ゆっくり、、そんな日々の大切さを知らされている今日この頃。

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2020年12月30日 (水)

花に囲まれた1年

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南房総から届いた「金魚草」

初めて見る花かもしれない。

プチッと金魚が部屋に泳ぐ。楽しげ、、なんだか心も軽くなる。

この1年、部屋にいる時間は朝陽もありがたいと感じた。

そんな時間ゆえか、花を育てる方々、花を愛す方々との出会いもあった。

こんな時世にも関わらず、花を送ってくださった方々にも感謝です。

母は花が好きで、花を眺めたあの笑顔が幸せそうだった。必ず声にして感動していた人。

この冬は郷里の仏壇に手を合わせられずですが、今は安全な時間に心身を注ぐことも大切。

私は今、フェイスブックで管理している伯母の「髙田雨草水墨画館」のページで、1993頃からの写真による「高田の正月飾り展」アーカイブ写真館を投稿中。年末年始の自分なりのリモート的発信ですが、ここでも伯母の飾りに登場する枯れ木、花、布花などに気づいています。

フェイスブックでの公開ですが、ご覧いただければ嬉しいです。2日目より音を入れて編集しています。編集はヨチヨチですが、こんなこともできるようになったこの1年でした。

さて、振り返れば、バラ園のマダムからは季節ごとに花々、大家さんのゴージャスな菊、ライブを聴いてくれるMさんの芍薬の力強さ、仕事でお世話になっているロック情報満載の才女からの花束、生徒ちゃん達からの誕生日紫ビビットな花、そして正月を迎える今、いつもライブを助けてくれるKさんからのこの春早い花々。

そう、楽しく明るく、そんなメッセージをいただいた気分です。

音符の形にも似ているような、、

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自分もプチガーデンで楽しんだ花々もあります。

軒下で栽培しているグリーン、、、ああー早く次の春が来ないかな。

穏やかで、マスクもいらない春を待ちたい。

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寒波のニュースです。どうぞ、温かくお過ごしください。

 

2020年7月 5日 (日)

そこにテーブルがあったから、、

先日は、このテーブルも動画で音の材料として打ちました。

まさに、ジョンケージのlivng music.

でもできたら創作は一から自分のアイディアで試みたい。ヒントになる過去の作品は数多あれど、どうして山に登るのか、と問われたら「そこに山があるから」と名回答された偉人伝に倣うべく、「そこにテーブルがあったから」

スペインのフラメンコ然り。リズムはそうやって育ち、生き、展開する。

以前より、何を伝えるべきか、伝えたいかというコンセプトセッションが明確な意思でこうしたリモートに反映されている。

伝えたいことが10あったら、それを少し自分に制限をかけて5にしてみる。そうするとアレもコレもと道具を見せるより、ずっとその媒体に気持ちが集中する。元来、そういうものであった人間の生活が、今では物質が多すぎるのであろうか、欲張ったパンパンのショーケースより、古代の一つの壺を開けるくらいの原初精神に戻る、、それって、、オンラインしながら自分の普段の生活を見直すくらい価値がある。

必要なものは、案外、周囲に全部あって、それを使いこなしていないだけだったという焦燥感さえ味わっている。

今日のブログは最初には音のことを綴ろうとしたのだけど、そうではなく、カテゴリーはあえて、「住まうこと」

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2020年6月18日 (木)

空気、きれい

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ブルーファンタジー

紫色だけどブルーと名のつく花

部屋に微かな香り、

最近は香りにも敏感になったような気がします。空気の中に漂っている様々な成分にも変化があるようです。

今よりちょっと前に歩いた市街で、あれ?なんだか空気が美味しい、と感じ、空の色も雨の翌日ならではか、または澄みきった天界からのご褒美か、外での人間の行動量は確実に減っている今を映し出しているようです。

私は相変わらず花屋に行く。部屋で咲く花もいつもより長生きしてる。ありがとう。

2020年4月21日 (火)

花とお茶のある風景

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紫の花は十二単、と呼ぶそうな。

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晴れた日曜日の午後、ご近所のマダムのお庭に呼んでいただきました。

ご本人は形式にとらわれず自由に好きな庭を描いていらっしゃる、好きな花を植え、入念な手入れ、手作り創作お菓子、、、

ずっとこの地域に住んでいる方ですが、私が知り合ったのは最近のこと。地域のコンサートに出演した際、庭の花をたくさん摘んで飾ってくださいました。

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庭のあちらこちらに目をひくオブジェ。孔雀さん、なんとなく目が合う。

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深紅のチューリップの形が素敵です。

庭のベンチでひとときの休息をプレゼントされました。こんな時だから、やはり人の温もりが嬉しいです。

花や緑のこと、ファッションのこと、小物使いのこと、生活の愉しみかた、年配の彼女はとても前向きです。

出逢いも授かりもの。

このお庭で、ちょっと音を出したくなりました。

2019年5月20日 (月)

川音

こうも音が多い社会に囲まれていると、音楽会一つも、また自分の練習方法にも、音の出し方、受け方、選びながら過ごしたいと思うようになります。

リサーチのためとはいえ、スマホで簡単にチャンネルを選んで聴きあさることも、安易すぎですね。私もよくやってしまう。。反省

イヤフォンもヘッドフォンも仕事以外は使っていません。耳の医者から以前、川辺で水の音を聴くことを勧められました。

水の音が作る波長、耳が喜ぶ、、

昨日の昼間、ドライブがてらよく休んでいた緑地に出かけ川まで歩いてみました。やはり意識的にこういう行動をしてみないと、ずっと受動的な耳であったことを気づきます。

 

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遠くに水遊びの子どもたち、、、そうそう、みんな外に出かけましょう。

私も足をちょっと水につけて、、でも真夏ではなし、2分で終わり。笑

 

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そして、今朝は萎れそうな花を摘み、ヒラヒラっと部屋の中で泳いでもらいました。

CDリリースまでパソコン作業がちょいと続きます。

あ、8月1日リリース!決定です!!

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