カテゴリー「美のこと」の61件の投稿

2025年8月28日 (木)

そこに在る、そこに居る、自然

目覚めて、一瞬ふわっと感じる時間を大切にしている。大袈裟なことではないけど、「朝だ、ありがとう」くらいかな。

って、感じるどころでもない話ですが。でも、この夏にさまざまな方と出会い、そしてそれぞれの人生時間に向き合って、そう感じることが愛おしくなっている。恩師のお見舞いに車を走らせた。ナビに頼って、狭い道を曲がる。

病気で伏せていても恩師の優しい表情は変わらず、言葉が自由でなくなった今も、それでも懸命に私の手を握り、目をしっかりみて「ありがとう」という言葉を丁寧にくださった。

涙がポロポロ、、私の方が見舞いをされているようだ。

こんな瞬間が人生に巡ってきたことを、恩師には申し訳ないけれど「人生の中の得難い美しい恵み」として受け止めたい。大好きな先生、毎回私の活動を応援してくれる誠心誠意のそのお心にただただ、感謝しかない。どうか夏を乗り越えて、素敵な奥様に見守られて、ゆっくり過ごしてほしい。

他にも、私にはびっくりするような再会がたくさん巡った。この夏は特別。。いつもそう言っているかな。でも、、心身ともに新生という気持ちで取り組んだ伯母の画廊の引き継ぎ、企画展、自分の画廊ミニライブ、、事を起こすために準備したさまざまな貴重な時間、ハードだった、でもどれもこれも意味があった。

意味を見出してくれたのは、周囲にいる支えてくれる友人たちのおかげ。それなくして何も成り立たない。同じ気持ちを抱いた夏は幾度もあったけど、あまり先を考えず悩まず思うように行動できたのは、今までとは違っっていた気もする。

自分では写真を撮る時間もなかったけど、お客様からお借りした写真で、気持ちを振り返ってみます

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ここの西窓から、八幡岳、天気が良ければ八甲田山が遠くに、、霞んだ山々を見るのも好きですが、髙田がちゃんと計算して窓の配置をしたのかな、、雲とのハーモニーがいい。

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現在は髙田雨草水墨画館と名義を作っていますが、髙田水墨画館、という表記も残されているし、この木板看板は「髙田美術館」

この夏に探し出しましたが、この名義でもいいとおっしゃる方が数名。髙田も葛藤したのかもしれません。

でも水墨画というタイトルは必要な気もして、、

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お客様が帰った後、ここに座って一人、灯りを消して月見。

あの日は満月だった。こういう時にあちらにいる方たちがきっと窓を覗き込んでいるんだろうな。

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コラボ

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Mちゃんのお庭からやってきたエントランスグリーン。センス良く設てくれる、、和風なイメージの館もちょっとオシャレに気取って、水を含ませたら毎朝気持ちが高まりました。不思議、これだけでも「善き日だぞ」と何かが降ってくる。

私たちは生かされている。

散歩の途中で目を止めてくれた人、辿れば繋がる、解き明かされる、人との巡り合いって偶然ではなく、必然かもしれません。

だからこそ、そこに在る、そこに居る、旅もする出会い、全て自然に任せながら、、

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京都知恩院のお香、漂ってます。好きなお香ですが、うーむ、やはり知恩院でのあのムードには届かず。笑

でも一日焚いていると、建物に染み込んで落ち着きます。

夕方は西窓からの光が射して、お香、仏の使者、盆の日暮

2025年4月 9日 (水)

花、めぐる

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2022年10月25日 (火)

国立劇場圧巻

リニューアル前の国立劇場へ

ここでマリンバを弾いた経験、数回のその場をいただいた幸運。夢舞台。

昨日は良席3席をいただき、家族再会の東京歩き。

伝統の美に触れる至福を味わう。ランチを予約席でというのも初めてでしたが、快適ですね。

演目は義経千本桜、通し狂言、尾上菊之助。

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外観の校倉造りも、そして色褪せたけど風情あるのぼりが好き。

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私はここの全ての空間が好き。緞帳はいく通りもあり、開演前に説明してくれる時もあリます。

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木彫りの鏡獅子。

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初代国立劇場さよなら公演、というタイトルがちょっと寂しいけど、2029年のリニューアルも楽しみ。

それでまで、自分も元気に活動を続けていきたい。歌舞伎座もいいが、この国立劇場ファンとしては、そこにまた居合わせたい、、という想いを忘れずに励みたいもの。

 

2022年8月 8日 (月)

3年ぶりの「青森ねぶた」

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青森の短い夏。

3年ぶりの開催、ねぶた。

初めて本隊列の中で打つことができました。

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3年前に採寸した半纏。ようやく袖を通す。当時より少しだけ(ほんの)痩せたかな、、、

半纏が少し大きいようです。

何度練習しても難しい帯の締め方。ハチマキもまだサマにならず、、笑

私の手振り鉦修行は始まったばかり。

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しっかり型の美、技を教えてくれる部会長と一緒に。

私は「打つ」演奏仕事をしているが、この伝統、匠の技は、私の仕事範疇で感じ表現する土壌とは異なる幽けき美しさに満ちている。

浴びせられる的確な指示には頭が下がる。

まだまだ、これから、、ようやく入り口付近かな。

そして、参加している青森菱友会は2022年の最高賞「ねぶた大賞」3年連続とのこと。制作の竹浪比呂央氏は最優秀制作賞

ねぶたのタイトルは「龍王」

私の語彙力では表現できるレベルではなき、、この世の至芸か、、溜息たるねぶた芸術。

はい。このへんで、、、

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2022年1月29日 (土)

輝く未来

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先日の配信のライブで衣装変えの短い時間に、この花が映し出されていました。

チャボさんの事務所社長さんの計らいで、新谷のイメージの花ということで「極楽鳥花」を飾っていただきました。

花言葉が「輝く未来」

三浦さんのカメラワークと、そして会場の照明スタッフの後藤さんのセンスで、立体的に、まさしくそれは、

「踊りをしばし休めて立ち止まる鳥」

のように映し出されていました。

以前から気になっていた不思議な花。

社長さん、恵美さんのスケール感のようなものがあって、私のイメージっていうより、彼女の佇まいに似ているようにも感じる花。

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包装されて綺麗に持ち帰ってから、今は、部屋で勢いよく、そして今にも飛びだちそうに。

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三浦さんの写真ワークの後に並べるのはやめようと思ったのですが、いや、なんだか花というのは、こちらの意思とは関係なく多多を物語ってくれるものです。

チャボさんがライブ中に「花に水をやる」というトークをされていました。

何気ないトークであるのに、私はあの部分がチャボさんの今を感じた一瞬。花に水をあげるっていいよね、、スクリーンの向こうにそう語れるって人は、そうそういないのでは。

花っていうのは、

花っていうのは、

生命

枯れる、咲かす、みなぎる、忘れる、生きる

極楽鳥花、

さ、、

美味しいコーヒーを飲みに出かけよう。

嬉しいブログやコメントがたくさん、これからの私のブログ上で紹介していこうと思います。

もっというなら、私は、このライブのどの一音、一音にも意味を見出している今です。

もう忘れていい時期にいるけど、そうじゃないんだ、、、今回は、全くこの日、あの場にいた、その想いが違うのだから。

 

2021年8月23日 (月)

ブルー、、限りなく優しいブルー

昨年、個展の音楽を担当させていただいた大金晶子さんのお誘いを受けて、蓼藍(たであい)の生葉染めを体験しました。

まず、蓼藍の葉を触るのも初めて。全てが初体験の面白さ。葉っぱを茎から離して、すぐに洗い、それをミキサーに。液を作り、そこに染める布を2回ほど浸して、、10分足らず。

葉の色から吸い上げたリネンが藍色に染まっていく、、

空気にさらして酸化し発色する様は美しく、たおやかに布が舞う。インディゴブルーというのは何度も何度もこの作業を繰り返していくのだろう。

薬なども一切使わず、丸ごと天然の色、肌に纏うものの心地よさ。

やはりちょっと違う時間が流れる今年の夏です。

こんな時間の中で、秋に向けた選曲もまたいつもより、グググっと趣が変化していくようです。

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2020年12月10日 (木)

程よい光、、

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蒼の洞窟の中で奏でている気分。

水を表現したくなったり、仄かな火であったり、でも自分には「風」の音が一番しっくりくる、、そのせいか、予定にはない曲調を弾いた。

大金晶子作品展の会場に、マリンバが運ばれた8日。楽器は真新しいマリンバワンを運んでいただき、最高級のローズウッドが画廊に響きました。

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大金さんと並んでの写真はこれが初めて。

とても柔らかなお人柄なのですが、でも作品を創作するその心の奥には、やはりアーティストとしての強い光を包有した、信念を貫く女性のその美しい姿勢に圧倒されます。

15分という短いライブを4回。

でもその時間を目指してやってきてくださった方々、ありがとうございます。

2回続けて聴いてくださったお客様も。マリンバの木の音色と大金さんの作品を味わって帰ってくださいました。

帰りはいつもの高速道路ではなく、北上野から新宿あたりまではのんびりと都心の眩しい光を浴びて帰りました。

コロナのこの1年の終わり、、いつもより、街並みが緩やかで、けたたましい声も聞こえず、、何か別物の生き物の影を放っているように見えます。大好きな新宿もなんだか、薄いあかりで、でもそれで程よく、優しいのです。

 

2020年11月26日 (木)

美、連なり

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西湖は静かな湖

まだ世の中の騒がしさを知らなかった時期に、女友達から冒険の旅をもらった。

彼女は私を外の世界に連れ出し、そして、彼女は、長年、絶やすことなく、何時の私でも見守ってくれる。

そう、私に何があろうとも、、

黙って、、ずっと、、黙って、、、静かに、、、今も。

大きく呼吸する。

連なりの旅、、

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久保田一竹美術館。優美と幽けきに浸る。

なんだか、目的のなき旅こそ、、今こそ、、してみたい。

冬景色、今年は、何を見ようか、、何が見えるのか、

何を見ようとするのか。

 

2020年8月24日 (月)

夏の風

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海に囲まれた青森県

間違いなく私の先祖も江戸末期に北前船で航海してこの北の地に着いたことがわかった。

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その舟を復元した野辺地町。そんなことは知らずに用事でドライブ中、目の前に突然現れたからびっくり。

予想よりずっと大きな舟。これに大量の物資を積んで商売取引が始まったその歴史。

しばしこの公園で時を戻すかのように、さまざまな思いをめぐらす。

近江商人時代の屋号のついた道具もある。江戸末期から明治初期あたりなのだろう。

そして昨夜は姉と慕う女性が届けてくれた美の数々にうっとり。

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初めて食した蓮根菓子の西湖は和多陶窯の角皿に乗せてみる。

夜は友人の配信ライブを楽しむ。 

私の夏時間も予想外の展開。いや、誰にとってもですね。

2020年5月 2日 (土)

芍薬とシャンソンと女優

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今年もまた湘南の芍薬園から配送してくださったMさん、ライブには常連の私の大切なお客様でもあります。大輪の花になるこの芍薬のある部屋はそれだけで贅沢な心地、、ほのかな花の香りに酔います。

ここのところ毎晩聴くのがシャンソン。柔らかな調べにのって、芍薬は女性ヴォーカルにとても似合いますし、愛でて聴いていつのまにか眠りへ、、

ある著名な女優さんのエピソードですが、普段はカーテンを閉め切って生活をしているというお話。朝から暗い中でいるのが一番精神的に安定するのだとか。数多のスポットライトを浴びて、常に人の視線に晒されてきた女優さんだからなのでしょうか。この疫病感染から身を守る今でも彼女はやはりカーテンを閉め切って生活をしているのだろうか。。。

私は朝から太陽光を浴びたいから、カーテンは最大限に開けて多少寒くても窓を開けて換気は必須。この芍薬も朝の顔と夜では全く異なり、昼間の健康的な開花もゴージャスですが、夜の帳の中の方が陰影を作り、強烈な光りを見せたりします。

かの女優さんはもしかしたら暗さを好きというのではなく、暗い中で自分の光を浮き出すように修行的な何かを磨いているのではないか、、プロ根性の訓練なのではないだろうか、、などど花を見つつ全く余計な妄想をしてみました。笑

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