カテゴリー「マリンバシアタ―のこと」の29件の投稿

2023年10月28日 (土)

秋、マリンバシアター

 

秋の夕暮れに、今回は1回のみのホームライブです

今夏に行った龍見寺のライブ「だれかの駅」を再び、、

新曲も含み、夏とは異なった音の色、秋に似合う曲が並びます

いつもと違う開演時間ですが、ぜひぜひぜひ〜お待ちします

寺山修司の汽車

浅川マキのプラットホーム、

阿久悠の青森駅、、

新谷の新曲もかつてのあの曲も、、(って、誰もわからないけど、ひとりごと)笑

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SHOKO ARAYA Marimba Theater

好きな歌を、ホームで、やはり秋には奏でたいと思います

 

2023年5月16日 (火)

出会った、また1曲と

近づいているライブの選曲構成について

テーマ性を決めて実施するライブの中でも、今回は久々に「マリンバシアター」として構成する要素が強くなります。

誰もが予想するかもしれない駅や列車の登場する曲もありましょう。でも、きっと予測のつかないものも選ばれている、ことは確かであります。

昨日も出会ってしまった、、その曲をずっと高校生の頃からピアノで弾き歌っていたのに、気づかなかったシーン。

踏切の向こう側にいるだれか、、、そうか、そうだったのか、この曲の伏線はここに繋がっていたのか、、という驚き。

歌詞は12行くらいの短さでありながら、そこに言葉の魔法を置く優れた作詞、、

出会っていた曲でも、真の意味で新しい出会いをした曲。

そして私にとって大切な試みは、そうした曲を木片マリンバで、どう合体させるかということ。

その楽しみと苦しみを得ながら、一つのカバー曲として心が穏やかに着地するところを見つけるまで、、時にその曲の切なさに苦しくなって練習が止まってしまうこともありながら。

気持ち良い朝の中、、

私の列車を走らせよう、、今日は今日なりに

そして、読んでくださる方にも、さまざまな駅からの発車、さまざまな列車の旅が生まれますよう。。

小さなマリンバシアターに、お越しくださる方、、楽しみにしていてください。

きっといい列車の風景

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2021年4月 5日 (月)

show must go on

曇り空の朝に、湿り沈みの木の音。

晴れ間束の間午后、ポカーンと欠伸するような歪み音。

漆黒の闇間、さらなる重さの夜、木のつぶやき音。

どの音も、その日、その瞬間に新しい。

以前とは練習の方法も変わったし、選ぶマレットも変わった。

他者の演奏もうーん、つとめては、以前ほど聴かず、、、

聴くのは別な楽器の、別な室内楽の、別なバンドの、、という風に、自分の欲する「木」の方向へ「声」の方向へ転換している。

show must go on

これは、自分の内側に響かせている言葉。実際にショータイムが生まれなくても、この場合に起こりうるshowとは

自分の心が向かう場所を想像すること 。それは小さな自分の練習室にも存在する。

今日も、自分が創るmarimba theater

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2019年2月23日 (土)

いい音!最高

新しいアルバムへの取り組みとして、自分が掲げたスローガン。

「やりたいことをやってみよう、自分。」
もちろん、それを可能にするには、様々な条件をクリアしなくてはなりませんが、、
コンセプトを理解していただき、そして、トライする自分を押してくださる環境に恵まれること、、
まだ始まったばかりですが、この3日間の充実した日々。
いい音を録っていただきました。

歌いながら、弾きながら、、同時録音。
5年前よりは進歩したかな自分。

信頼のエンジニア、サウンドプロデューサーである高田氏に提案された、録音におけるマリンバへのアプローチ、、
こんな音が生まれる、、
こんな奇跡が生まれる、、
録音の美に、涙腺がまた弱くなる自分でした。
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2019年1月31日 (木)

ミーティングは大事!

レコーディング、サウンドプロデューサーとの打ち合わせ。

様々なご指摘、提案をいただきました。
さあ、、いろんなことが少しづつ、、、
音制作のプロと話す時間の有意義なこと、、
演奏とは異なる視点から、新谷マリンバを新谷ソングスを客観的に捉えてのアドヴァイスをいただく。
貴重な時間、、ミーティングは必須。
ここからもうレコーディングの扉が開き始めています。
早速、今夜から曲の見直しです。

さて、、
息子のいるアメリカ北部が大寒波。
今日まで大学も閉鎖とのこと。スマホで天気や温度を頻繁にチェックするようになりました。
あ、ここも少し雪、、、

2019年1月24日 (木)

いよいよ始まります

今年は、自作の詞曲でアルバムを作ります!

っと、宣言!
約5年ぶりとなりますが、レコーディングへのカウントダウン、、
フレームが出来上がっているけれど、自作で並べるときは選曲を迷いすぎて、そこに長い時間がかかっていました。
歌詞の見直しも、リズムの使い方も、、これまでの経験が何かちょっとでも新しい扉に繋がっているように。
進行状況もここに記すことで、迷いも溶けて、一つ一つ決断していけそうです。
そんな思いで、レコーディングへの準備を記していこうと思います。

今日は、歌詞の譜面わりです。五線紙にではなく、マス目に入れることで言葉の切れ目などを認識する作業です。
でもこれを書いたからと言って、この通りには歌いません。微妙な差異が生ずるけれど、そこは生き物ということで、自由な部分です。
言葉の配置がどうしても曖昧になりがちなライブとは違って、録音では残す作品となるため、このセリフわりは重要な作業です。
さ、頑張ろう!!!
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2018年11月 6日 (火)

晴天のマリンバシアター!

友人のフェイスブックのプチ文章を紹介します。

楽しみにしていた、新谷祥子さんのマリンバコンサート。
しつらえがいつもすてきで、あしを踏み入れた時から、日常の気忙しさから開放されこころが、安らぎました。
目の前での演奏や歌声に癒されたり、打楽器で参加しながらみんなで歌ったり、楽しい時間を過ごすことができました。終演後、水墨画を見て、美味しいお菓子いただき、心もおなかもみたされた、一日でした。


と、書いてくれたKさんは、高校時代に私が通った書店の娘さんでした。
ここで立ち読む音楽雑誌が唯一、私の最新の音楽情報。高校生にはちょっと高価な音楽専門雑誌。ロックドラムの教本もあったな、、立ち読みしたのはJAZZ LIFE
バンドの名前や東京のライブハウス情報を仕入れ、そのアルバムを買ってみる、、老舗のジャズの店に行ってみる、、
手探り情報、、現実の世界、、歩いて知る、簡単には繋がらないというもがきの時代。
youtubeもネット検索もない若き日を、、ある意味ちょいと誇りに思う。

ギャラリーコンサートのエントランスは、伯母の板墨絵をイーゼルに置いてみました。
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お菓子とお茶の間の準備中の写真です。
実際は、この後、差し入れくださった方々のお菓子ものせて、たっぷりティータイム
この一瞬の時を祝う、、目の前の人と近くなってみる。
その時空間演出が、、きっと伯母も願っていたアートの一つ、、だったと思います。
Img_7109_2新谷祥子マリンバシアター
「ゴンドラの唄」
髙田雨草水墨画館1階にて
2018年11月3日&4日

2018年4月19日 (木)

シアターは続くよ

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今回、実家には束の間の立ち寄り。
これまでなら隣の町まで伯母を見舞う時間があったけど…
あの心配と安堵の入り混じる感情が、すっぽり抜けた春。

さまざまな用事であちこち走る。
そしたらあるご夫婦からの依頼で、お2人だけのホームコンサートを次回に約束いただく。以前も三人とかありましたっけ。そんな時は会話挟みながら、選曲によっては深い時間にもなって。
椅子を二つ並べることくらいいつでも出来るのに、ちょっと嬉しい依頼だったから、配置にこだわって
ダッシュで自宅を出る。

ご夫婦の歩みに、小さなマリンバシアター、いいかも。


2018年4月15日 (日)

大森昭男氏への感謝

追悼

大森昭男さん、CM音楽の時代を築いた音楽プロデューサー。

病に伏されてからは会えませんでしたが、、今頃はあちらでゆっくりと、そして新谷のことも時々見守ってくださっておりますように、とわがままなお祈りをささげております。

2日間のライブは曼荼羅。そこからすぐの場所に事務所がありましたから、ライブ前、その部屋の前、ドアの前で手を合わせ今から本番です、とご挨拶。
マリンバシアターを応援くださり、コンサートに毎回通っていただきました。アルバム作りを大森さんに相談しようだなんて、私もすこぶる勇者ではないか、、、
しかし、、快く私の弾き歌い最初のアルバム、そしてセカンドアルバムに立ち会ってくださり、僕の名前なんてCDにはどうぞいれなくたっていいですからね、、と。でも私からの切望でお名前を入れましたこと、お許し下さいましたね。

進もうとすることを、目指したいと思ったことを、心から応援くださった。。
「絵がうかびますね。僕はこの歌が一番好きかな」とおっしゃった、それはセカンドアルバムにおさめた「それだけのこと」
曼荼羅でのお客様にちょっとお伝えして演奏しましたら、同じくこの曲が好きと語る方々も、、

ヨーロッパの現代的なちょっとぶっ飛んでる、、そんな歌唱をするシンガーのアルバムなんかも聴かせていただいて、
「こういうのも聴いておいたらどうでしょうね、新谷サン、、」と決して押し付けるような語り口ではなく、紳士な佇まいが好きでした。

深夜まで及んだレコーディングの最後に写真を撮らせていただきましたね。
Singer Song Marimba、その最初の弾き歌いCDが完成し、お届けに伺った日、
CM音楽の録音記録の分厚い手書きのノートを見せてくださいました。
それは日本の音楽界の歴史そのもののよう、、、
私などが応援していただけたのは、奇跡というもの。そして希望でありました。

どうぞ、やれますよ、、と励ましていただいた道です。曲を作り、唄っていきなさい、とにこやかに、、
はい、だから、そのように、曲を作り、唄い、歩んでまいります。
それだけのことを、続けられるように、生きていきたいと、、

大森さん、ありがとうございます。心から、、、
合掌
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2018年1月 2日 (火)

もみの木、杉の木

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謹賀新年🎍
明けました、明けました。
快晴の空の下、少し背伸びしたくなりました。
しかし、引いたおみくじは、あせるな、何事も焦らずが良いらしく…然り
私の性格には程よき訓示と受け止め…素直に

拙いブログを読んでくださりありがとうございます。
これまで同様に歩んでまいります。
しかし、一層のゆるり努力を仕向けつつ。
まだまだ、探求、いや探検を続けてまいります。
探検、って好きな言葉です。
夢とストーリーを感じる響き。

そして、新たにマリンバシアター、深呼吸の季節です。