カテゴリー「セットリスト」の15件の投稿

2023年8月31日 (木)

寿歌での演奏曲

 

北村想戯曲「寿歌」、今回の演奏曲

原著に書き込まれていることに沿って、泉谷しげるの夜のかげろう、なども挿入歌的に。全部歌いたいけど、劇音楽での効果ですので、一部のみ。

Img_0521

タラのテーマなどは、あまり好んで弾く曲ではないけれど、戯曲の中では壮大な効果を上げなくてはならない。

そんな風に演出して弾く、それも面白い。

セリフが旅を描く部分では、パットメセニーを選んでいるけど、最初はちょっとした違和感を抱きながら弾く。似合っていないよね、これ、、

でもジャストフィットの感じはもっと不具合に思うから、やはりこれでよかった、、じわじわと劇中にマッチしているムード。

バッハのアリアは外せない、、

火の粉のごとく星に生まれよ、、これは自分で作っていながら、一番難しい歌になってしまった。

スパイラルスノー、これは曼荼羅配信ライブで弾いた「糸遊」に続く連作のような曲。

物語の最後に、雪、、余計な音を弾かない、弾きすぎない、皮膚をあまり震わせない、でも心の中に知らず知らずのうちに浸透していくなら、、

劇音楽は時間が限られている。5秒長かったらだめ、5秒短くてもだめ。そんな規制を自分に張る作業、音楽と言葉の兼ね合い、歌詞ではない、言葉、セリフ、だから音楽制作は未知数で、楽しく、終わりなし。。

Img_0525

2023年6月13日 (火)

だれかの駅セットリスト

だれかの駅

2023年6月11日 龍見寺

新谷祥子 Singer Song Marimba Ⅶ

たんぽぽの輪の仲間に支えられて、、

C47ed3f92950460f9fb321f491bfd6d3

充実の5月、6月でした ありがたいこと、、

ライブへの準備、心身ともに、以前よりは一日一日の巡りくるものに寄り添いながら、そして

整えるその手法、この年齢になってやっとわかってきたということなのか、、

それじゃ遅すぎると怒られそうですね

これまでもやってきたことなのに、なぜ今、改まった気持ちでいるのか

わからない、でもスタートしたのは今、漠然とそんな気分です

 

セットリスト、これまでのライブより曲数も多くなりました。

All Songs マリンバアレンジ 新谷祥子

前半

November Travail(新谷祥子)

涙の乗車券(ビートルズ)

Travels(パットメセニー)

中央線(宮沢和史)

鉄道員ぽっぽや(坂本龍一&奥田民生)

津軽海峡冬景色(阿久悠&三木たかし)

500マイル(ウェスト&忌野)

電車かもしれない(知久寿焼)

 

後半

終着駅(千家和也&浜圭介)

東へ西へ(井上陽水)

寺山修司の汽車(ポエトリーリーディング&新谷祥子マリンバ)

夜が明けたら(浅川マキ)

朝日楼(アメリカ民謡&浅川マキ)

9月4日駅(ベンジャミン ビオレイ)

別れの朝(ウドユルゲンス&なかにし礼)

だれかの駅(新谷祥子 新曲)

 

アンコール

長い旅(新谷祥子)

ご来場くださいました方々、ありがとうございます。

再会(再開)できたこと、喜びです。

 

 

 

 

2023年4月 7日 (金)

鎌田鳥山でのセットリスト&photos &、、、

新谷祥子木琴歌唱コンサート

2023年4月5日 鎌田鳥山本堂 15時開演

C4343950b40b4e509e56aeb8aa159fbb

祈りの森(新谷祥子)

そっとうた(谷川俊太郎のわらべうたより)

それだけのこと(新谷祥子)

チルドレンソングスより3番〜芽吹き〜(チックコリア〜アレンジ新谷)

カナリア(井上陽水)

8a8634f77d0c4c8f961b8d0b9a1ea6b9

小さな空(武満徹)

三月の歌(武満徹)

Close to You(バートバカラック)

空へ(春日博文、加治木剛、カルメンマキ)

Img_9127

遊    (ゲスト:佐藤康子 25絃箏、17絃箏

遊びをせんとや生まれけぬ(梁塵秘抄より)

ブレヴェール詩集より祭、フィエスタ、それでも祭りは続く(ジャック・プレヴェール詩集より、小笠原豊樹訳)

鬼遊び歌(新谷祥子)

97e69bfa21c64934acef8e63690ee1e8

戦争は知らない(寺山修司、加藤ヒロシ)

風が吹いている(新谷祥子)

抱きしめあって眠るだけ(新谷祥子)

グリーンフィールド(新谷祥子)

C79fed463fee4a94b731eda38a182b70

アンコール

送り出しバラフォン、感謝の歌(新谷祥子)

8debc2dc67014990b967649abfa01717

佐藤康子さん美しい琴の音、そしてその感受性、優しさ、ありがとうございました。

佐藤さんはこの峠の美術館春祭りの音楽ディレクターでもあります。毎日誠心誠意での音楽見守り、頭が下がります。

そんな中でも、kotoに向かうソウルフルな演奏、また一人素晴らしいプレーヤーと巡り会えた喜びにいます。

そして、、建築家、月舞台の落合俊也氏、鎌田鳥山のカフェマスター、美味しいコーヒー、会場のお見守りをありがとうございます。

音響や楽器ケアまで舞台監督も、今回初めてお目にかかった門脇央知氏、何事も肯定的に受け止めてくださるそのお心、感謝。

新人打楽器奏者の末宗君、汗いっぱい楽器サポート一日中、一生懸命ありがとう。

そしてそして、何よりこの日を楽しみにしていてくださったご来場のお客様、友人、、ご事情あってご来場はできなかったけど、応援してくれる方々に心からありがとうございます。

そしての最後に、この場所、人へのご縁を作ってくれたサウンドデザイナー、故岡田晴夫氏に心より哀悼の意を表します。開幕の音源は岡田さんが録ってくれたゴングや鳥の声や、ログドラムなど、、そこから始まりましたよ〜と空に叫びながら、、本当は、この日も会場で音源を流してくれていたに違いない岡田さん、、

今頃、何を聴いていますか?

今頃、編集作業、即刻で送ってくれたんでしょうね。

しみじみとしますけど、、そうじゃなくね、生きている人たちが、それを何かの証として、息するように普通に、一つ音の輪を授けてくれた人の力、愛、情熱を思い出すこと、そこから生まれるものがまたある、そういうことでありますね、、岡田さん。

明日は、この場所の野外ステージでブルースハープの西村ヒロさんとちょっとだけバラフォンで共演しますよ〜〜

ほらね、、また、きっと、鳥たちが寄ってきますね。

 

2023年1月 5日 (木)

初歌い セットリスト

故郷での新年祝賀会なる場所で演奏のチャンスをいただきました。

こんな時代になって、さまざまに思い悩む選曲。新年めでたい、めでたい、そんなムードでの選曲ということにもならず。

私が今感じることを軸に、偉大な名曲を含め、自作は「未来」

 

白い道

パッフェルベルのカノン

春の海即興曲〜七戸小唄

戦争は知らない

氷の世界

未来

上を向いて歩こう(アンコール)

 

移動も楽器セットも職員さんたちが一生懸命のサポート。このサポートがないと雪国での外部演奏は相当困難ですね。十年前、雪道運転して県内移動したことはあります。途中の景色?見えません。白い世界、ただそれだけ。ホワイトアウトの恐ろしさは経験しています。

子どもの頃に経験している雪物語は数知れず。。。

さて、明日からのホームライブに備えて、お客様を迎える部屋の準備です。こうした時間も冬の楽しみにしていきたいと思います。

Img_8424

2021年11月20日 (土)

10月ライブのセットリスト

昭和歌謡と自作歌と

新谷祥子ホームライブ2021

 

1、ウナ セラ ディ東京

2、京都慕情

3、風が吹いている (オリジナル)

4、手紙 (オリジナル)

5、真っ赤な太陽

6、木琴でラグタイム

7、アカシアの雨が止むとき

8、恋人よ

9、薄雪 (オリジナル)

10、上を向いて歩こう

アンコール

栗の実

8名さま限定として4日間。どうしてもお断りしてしまった方々、申し訳ございません。やはり土曜日と日曜日へのご予約が多いため平日へ移動してくださった方、ありがとうございます。会場を工夫して10席(間隔を開けてのお席設定)となった日もあります。

早くも次へのシリーズ的なご要望もある昭和歌謡と自作歌。お客様の中にはかつて音楽プロ活動されていた方もおりまして、選曲の提案もいただきました。知らなかった曲の数々、、挑戦してみよう!

今回は自作新曲を3曲。

声をかければ必ず来てくれる友人、知人、恩師、、新しく誘われてご来場された方、、

自主企画は何度もやってきたはずなのに、毎回新しい悦びを知らせてくれます。

Img_3688

手作りの木製フクロウは、振ると目が飛び出します。かわいい贈り物。ほっこりしました。

20428f76513b46c7bce7daa47cfa4849

2019年9月15日 (日)

八戸市での熱気浴びて

95b41d4ca9a0462492b594fe258f12b2E3ac308d9fb14f829c46146238837b76

楽屋に友が飾ってくれた花は中秋の名月花。13日の月は美しく光っていました。

リハーサル風景です。八戸市での演奏はなんと35年ぶりでした。現在改装中の公会堂でやはり打楽器大アンサンブル。あの頃は打楽器だけでの音楽もまだまだ珍しい時代。

今は亡き両親、親戚がチケットを手に西に東にと走ってくれました。

今回は八戸市出身の鈴木和徳君の冠コンサート。一年以上前から準備、そして本番への意思の高さに、同郷にこんなガッツあるプレーヤー仲間がいることがまず嬉しいやら、頼もしいやら。彼のご家族の理解と協力がまた素晴らしく、こんなときはやはりホロリと父を母を思い出している私でした。

Bfaf1b14324c4f8aa7377d91d64a9cfd723cf948ba824255afaad2dd5e300416

ともようもない、私のセカンドアルバムの中に入っている一曲を鈴木、清水、田川、若尾のイケメン4と共演。私の頭にも光りが見えますが、ちょっと楽しい場面作りました。しかし歌詞の内容はいたってアイロニカル。今の時代に私なりの抵抗や、足元の光り忘れずにってことや、つんのめり慌てふためく人間の愚かさ、しかし愛する人と人が暗闇の中にも手を合わせ漕ぐ舟があることを願う歌。

ぜひ聴いてほしい一曲です。

🎶とめようもない

アルバム「ローズウッドシンガー」

E0721c869fc54aa084e441741d87ec38

●私の出番部分だけですがセットリストを以下に

ナイチンゲール

半分愛して

とめようもない

冴えた月の下で

ボヘミアンラプソディ

八幡馬の唄

実家には花の香り漂っています。ご来場くださいました皆様に、心からの感謝を申し上げます。

2018年8月27日 (月)

8月も終わる頃、、

猛暑が続きますね。

8月、怒涛の日々です。元気に一つ一つを乗り越えていられますこと、感謝しなくては、、本当にそう思える日々です。

楽器に触れる時間が戻ったことで、楽器から離れていた時間に考えていたことも含め、音楽と自分の今、そしてこれから、、
今までの夏より思考の幅?も増やしてもらえたようで、貴重な時間でもありました。

Img_6719昨日は国分寺市いずみホールで7曲の演奏。
右、君塚仁子さん(オカリナ)
参加したチャリティコンサート、セットリストです。

Img_6720
さあ、秋が始まる。

2018年7月 3日 (火)

音楽未来その二

音楽未来というこのたびのブログタイトルは、今回「月」をテーマにしたところ、自分で選んだ曲だけでも、一夜のプログラムには収まりきらないことを知らされましたため、これは未来的な構想、そして実際に音作りの過程で、様々な音プランが浮き上がってきたこともあって、、

また、気づいたら自作にも「月」がたくさん登場しています。また今回のライブの為に、見直しの曲に「月」という文字をはめたら、しっくり納得できる楽曲になったものもあります。


月という文字こそはなくとも、私には歌いながら「月」を連想させる曲も今回は含んでおります。自作は別としても、これは外せない、という選曲で今回のライブを作ってみました。

セットリストを以下に紹介させていただきます。

7月1日お寺でシンガーソングマリンバ

前半

 One Day True Love Comes (詞曲新谷祥子)

 旅するムーングロー(詞曲新谷祥子)

 月光ソナタ (ベートーヴェン)

 月夜のハイウェイドライブ(詞曲仲井戸麗市)

 スローバラード (詞曲忌野清志郎)  

~ゲスト君塚仁子さんを迎えて

6 チェンバロ協奏曲より (バッハ) 

7 暁  (新谷祥子)    

8 朧月夜 ( 岡野貞一曲)   

後半

1  Fly Me To The Moon (詞曲Bart Howard)

~クリストファー ハーディさんを迎えて

2 東へ西へ(詞曲井上陽水)  

3 Moon Rise (クリストファー ハーディ)   

4 It’s only a Paper Moon  (ハロルド アーレン)

5 Naci En Alamo  (ジプシーソング)   

6 月の砂漠  (佐々木すぐる曲、加藤まさを作詞)   

7 月と太陽 (矢野顕子)   

アンコール

 冴えた月の下で (詞曲新谷祥子)  

Img_6286

2017年5月10日 (水)

5月4日セットリスト

「あの部分で演奏していた曲はなんという曲ですか?」
音を心に留めてくれたお客様からの質問はとてもとても嬉しいです。

ということで、朗読の背景に奏でた曲の数々を紹介させていただきます。

5月4日 ライブ「寺山修司 あしたはどっちだ!あしたのジョー」
台本 寺山偏陸
三上博史(朗読、歌)
新谷祥子(演奏、歌)

表記はこんなふうにしています。
演奏曲/詞曲者→(台本上の項目/文)歌唱者

セットリスト

●五月の詩•序詞/詞寺山修司/曲J.A.シーザー→(五月の詩•序詞)三上博史歌
●五月の詩に寄せて/曲新谷祥子→(同上)
●クロッカスの歌/曲新谷祥子→(生き続ける寺山/九條今日子)
●Come Down Moses/曲J.A.シーザー→(同上)
●平均率クリヴィーア曲集よりプレリュード1番/曲バッハ→(竹宮恵子は,,,/寺山修司)
●エレジア/曲V.リエティ→(万才!ジルベール/寺山修司)
●春への憧れ/曲モーツアルト→(どうして?どうして?竹宮恵子)
●前奏曲BWV934/曲バッハ→(同上)
●力石徹への弔辞へのドラミング/曲新谷祥子→(力石徹への弔辞/寺山修司)
●しゃぼん玉/曲中山晋平→(同上)
●あしたのジョー/詞寺山修司/曲八木正夫 
●戦争は知らない/詞寺山修司/曲加藤ヒロシ 新谷祥子歌
●仏壇哀鈴/曲新谷祥子→(佐伯俊男は,,,/寺山修司)
●夢は夜ひらく/曲曾根幸明→(同上)
●この世の花/曲万城目 正→(林静一論/寺山修司)
●荒野の光へ/曲新谷祥子→(先頭の孤独/寺山修司)
●霧のアリア/曲新谷祥子→(懐かしのわが家/寺山修司)

全曲アレンジ/新谷祥子(記載した曲をもとに即興も多いです。)

今回は竹宮恵子さんや登場する林静一、佐伯俊男、など画家のイメージ、描かれている叙情に寄せて私なりの選曲をしています。

エロス的な美の世界観も音にしていく試み、、、
Img_4079_2(マリンバのパイプすれすれまで、超満員のお客様。私の後ろにもサングラスの婦人がずっと立っていました。)

2016年5月10日 (火)

セットリスト/スポーツ版裏町人生

http://www.asahi.com/articles/ASJ545J79J54UBNB007.html

前回はあしたのジョーについて衝動的に書きました。
今回は他の曲について

寺山修司「スポーツ版裏町人生」の中には寺山が好きで聴いていただろう昭和歌謡が多く登場します。
いい歌、ほんとにいい歌。
リハーサルと舞台本番、どちらも弾きながらゾクゾクするものがありました。
それは歌の持つ力だけでなく、三上博史という俳優、歌手の凄みに触れたこと。
コラボレーションという言葉がありますが、そういう優しさを含む言葉では決してなかった、、、、個人的には中原中也役のドラマからずっと気になる俳優さんでありましたから、声を横で聴きつつの演奏は感慨深くありました。

セットリスト
昭和歌謡から(以下3曲は三上さんの歌で)
♪星の流れに
♪昭和ブルース
♪新宿ブルース

寺山修司作詞の曲
♪あしたのジョー(新谷歌)
♪戦争は知らない(新谷歌)福士正一さんのダンスとともに
♪ふしあわせという名の猫(三上さん歌)
♪五月の詩 序詞(三上さん歌)


台本で使った私の曲は
♪眠る馬
♪幻の馬
♪友よいずこ