カテゴリー「髙田雨草 水墨画家」の13件の投稿

2018年9月 5日 (水)

世良啓氏の投稿

太宰治や寺山修司研究など、私が刺激をいただいている世良啓さんの投稿です。
フェイスブックからの投稿を許可いただきましたので以下をぜひ読んでいただきたいですheart01
世良さんの写した写真がまたいいです!

外は台風通過中。かなり激しい。
先月七戸で開かれた「高田雨草水墨画回顧展」を思い出す。

七戸の森の中に民芸館風の建物。室内に新谷祥子さんのマリンバが雨音のように響いていた。

二階は雨草の服飾デザイナー時代から水墨画家時代までの本格的な仕事を一挙に展示し、一階はプライベート、遊び心満載の絵手紙やイラストを集めて、その生涯が見渡せるような豊かな展示。

棟方志功は現代アートの先駆者ポロックより早く、世界で初めて墨の飛沫をそのまま活かした画法を編み出し、絵や書をかいたといわれる。
高田雨草の水墨画も、そんな躍動する線が印象的だ。草木や山河、雪月花に野生の命を宿らせて、静かに激しく自由自在、時にはユーモラスに筆が動いてゆく。

空白の使い方やモチーフの繰り返しにデザイナーとしてのセンスが見える。画面の沈黙が"北の世界"の息づかいを際立たせている。
まるで新谷さんの奏でる音を絵にしたような、いや、雨草の墨筆のリズムをマリンバが音で立体化させたような、つまりあのマリンバの音に潜む地霊の源泉を知ったような、リズミカルな墨の音色。作田川、奥入瀬の流れ、霧や雪の匂い、縄文から続く七戸の森や遺跡、まつりの笛の音や神楽…そうしたものに繋がって見える、聴こえる。

デザイナー時代の高田ヨネ(雨草)の仕事もすごい。デザイン画をいわさきちひろが手がけていて、すごくかわいい。
絵手紙には姪の祥子さんへの愛情が溢れていて、微笑ましい。

こんなすてきな人が七戸にいたんだ…
またぜひ開催してほしい。

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2018年8月22日 (水)

ギャラリーのページ

回顧展にお出でになれなかった方から、ギャラリーのホームページはありませんか?と質問されました。

現在は以下のフェイスブックにページを作っているだけです。今後は自分のホームページのリニューアルに合わせてwww.shokoaraya.com 内でページを作る予定もあります。

それにしても最近のツールは、どれもこれも、速い、いや、速すぎる伝播に驚きます。
私はコンサート案内など、できる限り、郵送なり、手渡しなりで個人個人に情報をお届けする方法を選んできましたが、やはり、この齢になれば、練習内容、進行、雑務、時間配分は若い時のように行かない部分もあります。
時間に追われると、いよいよ個人情報伝達だけでは限界のあることも知らされます。

この小さな回顧展においても、県内の2大新聞紙が取り上げてくれましたし、ブログ、フェイスブック投稿を読んできました、というお客様や、初日にご来館の方から「口伝え」ということでやってきてくださった方々の数。実際、誰かに教えたい、という気持ちから紹介する口伝えでということが何より嬉しかったりしますが、、、

ご案内の封書に自分の一筆を加えられたら、それは理想的。
(今回は、ちょっと準備混迷、多難続きで、一筆を添えられず失礼しましたが、、)
今回は様々なライフバランスを感じた回顧展でした。

東京に戻ると、学生が送ってくれた残暑見舞いの葉書、言葉は少ないけど優しい文字並び。
若い人にも救われますね。ありがとう!

2018年8月20日 (月)

回顧展終わる

4日間の開催が無事終わりました。
様々な場所から、オールエイジの方々にご来館いただきました。
およそ200名様のご来館、予想以上でした。
初めての画廊主という立場。
なせばなる、今はただただ安堵感です。

実に様々な視点でご意見、感想をいただきました。すべてが学びです。
濃い夏
いや、濃すぎる夏。

ご来館ありがとうございました。
テーマ別に今後もアート発信の場でありたいと考えております!

こちらはメイン展示室の一部です。

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2018年8月17日 (金)

姉と妹

正直に申せば、準備中の画廊の真ん中で途方にくれて、へこたれそうな日も。
しかし、もう3日めになり、明日が今夏の最終日。

エントランスにと睡蓮を運んでくれた姉、
四日間の食生活は大丈夫なのかと心配し差し入れ、キッチンで料理する姉、
裏方で走る妹、
興味の的を私に向け続けてくれる妹、

私はひとりっ子。姉と妹を知らない、と思っていたけど、この齢になってみれば、ふつふつと情愛たる真意に浸りゆく日々を過ごしている。
人は一人ではない。
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2018年8月16日 (木)

ようこそ!

髙田雨草水墨画館
エントランス

椿の花、板墨絵
雨降る回顧展
雅号が雨草の伯母…

画廊には初めて墨絵をみるという方や、案内パンフレットの絵に惹かれていらした方や、
遠路からの方々、新しいお客様に出会えております。
短な会話でも、思いがけない繋がりに気づいたり、絵の感動からご自身のことを打ち明けてくださったり、この出逢いに感謝いたします。
18日まで開催中です。


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2018年8月13日 (月)

回顧展迫る!

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髙田雨草水墨画回顧展
8月15日初日です。
エントランスの墨絵も決まりつつ。

そしてこちら
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伯母の服飾デザイナー時代の資料も一部展示します。
これらは昭和の戦後の婦人の服装革命的な勢いを感じる資料の山。
伯母は死後もなお、私を叱咤激励。
画廊主なんて務まるかどうか、しかし創作の手を止めるな、と言われているかのようです…
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2018年7月11日 (水)

ついに、ご案内状です

ご案内状が完成しました。

三つ折りの案内状。
紹介文、伯母髙田のこと、カラー写真で墨絵の紹介、お弟子さんのお言葉、、、
さりげなく紹介する文章のつもりが、ちょっと長くはなりましたが、それでも満足いく仕上がりです。

町の広報掲載は個人運営のものは掲載許可がおりず、、残念。
故人が残した静かな活動を知ってもらうことすら、その文化情報の2行のお願いも無理でした。

活性の種を蒔いてくれよ、、
若い子どもらの目に、誘いの笛を吹いてくれんか、
故郷の土に、色、形、様々な種があらばこそ、

ということで、もしこのブログを読んでくださっている私の郷里の方で、案内パンフレットを紹介、もしくは店頭、などに置いてもいいと提案くださる方がおりましたら、おしらせください。
shokoaraya@icloud.com

私自身もこのわずか4日間の画廊の開館と伯母の作品を紹介する時間を大切に考え、準備に勤しみます。
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2018年6月 2日 (土)

洋裁質問箱!

昨日届いた本です。

濃い内容にも関わらず、執筆者の名前を協力というタイトルにしているだけですが、こんなに丁寧でガイドされた洋裁の本。貴重な古書です。(昭和55年、文化出版局)
どのページにも、洋裁が初めての人に、懇切丁寧。
こんな手間のかかった本を作るって、、いったい、、、
それが正直な感想でした。

伯母が深夜まで原稿に追われていたことは知っていますが、著作物や、雑誌のインタビュー、自分の名前が記された記録などにはまるで関心がなかったような振る舞いでした。だから私自身この本の存在も知りませんでした。

実際、そういうものに執着しているような人ではありませんでした。旅行写真なども、人生で暇ができた老後にでも整理すればいい、今そんな時間は勿体無い、、と語っていましたし、とうとう整理もなく、逝ってしまったな、、、
回顧展をするにあたり、資料集めが難しいのはそういう理由でもあります。
水墨画の資料はおおよそまとまりつつありますが、伯母の活動したアートな仕事を網羅したいと思っても、まあ、それは欲張らず、、徐々に、、、で。
この先にも小さな画廊企画展ということで、やれそうかもしれませんし。

小さな画廊で、主のいない今、そこで何ができるだろうと思う時、
私にできること、、、
おそらく、そっとささやかに画廊を訪れた方々に伯母の心を伝える時間を作ること。
恩返しです、だなんてとても言えない。
余計なお世話よ、って言われそう。
でもきっと、、ちょっとは喜んでくれるに違いないから。

さて、展示室の音、環境音とか伯母の好きな音楽とか、、自分も録音してサウンドインスタレーションも計画中、、、ってできるかな。
ちょい、この作業を自分、(*^-^)欲張って、楽しんでるな、、、

フライヤー会議続く!
怒涛の6月、乗りきりますっ!
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2018年5月31日 (木)

回顧展の準備へ

どこからどうやって始めたら良いものか、、途方にくれていたけれど、今日ようやくご案内用に作成するパンフレットの原稿を揃え、デザイナーとミーティング初回。

さて、ここからが本格的な準備となりますが、初回のミーティングが叶ったことだけで、少し前進。
回顧展へのご案内文、信頼するお弟子さんのメッセージ、画廊の紹介、写真の選定、紹介する絵の配置、簡略化地図の下書きなど、、
こういう作業はコンサートのそれとは違いますが、流れとしてはやはり演奏家として慣れてきた自主企画コンサートのノウハウを思う存分発揮せねばと考えています。(*^m^)

こんな準備の昨日、伯母が執筆していたものを発見。こちらは水墨画家としてのものではなく、昭和56年、服飾の教員をしていた当時のもの。
絶版ではあっても、昨今のネット事情で難なく取り寄せが可能とわかり早速ネット注文。
明日かな、明後日かな、その本が到着するのが、今ちょっと楽しみです。

画廊のランプ
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2018年3月 1日 (木)

回顧展準備開始

伯母、髙田雨草(ヨネ)の七回忌の今年、回顧展を夏に開催します。

墨絵の題字をカードにしていたようです。これは練習用だったのかもしれません。
空箱に何枚も収まっていました。

伯母の墨絵だけではなく、様々に生活を楽しんだアートの数々が紹介できる色彩豊かな回顧展目指します。

もし、このブログを読んでくださる方で、伯母との思い出を短いメッセージとして私に授けてくださることが可能なかた、連絡をいただければ幸いです。
shokoaraya@icloud.com
までお願いします。
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