カテゴリー「髙田雨草 水墨画家」の3件の投稿

2017年10月15日 (日)

朝の花摘み

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日が差す時間はあっという間に過ぎる北国の秋。
朝の風に包まれて、勇者の出で立ち銀ススキに見とれる。
赤い実、紫ほころび、苔は可憐。
石灯籠に垂れる葉の色に足を止める


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どうぞ、ここにそっといてください。
来年の回顧展へ向けて、ちょっとしんみりともなる、主のいない広い家。

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2017年1月 5日 (木)

遊び心で

2011年の正月のまま、、伯母の画廊のエントランスから廊下を使って行われた正月縄飾り展はアーティストだった伯母の遊び心を勢いよく映しだすものでした。

伯母は2012年に永眠。残された多くのアートが今も息づいています。

少しだけ場所をレイアウトしていますが、飾りをそのまま今も。
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↑乾燥した植物を寄り合わせて、、今も色彩を失っていません。
後ろの大きな豆は私が楽器として購入したものだったような。。
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↑飾り盆なのか、紙細工なのか、不均衡に開いている穴さえも、その角度の粋を利用し枝を通す。配色と紐の長さも、服飾デザイナーだった伯母はこだわっていたようで、そういえば私のステージ衣装の紐一つにも結び方、垂れる長さ、、細部提案ありました。
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↑素朴な縄に枯れ草を寄せています。
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↑ごく一部だけの写真ですが、材木業のかたから譲られた板に墨絵を描き、それを
何気なく籐の椅子によりかけています。
それだけだと、おさまりが良過ぎて、どこかに崩しの美学を入れたかったのかもしれません。無造作に紐をぼさっとひっかける。そして、墨絵に描いた花の色を意識してのことか、朱に染めた縄を飾っています。
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↑松、腰飾りのようなものはイッセイミヤケ、もしくは好んで着ていたレディースのTAKEZOの帯かもしれず、、くしゃっと和紙を合わせています。
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↑ここはまだ整理していない飾りです。
おみくじや絵馬、矢、包装紙、箱、、色彩を生かしていました。
ここまでは縄を飾ったものですが、正月飾りは他にもそのまま残して、、
展示を整理し、よりよい形で紹介できる日をと考えております。

2016年1月12日 (火)

屏風絵と再会

昨年から伯母の作品が飾られている場所を訪ねている。

青森市内にある神社の絵画室に飾られている「下北海岸」屏風絵。
この海岸は「仏が浦」とも呼ばれる本州最北端の神秘的な岩の林立地。
伯母はほとんどの墨絵を現地に赴いてスケッチした下絵をもとにして描いていたが、この角度からのスケッチはヘリコプターにでも乗っていなければあり得ないこと。おそらくなにかの写真をもとに描いたと思われる。

お弟子さんから聞いたが、右の余白に打ち寄せる波などを描くことをしなかった理由もわかった。余白と墨塗り部分との比率、、そういうバランス美学に関しては服飾デザインの仕事をしていた伯母の重要な主張でもあった。
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