カテゴリー「作品紹介」の12件の投稿

2019年9月23日 (月)

帯届く!

Img_9310

指定図書になった翻訳絵本「たてる こうじの絵本」の帯が届きました。先日の八戸公演では物販コーナーに絵本も並べさせていただきましたが、以前購入されたという方がそれを2冊ご持参くださって、サインを希望してくださりました。その絵本、何度も何度も読んでくださった証、紙をめくる時、パリパリの新しい感じではなく、柔らかくてふわっと指に馴染みました。お子さんと一緒なのか、どこかの施設なのか、教室?詳しくは聞きませんでしたが、「みんなこれ大好きですよ。」という一言に、熱くなりました。

Img_9319

翻訳が完成するまで、たくさんのメモノート、リサーチノート、擬音をモノクロコピーに当てはめてみたり、重機資料などの収集、様々なプロセス資料が生まれました。完成したのだからそれらのいくつかは処分しようと思ったのですが、そんなことはまだできそうにありません。小さなメモにも言葉と向き合った日々を思い出します。

2019年9月 5日 (木)

アルバムちょっと旅する!

アルバムニュース!

今月、アムステルダムで行われる国際放送展にてアルバム協力くださったSankenマイクロホン様のプレゼンにて新谷祥子アルバムが紹介されます。来月はニューヨークの国際音響展でも紹介していただくという報告を受けました。11月は日本でも!(幕張メッセ)

1枚、1枚を聴いていただく手売りのインディーズですから、こんなニュースはとても嬉しいことです。 制作に関わってくださった方々への感謝の気持ち膨らみます。

5年ぶりとなった今回の新しいアルバム「NOT I BUT THE WOOD,,,」は4曲のインスト曲と10曲の弾き歌い、書き下ろしです。私のホームページから情報を流しております。

今回、自作の中でも気に入っているもの、それをアルバムの最初の方に置いてみました。

カケラ、目眩、この2曲は自作の中で大きく飛躍した(であろう)ナンバーです。楽曲の全体性として木の余韻と歌の流れを理想的に表している曲になりました。ビートで歌を伴奏しがちな鍵盤打楽器という特性を持つマリンバの役割を、大きく拡大したい、そういう願いは常にあり、その意味で、この2曲は穏やかに聞こえるかもしれませんが、かなりな挑戦曲。ましてやアルバム冒頭に配置するというのも、ちょっとした自分の意思の現れ。

でもお客様からのお声はアルバム後半の方への反響が大きいです。それは、よーくわかります。より色彩的に時間をかけながら、にわかに変化していくアルバム内容、その空気感を大事にしたかったので、最初の穏やかな響きに対し、後半の綾はゲストお二人のおかげもあって、耳に楽しんでいただく要素があると思います。でもゲストの音を聴きながら同時録音するというスリリングさ、これは予期しないマリンバ音のアプローチも録音現場で生まれています。だから、そういう緊張感も伝わる曲がシルバー、やone day true love comesなのだと思います。

多くの方が楽しんでくれているのはピエロが歩けば、、これは、はい。素直に、自分も楽しみました。

秋に海を渡って旅するアルバム。行ってみたいな〜〜聴いてみたいな〜〜音響のプロが集まる場所での自分の音。

さ、今日はマリンバアレンジ、、。東京も涼しい風吹いている。

2019年9月 3日 (火)

ボードブック届く!

Img_9160

右(ニュージーランドの原書)

左(アメリカのボードブック)

アメリカにいる息子から、絵本が届きました。ちょっとや、母の仕事に関心を持ってくれたようで嬉しいという個人的感情はさておき、、このタイミングでなんともまた嬉しいニュースです。

この翻訳絵本「たてる こうじの絵本」が本日、読書感想画コンクールの指定図書の1冊に選ばれました。(9月3日毎日新聞朝刊で発表されております)

応募要項などは以下のサイトに詳細があります。「たてる」は小学校低学年1、2、3年生対象です。
今朝、この嬉しい報告をいただいて、昨年の今頃、工事音のリサーチや、工法や重機の学習に走っていたことを思い出しました。
もちろん、今でも重機を見たら萌え、萌えの私ですが。


このコンクールですが、文章ではなく、絵本からの感想を画にする、という発想にまず新鮮さを感じます。
もう30年の歴史があるということ、しかし、読書感想文は知っていたけど、感想画コンクールの存在を知らず、、、恥ずかしながら。


息子が小さい頃に、こういうことをもっと知っておくべきだったな〜〜〜。でも小学校などではどれくらい積極的に参加を促すのかな、、
自分は職業的なこともあって、擬音伴った絵本の特性からこの依頼を受けましたが、絵本から見える働く現場、こういう形で紹介できているのは原書のもつ魅力です。


そして、福音館書店の編集者Yさんの励ましによって、自分の「言葉」に対する未知数を埋めていただき、膨らませていただいた、そんな感謝を抱く朝でした。

2019年8月 1日 (木)

リリース!そしてハイレゾ配信です

Img_7759

ハイレゾってなんだ??私の場合は超アナログ人間で、こんな質問をしたのは数年前。

レコーディング時の臨場感などリアルで音質が高いことは知っていましたが、今回自分の音源がハイレゾ配信ということで、再度、音響のプロに質問浴びせていました。

配信を勧められたのは、やはり録音の状況がとても良かったこと、音響的にマリンバの響きに高い関心を持っている人が多いこと、歌とマリンバの同時録音ならではの呼吸感が伝わること、、、などの理由です。

本日のリリースに合わせて配信も始まりました。ここのリンクから楽曲をデモ的にちょこっと聴いていただけるようになっています。でもそれはハイレゾ配信の音とは異なります。

mora
https://mora.jp/package/43000165/AY004_96A/

e-onkyo
https://www.e-onkyo.com/music/album/ay004/

 

そして、もう一つはホームページがリニューアルというお知らせです。まだ工事中のページがありますので、アクセスできないものもあります。不完全ではあるけれど、スマホでも読みやすくなりました。ぜひお寄りください。

www.shokoaraya.com

 

2019年7月31日 (水)

ゲスト、チャボさん

Img_8180

CD制作のことをちょこちょこっと書き綴ってみようと思います。

まずは、チャボさんとのレコーディング終了後の安心笑み写真です。

チャボさんには1曲だけ参加していただいたのですが、以前のように3曲とか豪華に、、とは思ったものの、、この1曲だけという仲井戸麗市ギターの存在がこのCDには必要でした。マリンバと歌が中心というCDの中で、ギターの光り、チャボさんという、私には音作りのキーともなるこの方の存在とテイストをどういただくか、、

それがone day true love comesという楽曲になりました。この曲ではチャボさんがパーカッションも似合うね、と言ってくださったのですが、冒頭はギターの音の上で歌いたい自分の気持ちが強く、そして純粋にギターとマリンバの音色の溶け合い(ライブでは丁々発止の方が多い、笑)、を音として記録したい、CDならこの二つの楽器はこういう鳴り合わせがある、という静観さを聴いてほしい、というのが本音でした。

そして、実はテイク数もすごく少ないという今回の録音。なるべくライブのような一度きりの緊張感とか、そして練り過ぎて面白みをなくすような危険も避けたい、どちからと言えば、エネルギーの練りだしより、新鮮な臨場感を優先したのものに、、木なんかを打って歌うんですから、その原初というか「初々しさ」の極みがどこかに残る瞬間あることを、許されたいという創作の本音。

音律がはっきりしたマリンバですけど、どこかに自然物としての存在と自分の素の心の形が寄り添っているもの、そういう作品を作りたいと思っています。

曲順。今回は自分ではなかなか決定できず、スタッフのみなさんの意見もいただきました。結論から言うと、やはり最後は授かったヒントを元に自分で決めましたが、声の調子も数分ごとに変化する中、弾きながら歌う、という同時録音には満足しているCDです。最初のアルバムではそれができなかったけど、今は弾きつつ歌うというソングライターとしての姿勢をそのままアルバムにしております。

チャボさんのギターがどの部分で鳴り出すか、これもまたすごく重要でした。たった1曲の中で聴こえるギター。

今回私の別曲にギターという歌詞が登場します。これは比喩的な意味で使っているので、直接の楽器ギターではないのですが、その歌詞とリンクして聴いてしまう(実際、この私自身が)発見もありました。自作なのに、客観的に様々なシーンを思い浮かべてしまうこともあるのですから可笑しいですね。

レコーディング終えて深夜、チャボさんを見送る駐車場。チャボさんは疲れを見せない。すぐぐったりする新谷にエールを送ってくださる。

なんだか胸いっぱいの日でした。

リリースが明日。2月の寒い風とピリッとした録音の空気が懐かしい、、、

Img_8620

 

 

2019年7月29日 (月)

孔雀もお届け!

Img_8453

孔雀ロゴのオリジナルクリアファイル!以前、このデザインでバンダナを作っていただきましたところ、好評でしたのでCDリリースに合わせてこちらのクリアファイルに再度デザインをお願いしました。

新谷出演のライブ会場に来てCDを購入くださる方や、新谷SNS上でのリリース前のご予約の方へお渡ししています。ということで、シツコイようですが、7月31日までこのブログからCD情報を得ていただいた方にもお送りします。

嬉しい悲鳴ですが、この時代SNS発信によってたくさんのご予約を受けましたこと、これまでと異なる驚きもあります。5年ぶりを待ってくださった方々のお声、遠方でライブに行けないからというお声。様々なシーンを音に綴っていく気持ちが高まります。

 

NOT I BUT THE WOOD...

私ではなくて木が...

全14曲新谷祥子オリジナルアルバム

ぜひ、こちらまでご予約ください。

shokoaraya@icloud.com

 

2019年7月 4日 (木)

アルバムコンセプト araya shoko

Img_8483

NOT I BUT THE WOOD ...        邦題「私ではなくて 木が…」

アルバムに寄せて 新谷祥子

マリンバを弾きながら、歌っています。

5年ぶりのオリジナルアルバムが完成近くなりました。

このアルバムは10曲の弾き歌いと4曲のインスト、合計14曲が収録されております。

 

歌詞がある曲を、マリンバの素朴な木の響きに乗せて歌う活動をして10年の歳月が過ぎました。まだ10年、、というところです。自作の曲だけで作るアルバムは今回が4作目となります。

4作目には、高田英男氏にサウンドプロデュースと録音をお願いしました。ずっと願っていたこと。

高田氏との打ち合わせの会話の中から、そして録音現場進行中というタイミングにおいても、私がアプローチしていたマリンバと歌の関係に大きな変化、刺激がもたらされました。

これまで、歌(言葉)を伝えるために、私が楽器として選んでいるマリンバは明らかに「木質」そのもの、豊かな倍音も出る楽器ですが、やはり打鍵というイメージの強い打楽器として考えているところはあります。旋律も和音もリズムも奏でられるマリンバ。でも歌ものの伴奏として使うとなると、リズムや和声コードが優先されるような存在になってしまうことは否めない状況でした。

しかし、今回のアルバムはそんな固定概念から大きく離れ、歌いながらもマリンバの新しい響かせ方、音と音の間、そこには聞こえていない音の意味さえあり、木を打つこと、声を出すことの両方が同格的で、まるで木が言葉、声が音飾りでもある、そんな一瞬がところどころに現れ出ています。マリンバにこんな表情があったのかと、音を録っていただいている瞬間瞬間に発見がありました。これまでのアプローチから大きく飛躍できた弾き歌い、そしてマリンバのインスト曲の導入も増えた1枚となりました。

曲の中では、マリンバを即興的に紡いだ場面もあります。録音現場でそういうマジックが起こったわけです。意図せずに音の必然、音の遊び、音の間、が生まれました。

4枚目のオリジナルアルバムのコンセプトはまさに、このタイトルに託しています。英語タイトル「NOT I BUT THE WOOD…」日本語タイトル「私ではなくて 木が …」は、フリーダ ロレンスの著書D.H.ロレンス伝「私ではなくて 風が…」という小説からこのタイトルが浮かびました。

小説の内容とは全く関係がありませんが、この社会的には何かを為さねばならない「自分」という役割を外に置いて、まるで他者のしわざであるかのような言い回し、それは実際には他者ではなく、風、私の場合は最後に「木」としましたが、それらは自然が先にあり創作の担い手は自分、それは木に準ずるとした自分の姿勢でもあります。マリンバは木、現在の楽器は音律が狂いもなく調整された楽器として成立はするものの、原初の時代において、木を奏でながら言語活動や、節を繰り返して唱えたり、それを伴奏に歌ったり踊ったり、本能的な活動の根源に「木」があったに違いないと思います。

私はピアノでも弾き歌いをしますが、やはり出逢って長い時間を費やしているこのマリンバという楽器の「木」ゆえの響きがあって弾き歌い、それは回帰性と繋がり自分がほっとする時間でもあるからだと思います。

新谷祥子

2019年6月

CDはアマゾンでご予約開始されております。もしくは新谷祥子shokoaraya@icloud.comまで。♡♡♡

2019年6月30日 (日)

アルバム「NOT I BUT THE WOOD... 」

NOT I BUT THE WOOD...
私ではなくて 木が...


ギターとマリンバのデュエットシリーズ、そしてアルバム「ローズウッド シンガー」で共演叶ったロックレジェンド仲井戸麗市を再びゲストに、また長きに渡り創作を共にしたクリストファー ハーディのパーカッションと、かつてのアルバム「Pas a Pas」の制作から時を経て再びエンジニア高田英男をサウンドプロデューサーに迎えた新谷祥子全作詞作曲による5年ぶりのアルバム。

ご予約開始となりました。
5年ぶりのアルバム、全14曲新谷祥子オリジナルです。8月1日にリリース
ゲストミュージシャン:仲井戸麗市、クリストファー ハーディ
このブログをご覧になって、ご予約をくださる方には特典情報がございます。
ぜひ7月いっぱいのメール申し込みをご利用ください。
お待ちしております。
Cd

2019年6月23日 (日)

嬉しい記事です!

 

Img_8451

翻訳した絵本のことが書評として掲載されております。業界誌という、コアな雑誌に置いて、とても嬉しい記事内容です。

記事を書いてくださったかたにこのブログが届かないかもしれませんが、内容がとても素敵で、、本当にありがとうございますとお伝えしたい。

また、ある遠くの本屋さんにもポップ付きで大きく紹介している写真、窓に立てかけて飾っている本屋さん、読書会で紹介してくださった写真、お子さんが熱心に読み入る写真などなど、、続々私のところに届いております。

原書の魅力があってのこと、私の翻訳という初の試みは今でも本当にブルブルっと震えるくらい、こんな大事な仕事に関われたことへの緊張がまだ解けないというのが本音です。読後感想やら、メッセージやら、この書評、新聞記事などを受け取ることによって、あー、この翻訳が役立っている場所があってよかった、、と、胸をなでおろしている自分なのです。

一番嬉しかったのは、海外にいる大学生の息子が原書に関心を示し、オーダし、母親の仕事に関心向けてくれた気配、、かな。(親バカ、、、)

2019年6月17日 (月)

母の机で

CDブックレット最終文字校正。14曲書き下ろし中、10曲の歌詞の文字配列などを確認します。

昭和時代に母が仕事で使った大机の上で。

磨いても沢山の傷が残る温かみ。子どもの頃、母の横に座ってぬり絵をしたり、糸?遊びをしたり。

今、こんな歌詞を書いている自分。母も私も想像すらしなかったわけで、、

歌詞を見つめている今、愛しい時間。梅雨の曇り空の窓辺から…

ということで、新しいCDが出来上がるまであと少し。ひとつひとつの文字や、漢字の重さ、歌う間合いとスペースの置き方。詩でありながら歌詞であることへの読み方の配慮。

うー、迷いはまだありますが、決めなくちゃ。^_^



5bdf2b74a6874894becc0f2767220337B5513890912b44de96e7beb1cc7b73d4

より以前の記事一覧